「至難の業」と「至難の技」は何が違うの?使い方や類語も紹介
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更新日:2025年03月05日
「無知の知」という言葉を知っていますか。この言葉は哲学者ソクラテスが言った名言として有名ですが、詳しい意味や使い方を知らないという方は多いでしょう。ここでは、「無知の知」の意味や使い方、例文、類語、対義語などについてみていきますので、ご参照ください。
目次

「無知の知」は哲学者ソクラテスの言った名言ですが、「無知の知」の他にもソクラテスは格言や名言を残しています。ここでは、「無知の知」以外でソクラテスが言ったとされる「無知の知」に関連する名言をいくつかご紹介します。
「The only good is knowledge and the only evil is ignorance.」 (唯一の善は知識であり、唯一の悪は無知である。) この言葉は、「無知の知」にもつながる言葉です。日々変わる世の中についていくためには、知識を得ることが必要であり、無知であることが悪なのだという意味です。現在は自分から知識を得、自己を守り闘わなければどんな世界でも生き残れません。知識を得ようとすることの尊さを説いた言葉でもあります。
「The only true wisdom is in knowing you know nothing.」 (唯一の真の英知とは、自分が無知であることを知ることにある。) これは「無知の知」と現在言われている言葉のもとになった言葉です。自分が知らないことがあるのがよくわからないから恐れ、隠そうとするのではなく、知らないことを認めてもっと知ろうと努力することの大切さを説いています。
「Think not those faithful who praise all your words and actions; but those who kindly reprove your faults.」 (あなたのあらゆる言動をほめる人は信頼するに値しない。間違いを指摘してくれる人こそ信頼できる。) この格言は、ある程度の経験を積んだ人であれば、意味がわかってくる言葉です。人はいろいろなタイプがおり、ただただ誉めてくる人もいれば、時に厳しいことを言ってくる人もいます。 では、どちらの人を信頼するかという場合には、厳しいことを指摘してくれる人こそ信頼しなさいということです。厳しい指摘は、さらに上を目指すためのものであり、ただ褒めることはそこに立ち止まること、満足してしまうことだという意味です。
「Thou shouldst eat to live; not live to eat.」 (生きるために食べよ、食べるために生きるな。) この格言は、人は目標を持ちその目標に向かって生きるために食べなさい、決して食べることを目的に生きないようにしなさいという教えです。現代で言えば、「お金のために働くな、目的のために働いて、その結果お金を得よ」ということになるのではないでしょうか。現代の中においても、なかなか耳の痛い言葉です。

ここでは、「無知の知」に近い意味のことわざをご紹介します。
「一知半解」(いっちはんかい)という言葉があります。この「一知半解」とは、「少ししか知らず、十分には理解していないこと」「生半可な理解や知識しかないこと」を意味します。どういった使い方をするかですが、以下のように使います。 (例文) 「とにかく何から何までが一知半解だったが、とにかくその場はやり過ごすことができた。」 「昨今では、一知半解のウンチクを語る奴が増え、そういった書物も世の中にあふれかえっている。」 「一知半解」は、よく知らないことという意味に対して、「無知の知」はよく知らないことを自覚することの意味を言っているので、似ているが意味は違う格言だといえます。
これは「無知の知」という格言を言った哲学者ソクラテスが「無知は罪なり」と言ったことから言われる格言です。正確には「無知は罪なり、知は空虚なり、英知持つもの英雄なり」という言葉です。 この格言は、無知でいることすなわち知恵を得ないでいることは社会の役に立たずにいることから罪であり、知はただの知識を意味し、実践に役立たないただの知識だけでは空しいものであり、行動に結びつく知こそが意味があるという意味です。

記載されている内容は2018年03月08日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。
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