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間違う人も多い「ご健勝」「ご多幸」の意味と違い・使い方と例文

ビジネスマナー

いまいち難しくてなかなか正しい意味を調べることのない「ご健勝」「ご多幸」という言葉。調べてみると意外に簡単で、何にでも使える言葉というのをお分かりいただけます。でも使い方がわからない時のために例文を交えて「ご健勝」「ご多幸」という言葉を紹介していきます。

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「ご健勝」「ご多幸」使えていますか?

年末年始は何かと挨拶する機会が多くなりますね。 忘年会、新年会、異動の挨拶などなど様々な場面で挨拶をすることがあります。 ではよく挨拶として使われる「ご健勝」「ご多幸」ですが、きちんとした意味を理解することで使う場面を間違わずに済みますよね。 「ご健勝」「ご多幸」のきちんとした意味を紹介し、使い方まで解説していきますね。

「ご健勝」の意味を理解しましょう

「ご健勝」は「ごけんしょう」 と読みます。 勝をかちと読まなければ問題ありません。 「ご健勝」の意味としては、「健康で身体が丈夫なこと」 という意味です。 相手に対してずっと健康でいてくださいね。健康には注意してくださいね。という意味を込めて使う言葉です。 単語としては健勝です。 「ご」をつけて「ご健勝」としているのは丁寧語になっているからです。 活躍がご活躍になるのと同じですね。 健勝だけでも意味は同じです。 健は健康の健ですからわかりやすいですね。 健やかという意味があります。 勝は、勝つ、すぐれているという意味を持ちますから、健康ですぐれているさまと理解できます。

「ご多幸」を理解しましょう。

ご多幸とは書いて字のごとくです。 とても幸せであること。幸の多いこと。多福。 大体ご健勝と一緒に使うことが多いですね。 挨拶文として使いますので、スピーチや挨拶の最後に使われます。 ご健勝もご多幸も日本ならではの相手を思いやる気持ちがこもった言い回しと言えましょう。

ご健勝とご多幸の使い分けは?

ご健勝は相手の健康を願って使う言葉です。 ご多幸は相手の幸せを願って使う言葉です。 特に使い分けは気にせず、ご健勝ご多幸をお祈り申し上げます。というようにセットで使われることが多いですね。 ただ、ビジネスに場で異動されて行く人に対して、幸せが多い事を願うということよりも、健康に気をつけてくださいという気持ちが強ければ、わざわざセットで使う必要はないでしょう。 そのシチュエーションで相手の幸せも願っている場合には「ご多幸」とつけたほうがいいですし、そうでなく健康を心配するときは、「ご健勝」ということだけを言えばいいかと思います。

使い方は?例文を紹介

使い方の例文を幾つか紹介していきます。 ご健勝の場合 ・ご健勝のこととお慶び申し上げます(前文) ・ご健勝をお祈りします(末文) ・時下ますますご健勝のこととお慶び申し上げます。 ・春暖の候、皆様におかれましては、ますますご健勝のこととお慶び申し上げます。(前文) ・皆様のご健勝を心よりお祈り申し上げます。(末文) ・皆様のご健勝とますますのご発展をお祈り申しあげます。(末文) ・皆様のご健勝とますますのご活躍をお祈り申し上げます。 (末文) ・末筆ではございますが、今後の皆さまのご健勝とご多幸を陰ながらお祈りしております。(末文) ・最後になりましたが、皆様のご健康とご活躍をお祈り申し上げ御礼のご挨拶と致します。 (末文) ご多幸の場合 ・皆様のご健勝とご多幸をお祈りいたします。(末文) ・皆様のご健康とご多幸を心よりお祈りいたします。(末文) ・ご家族のますますのご多幸をお祈り申し上げます。(末文)

「祈念」と合わせて使えるの?

よく、「皆様のご健勝を祈念して」なんていう言い方を耳にしませんか? 意味としてはみなさんのご健康を祈っております。なんていうときに使うのですが、なんか固い言い方に感じませんか? 祈念するとは、もともとは神様にお祈りするということから始まった言葉のようです。 現在ではビジネスの定型文になっており、一般的な会話ではまず祈念するなんて使いませんよね。 会話の中で、あなたの合格を祈念しています。なんて使ったら少し違和感を感じます。

「ご健勝、ご多幸を祈念して」と使う場面は、ビジネスの場での挨拶、ビジネスの手紙、結婚式などのスピーチなどが適切ではないでしょうか。 柔らかい言い方では、「お祈り申し上げあげます。」や、「お祈りいたします。」という言い方もあります。 祈念すると使うのか、お祈りしますとつかうのかは、相手との関係、その場のシチュエーションにより使い分けることが大切です。

ご活躍の使い分けは?

ご活躍とは、「あなたの成長を祈っていますよ。」というときに使うことができる言葉です。 よって、挨拶としては、ご活躍とご健勝をという風に並べて使っても全く問題ありません。 よくご発展とご活躍の使い分けが議論されることはありますが、ご活躍は個人に対して、ご発展は団体や企業に対して使う言葉と認識しておけばよいでしょう。 ご活躍もご発展も頭に「ご」をつけている尊敬語になりますので、目上の方に使っても問題ありません。 辞める人に上司がご活躍と言っていることがありますが、辞める人に対して敬意を払っているためにご活躍と使っていると解釈することができますね。

退職の挨拶ではどのように使えばいいのか

退職の挨拶でもご健勝、ご多幸を使うことは出来ます。 それは目上の人からの挨拶であったり、部下から上司含めた部署や会社への挨拶でも使うことができます。

謹啓 ○○○○ 皆様には益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。 さて 私こと ○月○日付をもちまして、○○所を退任致しました。○年短い期間ではございましたが、皆様方のご厚情に支えられながら大過なく勤めさせていただきました。ここに改めて感謝と御礼を申し上げます。 これからは、急がずゆっくりと人生を歩んで行きたいと思っております。 最後になりましたが、皆様のご健康とご活躍をお祈り申し上げ御礼のご挨拶と致します。  敬具 謹啓 ○○○○(季語) 皆様には益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。 さて 私こと この度○月○日付をもちまして、○○課を最後に○役所を定年退職いたしました。 ○○年間の在職中は皆様から公私にわたる温かいご指導とご厚情を賜りまがりなりにも職務を全うすることが出来ましたことに対し心から感謝と御礼を申し上げます これからは私なりに健康に留意し、第二の人生をより楽しく歩んで参りたいと存じますので、今後共変わらぬご交誼を賜りますようお願い申し上げます 末筆ながら皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げお礼旁々退職の挨拶といたします  敬具 謹啓 ○○○○(季語) 皆様には益々ご健勝のこととお慶び申し上げます さて 私こと この度、株式会社○○を退職いたしました。在職中は公私共に皆様の暖かいご指導ご厚情を賜りましたことを心より感謝申し上げます。 今後も何かとお世話になることと存じますので、変わらぬご指導ご厚誼を賜りますようお願い申し上げます。 末筆ながら皆様のご健勝と御発展を心からお祈り申し上げ、お礼かたがたご挨拶と致します。  敬具   例は少し固い言い方にはなっていますが、口頭で話す場合には途中の文面から始め、最後の文章までを活用することで挨拶文を作ることができますね。 例文にもあるように前文でご健勝と使う場合と、末文で使う場合とがありますが、上記がスタンダードと思っていただければと思います。

目上の方へ使う場合そのまま使っていいの?

結論から申し上げますと、使っても問題はありません。 相手のことを思って伝える言葉ですので、何ら失礼には当たらないからです。 注意点があるとすれば、「ご健勝」、「ご多幸」の後につける言葉をきちんとする必要があります。 例えば、ご健勝とご多幸をお祈りします。 この言い方よりは、 「ご健勝とご多幸をお祈りいたしております。」ですとか、 「ご健勝とご多幸をお祈り申し上げます。」ですとか、お祈りするという部分を変えるとよいでしょう。 又は、「祈念致しております。」という言い方でも問題はありません。 感覚として祈念致しておりますの方が固い感じを受けますよね。 手紙等でしたら祈念致しておりますでよいかと思いますが、口頭の場合はお祈り申し上げます。の方が柔らかい形で伝えることができるでしょう。

「ご健勝」「ご多幸」類義語は何がある?

挨拶文で欠かせない言葉ですが、他にも似たような使われ方をするものがあります。 ご清栄:相手の生活、健康、繁栄の安否を問う ご清祥:相手の健康、元気を祝い喜びの気持ちを述べる どちらも相手の健康に対する気遣いですが、会社や組織には健康を尋ねる「ご清祥」ではなく、「ご清栄」が主流。 ご隆盛:勢い盛んに栄えること。 ご繁栄:勢いよく栄えること。 これはどちらも経済面において豊かに発展していくことを願っての言葉です。 ご隆盛の方が丁寧な印象がありますね。 ご自愛:お体を大切にしてくださいという意味 ご健勝と同じく使われる言葉です。 ご自愛くださいという方が柔らかい印象は与えますよね。 個人に宛てた手紙などはご健勝よりもご自愛の方が印象は柔らかく感じるかと思います。

例文をご紹介

いかがでしたか? いろんな観点からご健勝とご多幸を紹介しましたが、あなたはどのくらい覚えられましたか? 初めて目にするといった場合はなかなか難しいですよね。 そこで最後に例文を紹介します。

転勤の場合 謹啓 新春の候、皆様にはますますご健勝のこととお慶び申し上げます さて 私〇〇はこの度○○○営業所勤務を命ぜられこの程着任致しました。 旧職場では公私共にご厚情を賜り本当に有り難うございました 新任地においてもより一層の努力をいたす所存でありますので、 今後ともよろしくご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます お近くにお越しの際はぜひお立ち寄り下さいますようお待ちいたしております 末筆ではございますが皆様のご健康とご多幸を心からお祈り申し上げ書中をもってお礼かたがたご挨拶申し上げます  敬具 転居の場合 転居のお知らせ             拝啓 皆様にはご清祥のこととお喜び申し上げます さてこのたび、家族一同左記の住所へ引越しいたしました。 尚お近くにお越しの節はぜひお立ち寄りくださいますようお待ちいたしております 相手先への何かをご案内する場合 拝啓 貴社ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。 平素より弊社の〇〇にご理解いただきまして有難うございます。 さて、この度以下の通り〇〇を実施することとなりました。〇〇の際はご迷惑をおかけ致しますが、何卒ご理解頂きますようお願い申し上げます。 敬具

文章を考えることにお困りの場合は、ぜひご参考にしてみてください。

人への気遣いが苦手、という方

敬語の使い方や、メールの暗黙のルール、上座下座などの細かなビジネスマナーに疲弊していませんか?大企業の場合、特に注意を払っているでしょう。取引先や上司への気遣いが得意という方はよいですが、苦手という方にとっては、今後数十年続けることを想像すると、憂鬱になるかたもいらっしゃると思います。

■人間関係が上手くいかない
■年功序列なのが不満
■人と関わらない仕事がしたい
(出典:DODA転職理由ランキング2016)

転職理由のランキングでも多くあげられるように、人間関係を中心とする不満やストレスは我慢ならないもので、転職のきかっけを作っています。我慢ならない人間関係の場合、転職を検討されるのも1つの解決方法です。

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地味な仕事の連続。全然スキルが付かない。

ビジネスマナーを身につけて先方や上司に気を使い、誰でもできる事務処理を「ハイ」と引き受ける毎日。雑用や地味な仕事の連続で、本当にやりたい仕事をやらせてもらえないビジネスマンは多いです。 「ほかにやりたい仕事がある」「幅広い経験・知識を積みたい」という気持ちは、特に多い転職のきっかけになっています。転職はタイミングや時期の影響でも、有利・不利が大きく別れるので、転職予定がなくても「転職を考えること」「転職を知っておくこと」は重要です。 ほかの人の転職のきっかけ、ベストな転職タイミングが気になるかたは、下記の記事も合わせて読んでみてください。 ■記事タイトル 20代の転職成功方法|転職理由3つ・新卒入社3年以内の転職割合・20代の強み

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