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更新日:2024年11月07日
ラテン語にはかっこいい言葉があることをご存じでしょうか。本記事では、かっこいいラテン語の単語について、ジャンルごとに分けて紹介しています。ラテン語には何かの名前になるようなかっこいい単語が多くあることがわかりますので、ぜひ参考にしてください。
目次
この名言はどこかで聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。「Memento mori.」はラテン語で「自分が(いつか)死ぬことを忘れるな」「死を忘れることなかれ」という意味の警句です。芸術作品のテーマとされることが多い名言のひとつでもあります。 「メメント・モリ」と発音します。 「メメント・モリ」が使用され始めたのは古代ローマ時代です。将軍の後ろに立つ使用人は「将軍は今絶頂にあっても、明日にはそうであるかはわからない」ということを想起させる役目を担っていたと言われています。「メメント・モリ」を言うことでその役目を果たしていたようです。 しかし、「メメント・モリ」の趣旨は「今を楽しめ」というもので、「明日には死ぬかもしれないのだから、自由に飲んだり食べたりしよう」というアドバイスと捉えられました。 一方、中世におけるキリスト教の考え方で終末論が広まると、「メメント・モリ」の概念が流行し、「人は必ず死ぬのだから、生に執着してはいけない」という解釈がなされました。芸術作品のテーマとされるのは、こちらの考え方に基づくものが多く存在します。 あなたはどちらの意味に捉えますか?
「Non est vivere sed valere vita est.」は、「生きることではなく、元気であることこそが人生だ。」という意味のラテン語です。 「ノーン エスト ウィーウェレ セド ウァレーレ ウィータ エスト」と読みます。これはスペイン生まれのラテン語詩人マルクス・ウァレリウス・マルティアリス(Marcus Valerius Martialis)の名言です。 人生100年時代と言われる現代に刺さる名言ですね。そんな名言が約2,000年前に生まれていたのですから驚きです。
「Cogito, ergo sum.」は、「我思う、故に我あり。」という意味のラテン語です。 この名言も日本語に訳すと聞いたことのある方が多いのではないでしょうか。「コギト エルゴ スム」と読みます。 この名言を残したのはフランスの哲学者・数学者のデカルト(René Descartes)です。 彼は哲学において絶対的な真理を追い求め、あらゆるものを懐疑的に捉えようとしました。その中で、「今全てを疑っている自分は、疑うことなく確実に存在している」ということに気づき、この名言を残したのです。
「Festina lente」は「ゆっくり急げ」という意味のラテン語です。 読み方は「フェスティーナー レンテー」で、日本語の諺に当てはめると「急がば回れ」になります。 この名言を残したのは、ローマ初代皇帝であるアウグストゥス(Augustus)です。 日本でも有名な意味を持つ名言ですが、世界中の多くの国で同様の意味を持つ諺が存在します。「急がば回れ」は古代の時代から世界共通の認識のようです。
「 Errare humanum est.」は直訳すると「横道に逸れることは、人間的なことである。」ということを意味します。 読み方は「エッラーレ フーマーヌム エスト」です。「errare」は「横道に逸れる、間違う」という意味、「humanum」は「人間的な」という意味です。 失敗を恐れて何も行動しないのではなく、過ちを犯したり間違ったりすることで学んでいくことを示すかっこいい意味の名言です。
「Abeunt studia in mores.」は、「熱心に学ぶ姿は、やがて習慣として定着する」という意味の名言です。 「アベウント ストゥディア イン モーレース」と読みます。 日本語でも「継続は力なり。」といわれますよね。熱心に取り組む対象が「学ぶこと」であるところに、学問が発達した古代ローマらしさを感じるラテン語の名言です。
「Non scholae sed vitae discimus.」は、「我々は学校のためではなく、人生のために学ぶ」という意味のラテン語です。
「Disce gaudere.」は、ラテン語で「楽しむことを学べ。」という意味です。 「ディスケ ガウデーレ」と読みます。 この名言を残したのは、先ほども紹介したセネカで、ラテン語には「学ぶこと」に関する名言が多く残されています。
「Alea iacta est.」は、「賽は投げられた」という意味の名言です。 「アーレア ヤクタ エスト」と読みます。意味を詳しく説明すると、「賽」とは「サイコロ」のことを表し、「すでにサイコロは振られているのだから、後戻りはできない」ということです。 この名言はかの有名なカエサル(Gaius Iulius Caesar)が残した名言です。彼は元老院の命令に背き、軍を率いて現在の北イタリアにあるルビコン川を通過する際にこの名言を言い残したといいます。 当時、ルビコン川は武装して通ることを法律で禁じられていたのですが、「ここまで来てしまったので最後までやり切るしかない。」と覚悟を決めた一言だったようです。
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