かっこいいラテン語をジャンル別に紹介！単語や名言の意味も解説

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「ラテン」と聞くと何となく力強さや情熱的な印象を受けませんか？現在の中南米はラテンアメリカと呼ばれます。赤道が近く、気温が暑いこともさることながら、ラテンアメリカの人々も活気に溢れて情熱的なイメージを持っているからかもしれません。 この項目で紹介するかっこいいラテン語は、力強さを表す単語の数々です。

「corona」はラテン語において多くの意味を持ちます。天文における「光冠」や気象用語における「光環」、「冠」の意味もあります。 ラテン語はローマ字読みすることが原則ですから、読み方は「コロナ」となります。現在のご時世だと誰もが先に新型コロナウイルス(COVID-19)を思い浮かべてしまうかもしれませんね。 しかし、約6,000℃を超える太陽の表面から2,000kmほど離れた上空には、100万℃を超える高温のプラズマが存在します。これが「コロナ」と呼ばれています。 今でこそ少しネガティブな印象を持たれやすい単語ですが、太陽におけるコロナや冠を思い浮かべると力強くかっこいいですよね。

「regina」はラテン語で女王の意味を持ちます。 「レーギーナ」と発音し、イタリア語でも同じです。 キリスト教会の聖歌のひとつ「Salve regina」にもこの単語が使われ、日本のカトリック教会では「元后あわれみの母」の名前で知られています。聖母マリアに捧げる聖歌のひとつなので、「regina」は彼女への敬意を払う言葉としてぴったりではないでしょうか。

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「eques」はラテン語で「騎士」や「騎士団」を表す単語です。 「エクェス」と発音します。実際には、複数形である「equites(エクィテス)」を用いて、古代ローマのローマ人による騎兵部隊の意味で使われることの方が多いようです。 子音＋小書き文字(小さな母音)は少し発音しにくいですが、ラテン語ならではのかっこいい点ではないでしょうか。

「heros」はラテン語で「ヒーロー」や「英雄」を意味します。 英語と綴りが同じ(複数形のようになっていますが)なので、察しがついた方もいるのではないでしょうか。しかし英語の「ヒーロー」とは異なり、「へーロース」と発音します。 「heros」というラテン語はのちに英語だけではなく、フランス語にも影響します。

「rex」はラテン語で「王」を表します。 読み方は「レークス」や「レックス」です。 恐竜の中でもよく知られるティラノサウルスの学術名はティラノサウルス・レックスで、T.レックスと表記されることも多くあります。この「レックス」はまさにラテン語を「王」を表す単語です。 大型でかっこいい恐竜の代表格であるティラノサウルスにぴったりの名前ですね。

出典: 星（ほし）に関連する写真素材の一覧 - ぱくたそ

この項目ではラテン語のかっこいい単語の中でも、神秘的な意味を持つ単語を紹介します。 中には、「聞いたことあるけど、これってラテン語だったんだ！」という単語があるかもしれません。

「astrum」はラテン語で「星」や「星座」を表します。 読み方は「アストラム」です。 しかし、星は夜空に無数に存在するものなので、複数形の「astra(アストラ)」の方がよく使われるようです。 また、星座の名前にもラテン語が使われていることがあります。「ポラリス(北極星)」や「ジェミニ(双子座)」は、ラテン語です。 あなたの12星座をラテン語で表したら何と言うのか、調べてみるのも面白いかもしれません。