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かっこいいラテン語をジャンル別に紹介!単語や名言の意味も解説

更新日:2023年12月07日

雑学・歴史

ラテン語にはかっこいい言葉があることをご存じでしょうか。本記事では、かっこいいラテン語の単語について、ジャンルごとに分けて紹介しています。ラテン語には何かの名前になるようなかっこいい単語が多くあることがわかりますので、ぜひ参考にしてください。

Qui parcit malis, nocet bonis.

「Qui parcit malis, nocet bonis.」は、「悪人を許す者は、善人に害を与えるという意味のラテン語です。 「クィー パルキト マリース ノケト ボニース」と読みます。 悪人を裁かずに野放しにしているといつか善人にも被害が及ぶ、という警告をする名言です。

発音・音の響きがかっこいいラテン語

この項目では発音・音の響きがかっこいいラテン語を紹介します。 発音のかっこよさから会社名や商品名などで使われている単語もあるので、ご存知の単語もあるかもしれません。意味も一緒に紹介しますので、雑学として覚えておくと面白いでしょう。

Salvator

「Salvator」はラテン語で「救世主」を表す単語です。 「サルヴァートル」と読みます。 レオナルド・ダ・ヴィンチ(Leonardo da Vinci)による作品、「サルヴァトール・ムンディ」はまさに救世主、つまりイエス・キリストを描いた作品です。男性版モナリザとも呼ばれる美しい作品です。 発音はもちろん、意味もかっこいい単語のひとつです。

Regalia

「Regalia」は、ラテン語で王権などを象徴し、それを持つことによって正当な王であると認めさせる象徴となる物品のことを指します。また、王の所有する特権を指す場合もあります。 「レガリア」と読みます。英語でも同じ綴りで同じ意味を示す単語があり、ラテン語の単語がそのまま英語に持ち込まれたと考えられます。 有名なレガリアのひとつが漁師の指輪(ローマ教皇のレガリア)です。

Victoria

「Victoria」はラテン語で「勝利」を表す単語です。 「ヴィクトリア」と読み、英語の「victory」に派生したと考えられます。 縁起のいい単語であることから競走馬の名前やスポーツ関連のお店など、幅広くネーミングに使われている単語です。

Venus

「Venus」は、「ヴィーナス」と発音し、大きく2つの意味があります。 1つは、「ローマ神話における愛と美の女神」、もう1つは「金星」です。 「女神」を意味する面では、のちにギリシャ神話の愛と美の女神アフロディーテと同一視されるようになりました。 「金星」を意味する面では、英語でも同じ意味なのでご存知の方が多いのではないかと思います。 他のラテン語に比べると比較的馴染みのある単語ではないでしょうか。

Caesar

「Caesar」はラテン語で「カエサル」と読み、ローマ帝国およびその継承国家で用いられた君主号のことです。 「カエサル」と聞けば「ブルータス、お前もか。」で知られる共和政ローマ末期の終身独裁官ガイウス・ユリウス・カエサルを思い浮かべる方が多いでしょう。そのため、人名だと思われがちですが、本来は君主号のことを指します。 ちなみに英語読みでは「シーザー」となります。

Fatum

「Fatum」はラテン語で「運命」や「宿命」を表す単語です。 「ファトゥーム」と発音します。英語で「運命」を表す単語「fate」と少し似ていますね。 かっこいい響きと意味を持つこの単語を冠するアメリカの4人組バンド「Fatum」はグラミー賞にもノミネートされる実力派です。

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初回公開日:2022年07月15日

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