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書評とは?書き方のポイントと例文|新聞/ニュースなど

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何の本を買おうか決める前に書評を読んだことはありますか?書評を参考にして本を選ぶ人は多いと思います。書評は感動文とはどう違うのでしょうか。書評ブログについて、また書評の書き方やその本の魅力が伝わる書き方をご紹介したいと思います。

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書評とは?

書評を読んだことがある人は多いと思いますが、書評とは具体的にどういう意味なんでしょうか。 書評はその本をまだ読んでいない人達に向けて紹介するのですが、正当に評価するという意味もあります。 本の内容と分かりやすく伝えることと、評価をあやまらないこと、ネタバレに注意することはとても大事です。 最近では、新聞だけではなく、ブログやSNSで独自の書評を公開している人もいます。書評が良いとすぐにでもその本を買いたくなりますよね。 書評のサイトなどもあり、時間がなくて本が読めない人にとっては、その本がどんな本なのか紹介してくれる役割も果たしています。

書評と感想文の違い

書評と感想文は何か違いがあるのでしょうか。書き方の大きな違いは、文章が誰に向かっているのかということです。感想文は「自分」に確認するような感覚で書いています。この本を読んで自分はどう思ったということを書くわけなので、その本を紹介するというよりは、自分自身がどう思ったかに重点が置かれます。 ということは、書評は自分がどう思ったかを書くわけでなないということが分かります。 書評の向かっている先は、「読者」です。この本がどういう本なのかということを伝えないといけません。もちろん、独自の観点で評価を書くので、自分の考えが入っていない訳ではありません。しかし、あくまで正当な評価を書くことを貫き、出来るだけ自分の考えを省く必要があります。 これから読む人に対して、純粋にその本を紹介しないといけません。自分の考えが入ることによって、本の内容が誤解される可能性があるのです。

書評の書き方

書評はどういう風に書いていけば良いのでしょうか。具体的な書き方を見ていきましょう。 書評を書いていくには、まず本の内容を箇条書きで書いていきましょう。この本の一番要点は何なのかを見極めて、書いた方が良い内容をピックアップします。完全にあらすじを書くとネタバレになります。あくまでその本の概要と評価を書くことに焦点を当てます。 本の内容の他に、作品の背景を入れると効果的です。この作品はどのようにして誕生したのかが書かれていると、その本に対して興味が沸きます。そしてその本の魅力とは何なのか独自の観点で書いていきましょう。独自の観点と書きましたが、その本の核たるは何なのかを伝える作業です。その本によってもたらされるメリットと書くことを意識すれば、感想文になってしまうのを防げます。

書き方のポイント

書き方のポイントをいくつか見てみましょう。 ・著者の紹介(出生地や生年、他の著書) ・作品の背景 ・本の内容 ・評価 ・批判 この内容を盛り込むことで、その本がどういう本なのか分かりやすくなります。もちろん、書評はこの書き方だけではないのですが、一番重要視したいのは「評価」の部分で、この本の魅力と伝える大事な部分になります。この本の見せ場はどこなのか意識して読むと、書評が書きやすくなります。本に感動して、感情のまま書くと本来の魅力とは何なのか分かりにくくなってしまします。感情的にならないように気を付けながら書いていきましょう。

例文

書評に例文はありません。書評のレポートを提出しなくていけない人にとっては、例文があれば非常に助かると思います。 しかし、書評にも色々役割があり、掲載される場所によっても役割が少しずつ違ってきます。それ故にこれという例文はないのです。つまり、逆を言えばある程度自由に書けるということです。上記で説明した点をおさえれば、独自の書き方で書評を書いてみましょう。 書き出しから全く書き方が分からないという人は、新聞やブログなどで書評を書いている人を参考にしてみましょう。たくさん読むことで、書評の上手な書き方が分かってくると思います。

新聞やニュースの書評

新聞やニュース(新刊)の書評は、これまで説明してきた通り、本の紹介をするために書かれています。なるべく自分自身の考えを省き、客観的にな目線で、その本の評価と批判をします。 書き方の特徴としては、著者の紹介や背景、そして本の内容をたんたんと説明しているような印象を受けます。無駄な意見や見解を入れずに、どんな本なのかを分かりやすく書いています。新聞やニュースだと、新刊の書評になるので、読者がまだ誰も読んでいない状況だということが大きいです。その分、責任が重く、その本をきちんと理解していないと書評が書けないでしょう。きちんと理解しないで書評を書くと、その本に対して誤解が生じます。 要点を書いていくことが求められるため、その分高い読解力が求められるでしょう。

書評のブログやサイトでのビジネス

最近では、個人がブログで書評を書いて稼ぐというビジネスがあるようです。自分のブログに書評を書き、ブログ経由で本が売れたら報酬がもらえるという仕組みです。自分のサイトやSNSを利用して、このようなやり方で稼いでいる人もいるようです。書評の書き方の特徴としては、購買意欲を刺激するような書き方が主でしょう。本を購入してもらわないと報酬が貰えません。そうすると書評を書く意味がないのです。 本がそこまで面白くなくても、書き方ひとつで面白い本のように表現できます。本の評価や批判はあまり当てにならないかもしれません。この方法で稼ぐには、人気の高いブロガーになるか、アクセス数の多いサイトを作る必要があります。1冊売れてもその報酬は少なく、お小遣い稼ぎには良いかもしれません。

役割

新聞とは役割が違うので、書評の書き方も若干異なります。 本を売る為に書評を書くという役割があるので、ここでは自分の見解を書いても問題ないでしょう。 新聞とは違って、その本を「正当に評価する」という概念が薄れます。いかにして、その本に興味を持って貰える書き方をするかで、本の売り上げに影響するからです。 人の購買意欲を掻き立てるには、自分がどう感じたかを表現する方に重点を置いた方が良いでしょう。 「〇〇な部分に感動した」や「〇〇の気持ちに涙を流した」と書けば、そんなに良い話なのかと興味が沸きます。

本の魅力を伝える書き方

書評の役割もシーンによって異なりますが、本の紹介をするという点においては同じです。 そして、本の魅力を伝えることも大事な役割です。本を読み終えて、その本の魅力とは何なのか分からない場合も出てくるでしょう。そんなときは著者は何を表現したかったのかに焦点を合わせて読んで見ると良いです。 テーマがはっきりしてる本であれば、その魅力も分かりやすいのですが、テーマがはっきり定められておらず、抽象的で描写が多い本だと理解するのが難しいでしょう。しかし、著者は何かを表現したいから本を書いているのです。何も表現したくないなら、一人で勝手書いていれば良い話で、出版してみんなに読んでもらう必要かないからです。

著者の核心

著者の核心に迫ることで、その本の理解力がアップします。常に何を言いたいのだろう、何を表現したがっているのだろうと考えを巡らすことで答えが見えてきます。著者自身にもハッキリ答えが分かっていない場合もあります。そんなときは無理して理解したふりをせずに疑問を投げかけて締めくくれば良いのです。 答えは、読者それぞれが感じたものだという場合もあります。それは言葉ではなく、説明し難い感情と印象によって著者の核心にすでに触れているのかもしれません。完璧な書評を書くことは難しいでしょう。しかし、できるだけその本に寄り添って理解していこうという意識は大切です。世の中にはたくさんの本がある為、それに応じてたくさんの書評があります。その書評をひとつひとつ読んでいくと面白い発見があるかもしれません。

もっと詳しく知りたい方はこちらをオススメ

構成やテクニックはもちろんですが、実例の解説もあり、とてもわかりやすく書かれてあります。読書初心者でもこれから書評を書きたい方にも読み応えのあるおススメの本です。

書評の書き方: ベストセラーを作るブックレビュー (RJ Books)
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