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男女別シワシワネームの例・人気シワシワネームランキング

言葉・雑学・歴史

読みが斬新なキラキラネームに対して、古風な名前をシワシワネームと呼ぶ。シワシワネームとは具体的にどういった名前のことを指すのかカテゴリー分けして例を示す。その他にも名づけの傾向を示し、名付けで本当に大切なことは何なのか考えましょう。

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シワシワネームとキラキラネーム

最近の名づけ事情でよく聞くのは「キラキラネーム」と呼ばれる個性的なお名前の数々。通常では考えられないような読みをする名前に用いられます。我が子にはありきたりな名前を付けたくないという親心からですが、あまりにも字と読みが一致しない名前のオンパレードであることがテレビなどで面白おかしく紹介されるようになって、少しずつ状況が変化してきました。「あまりに読めない当て字はどうかと思う」「子供の頃はまだしも、成人してからもその名前だと痛すぎる」「就職や結婚に悪影響」「こんなキラキラネームをつけるなんて…と親の常識を疑われる」などなど、否定的な意見が中心になってきたのです。

シワシワネームとは

そしてその反動か、キラキラネームの衰退とともに台頭してきたのが、その名も「シワシワネーム」…なんだかあまりいい呼び名ではないですが。要は、「子供には個性的で他と被らない名前を付けたい。けれどキラキラネームは付けたくない。それじゃあ逆に、敢えて古風な名前をつけるのはどうだろう?」という親心ですね。しかしこれはこれで子供が大きくなるにしたがって「名前が古臭いから嫌い」と言い出すこともしばしばとのこと。親の心子知らず。なかなか難しいものです。

シワシワネームのカテゴリー分け

具体的にシワシワネームとはどのようなものを言うのでしょうか?調べると、大きく分けて4つのカテゴリーがあります。

1.止め字の響きが古風な名前

名前の最後の一文字を止め字と言いますが、これが「介」「郎」「成」「人」などの名前は古風で雅な感じがするのでシワシワネームになります。「郎」と「朗」、「介」と「輔」など、同じ読みで別漢字も多くあります。例:「凛太朗」「蒼甫(そうすけ)」「虎丸」「和成」など。

2.明治時代以前にあった名前

昭和の名前がいわゆる「普通」感があるのに対し、明治以前の名前はやはり古風な感じが強まります。また、歴史上の人物の名前もこのカテゴリになります。例:「宗光」「馨」「利通」など。芸能界においては明治時代に流行った「ふみ」「はな」「すず」などの名前も散見し、それがシワシワネームにカテゴライズされています。

3.大正、昭和時代に多かった名前

「●子」や「●美」というようないわゆる「昭和時代に流行っていた名前(女性)」も、最近だとシワシワネーム扱いされてしまう時代の潮流があります。個人的にはこれは「シワシワ」ではなく「普通の」名前だと思う型の方が多いでしょう。昭和に流行っていた男性の名前は殆どが漢字一文字なので、この後に出るシワシワネームカテゴリ4.にも当てはまってきます。

4.漢字一文字の名前

漢字一文字の「梢」「茜」「清」「浩」などもシワシワネームに入れられています。和風、古風な感じがするからでしょうか。ただし「翔」などの現在も人気の高い名前の場合はシワシワネームとは言わないようです。この辺りはかなりあいまいで、主張する人によっても意見が分かれています。

これだけ範囲が広いと、じゃあ今の普通の名前って何?と言いたくなってしまいますね。私個人の意見では、3,4などのカテゴリはシワシワネームとまで言わないのではないか、と思ってしまうのですが。

それ以外の名前の潮流

あやかりネーム

有名人、芸能人などにあやかってつける名前。オリンピックでメダルを取った選手や、野球選手にあやかって同じ名前をつけるというのはよくあります。ちょっと困ったこととしては、まったくの同姓同名だと、名前を呼ばれた時に周りが皆振り返る(そして顔を確認してがっかりされる…)ということ。さらにその有名人が何か不祥事をおこした際に、なんとなくバツの悪い思いをする、という点です。 1959年当時、美智子様が成婚なさった時には、あやかりたいということで「美智子」と付ける親が続出しました。それ以前も古くから皇族には「●子」という名前が多くあったのですが、美智子様が民間出身ということから、つけるのに気後れしにくかったのかもしれませんね。いずれにしても人気の高さがうかがえます。

親族ネーム

その家系の人はこの字を使うこと、何でもいいけど漢字一文字の名前にすることなどのルールが家によって決まっている、というもの。旧家、名家(元は武士など)の男性に多い傾向があります。もちろんルールを破ることも可能ですが親族の心証が悪くなるかもしれません。

シワシワネーム例

では実際のシワシワネームというのはどんなものでしょうか?

これをみると「てい」「まつ」「しげ」「ひさ」「はつ」「いく」などの二文字が多く、三文字は「みさを」「あやの」「みどり」「かほる」など。どれもなかなか趣のあるお名前です。片仮名名も登場します。明治時代の男性名にはあまり傾向が無いのですが、止め字が「郎」や、漢数字(一、二、三など)になる名前が多いです。

大正時代に人気のあった名前は女の子が「千代」「千代子」「文子」。男の子は元号改正で「大正」になった影響で「正一」「正二」「正三」が人気。また「清」という名前もかなり人気でした。 昭和に入ると女の子は元号改正の影響で「和子」が人気。また「幸子」もとても多いです。男の子はこれまた元号改正の影響で「昭一」「昭」「昭三」が人気でした。戦時中は「勇」「勝」が人気。本当に名前って時代を表すのですね。その後は「博」「茂」「誠」「浩」「大輔」などが人気です。女の子は戦時中以降は「恵子」が人気、また「久美子」「由美子」など「美」のつく名前が流行ります。美智子様のご成婚から「美智子」も人気になりました。 昭和40年代を境に「子」離れが始まり、「愛」のつく名前がブームになったのを最後に女子の名前は多様化します。

第一次ベビーブームの名づけランキング

昭和24年の第一次ベビーブームの名づけランキングを見てみましょう。 第1位 男「博」 女「幸子」 第2位 男「茂」 女「和子」 第3位 男「清」 女「洋子」 第4位 男「進」 女「節子」 第5位 男「実」 女「恵子」 第6位 男「修」 女「悦子」 第7位 男「明」 女「京子」 第8位 男「隆」 女「恵美子」 第9位 男「豊」 女「啓子」 第10位 男「誠」 女「久美子」

いかがでしょうか?一応最初に挙げた「シワシワネーム」カテゴリの3.か4.に入っているということになりますが、私としてはこれこそ「普通の」名前だと思うのですけどね…

人気のシワシワネーム

さて、そんな現状を踏まえて、現在人気のシワシワネームを紹介しましょう。 ~2016年(平成28年)~ 第1位 男「蓮(れん)」 女「陽葵(ひまり)」 第2位 男「大翔(ひろと)」 女「陽菜(ひな)」 第3位 男「陽翔(はると)」 女「結愛(ゆあ)」 第4位 男「湊(みなと)」 女「咲良(さくら)」 第5位 男「悠真(ゆうま)」 女「さくら」 第6位 男「樹(いつき)」 女「結菜(ゆいな)」 第7位 男「悠人(はると)」 女「凛(りん)」 第8位 男「奏太(そうた)」 女「葵(あおい)」 第9位 男「陽太(ひなた)」 女「結衣(ゆい)」 第10位 男「悠(はる)」 女「凜(りん)」 いかがでしょうか。キラキラネームもかなりあります。同じ名前の漢字違いもランキングしていますね。この中でシワシワネームと呼べるのは漢字一文字である「樹」「湊」「蓮」「凜」「凛」「葵」となります。どれも素敵なお名前です。人気のあるシワシワネームと言えるでしょう。

個性的な名前も時と共に普通になる

どんな名前も最初は斬新だったわけですので、今「キラキラネーム」「シワシワネーム」と言われている名前も、しばらくしたらありきたりな名前になるのでしょう。

シワシワネームもキラキラネームも嫌な人はどうしたらいい?

よくある名前に意外な漢字を当てると個性的なのに覚えてもらいやすく、しかも読み方もおかしくならないのでおススメ?なのですが、漢字の間違いが多いことが難点でしょうか。(例)上原多香子さん…「たかこ」と言えば孝子や貴子という漢字が多いですが、敢えてこの漢字です。 ひらがな、カタカナでの名前も良いかもしれません。何しろ絶対読み間違えがありません。「あや乃」のように一部だけひらがなというのも斬新です。ただし漢字のように、文字そのものの意味合いを名前にこめることはできなくなります。名前の音の響きを特に大事になさりたい場合に良いですね。

他人がどう感じるかも大切

一生背負う看板の様なものですから、「自分がどうつけたいか」ではなく「この名前を人はどう思うか」も重要です。とかく名づけは親の権利とばかりに誰にも相談せずに付けることが多いのですが、ある程度候補が絞れて、どれも甲乙つけがたいと思った時は他の人に見せて正直な反応を聞くのも理にかなっているといえます。

私の名づけはシワシワネーム?

私も二児の母でして、子供への最初の贈り物である名づけには大変悩みました。いわゆる「名づけ辞典」も買いましたし、ネットの無料画数診断なども利用しました。人気の名前ランキングを眺めて、あまり上位にある名前は避けたい(他と被る可能性が高いから)なあと候補から外したりもしました。そしてやはり「キラキラネームは付けない」という夫婦の共通認識がありましたので、自然と「漢字の読みが不自然でない」名前を選びました。すると候補が「シワシワネーム」ばかりになってしまったのです。 我が家の姓はいかつい感じなので、あまりに古風なシワシワネームにしてしまうと大変重々しくなってしまう気がして、結局割とありきたりな名前にしました。最初に書いたカテゴライズで言うと「4.漢字一文字の名前」になります(個人的にはこれがシワシワネームだとは思いませんが)。 おかげさまで今のところ呼び方も漢字も間違えられることはありませんし、電話での説明にも困りません。さらにすぐ覚えていただけるので、そういう面ではいい名前だったと思っております。できれば子供たちもこの名前を気に入ってくれるといいのですが。

名づけに正解なし!

昔、悪魔という名前を子供に付けようとした夫婦がいて、ニュースなどで大きく取り上げられて話題になりました。こういった明らかに悪い意味のある名前は問題外とすれば、どの名前も親が子供のためにと悩んで付けた名前です。他人が良い悪いを言うべきではないのでしょう。 考えるのは自分の子どもに名前を付ける時です。個性、運勢、読みやすさ書きやすさ、音の響き、漢字の形や意味…親は実に色々なことを気にしながら、名前を考えます。誰の為でしょうか?もちろん子供のためです。であればやはり子供が生涯にわたって気に入ってくれるような名前、という視点を忘れないようにしてください。

もっと詳しく知りたい方はこちらをオススメ

シワシワネーム・キラキラネームのランキングをご紹介してきましたが、少しでも名前を考える際の参考にこちらの本も見てみてください。

最高の名前が見つかる赤ちゃんの命名事典 (ホームパル・ブックス)
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地味な仕事の連続。全然スキルが付かない。

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