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転職面接では髪色のトーンはいくつまでOK?男女別の髪色マナー

更新日:2024年03月30日

面接

よりよい職場で働くための転職。身だしなみは大きな採用指標の一つです。転職活動の際にはどんな髪色にするのが望ましいのか。転職に相応しい髪色は存在するのか。転職の際の髪色のマナーとは。よりよい転職のために、髪色について一緒に見ていきましょう。

このように髪色のトーンを見てみると、転職活動の際に面接で受け容れられそうな範囲は6~8レベル程度であると言えそうです。ベストは黒色ですが、さほど厳しくもないことが明らかな企業の面接を受ける人やどうしても真っ黒い髪色は嫌だという人は、明るすぎる色にならないように6~8レベルの髪色にしておけばいいでしょう。 まずはプロのキャリアアドバイザーに自分の今の髪色が一般常識として許容範囲内なのかアドバイスをもらいましょう。髪色以外にも身だしなみや面接のコツなど、就活・転職に欠かせない情報を知ることができます。

転職の際の髪色のマナー

転職の際のマナーを髪色にも適用してみます。まず清潔感がある装いをすること。これはおそらく、奇抜な色を髪に入れない、ということに相当するかと考えられます。髪色はすっきりとした、さりげない色にしておきたいですね。 次に、だらしない服装は避けること。髪色もだらしない印象を与えないように、染める場合は染めムラがないように気をつけ、プリンやザビエルと形容されるような状態は避けましょう。そして、世代を問わず受け容れられる服装を心掛ける。 髪色も、世代を問わず受け容れられるものを心掛けましょう。確実なのは黒色です。染める場合も黒色に見える色にとどめておきましょう。髪色はもちろん単色で! メッシュやグラデーションは言語道断です。

男女別髪色のマナー/男性の場合

髪色の基本は黒色ということは先に述べましたが、男性の場合は基本の黒色以外はあまり歓迎されない傾向にあります。「男が髪を染めるなんて!」と思っている人はまだまだ多いようですから、転職活動の際はできるなら染めない方がいいでしょう。 もともとの髪色が褐色がかって明るい色味の人は、黒く染めなおすまではしなくて構いませんが、履歴書に自毛の色について記載しておくのがよいでしょう。髪型も華美にならないように、すっきりと短めに、清潔感が感じられるかたちにまとめておきましょう。長い髪で寝癖がついてボサボサ、などというのは論外です。

男女別髪色のマナー/女性の場合

女性の場合は基本の黒色よりも幾分明るい色も許容されることが多いようです。それでもやはり、ダークブラウンなどの濃い色を選び、トーンはレベル8よりも低く黒色に見える程度に収めておくのがベターです。あまり薄い色や明るいトーンは清潔感を損ない、軽薄な印象を与えがちです。 また、幼稚な印象を与えてしまうこともありますので、新卒者に間違えられてしまわないためにも、気をつける必要があります。もしも染めるのであれば、充分に注意しましょう。自毛の色がもともと明るかったり淡かったりする場合は、男性の項でも述べましたように、履歴書に一筆入れておくといいでしょう。この場合は、わざわざ黒く染める必要はありません。 また、男性と同様に、髪型にも気を配る必要があります。華美にならず、清潔感を忘れないようにしなければなりません。ショートカットやハーフアップなどシンプルなスタイルがいいでしょう。前髪は目にかからない長さが望ましいですが、切りすぎてあまり短くなると幼い印象を与えてしまいます。 若く見えるとよろこぶのではなく、もう少し大人の雰囲気を演出した方がいいでしょう。切りすぎる怖れがあったり切りたくない場合は、目にかからないように横に分けてピンなどでとめておきましょう。

自分を整えたら写真もチェック!

転職活動のために髪色を整えたら、それでひと安心でしょうか。いいえ、それだけで安心してしまってはいけません。整えるのは「自分自身」だけではなく、書類もよく見直して整えましょう。整えた自分と異なるものが混じってはいないでしょうか。履歴書の写真を見直してみましょう。面接を受ける自分と同じ髪色ですか? いくら自分を整えても、自分を表す履歴書の写真が整っておらずに面接官の心証を損ねてしまっては、整えた意味がありません。髪色、髪型、服装などに気をつけるのと同様に、書類や持ちものなどの細部にまで気を配るようにしましょう。

髪色が自由な場合はどれくらいまで許される?

IT業界は髪色については他の業界に比べてさほど厳しくもなく、比較的自由な企業も多いようです。求人票に「髪色自由」と記載されている場合もあるかもしれません。 しかし、そのような企業でも、面接ではこれまで述べてきたように明るすぎたり淡かったりする髪色は避けましょう。面接は第一印象が非常に大事です。第一印象が芳しくなければ、その後の質疑応答で幾ら快い問答をしてもよい結果に結びつかないかもしれません。

自由は逃げない――TPOをわきまえるのも転職の技

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初回公開日:2017年04月05日

記載されている内容は2017年04月05日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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