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転職面接では髪色のトーンはいくつまでOK?男女別の髪色マナー

更新日:2024年09月14日

面接

よりよい職場で働くための転職。身だしなみは大きな採用指標の一つです。転職活動の際にはどんな髪色にするのが望ましいのか。転職に相応しい髪色は存在するのか。転職の際の髪色のマナーとは。よりよい転職のために、髪色について一緒に見ていきましょう。

赴いた企業で黒髪以外は駄目という旧い体質の面接官に当たらないとも限りません。それ故、黒色である方が転職活動の際は無難であると言えます。 しかし、日本人ではない人や生まれつきの要素によって髪色が元来黒色ではない人は、この限りではありません。僅かながら、時代は変わりつつあります。このような人たちがわざわざ黒色に染めなければならないほどの厳密さはなくなりつつあるようです。 染めてもいないのに髪色について何かと不遇を受けたり不利益を被ることがあれば、それは差別にも繋がり得ることです。そのような企業と出会ってしまったら、縁がなかったものと考えた方がいいかもしれません。

髪色が自由の場合、転職活動で許される髪色の範囲は?

先程の項目では「髪色は黒色がベスト」と述べました。それでは、黒色以外はまったく駄目なのでしょうか。結論から言いますと、そうではありません。黒色に準じた色、黒褐色や暗い茶褐色などは業種や職場によっては許容される範囲内のようです。 特に女性の場合はその傾向もやや強く、たとえば茶色でもダークブラウン程度の「明らかに茶色」ではない程度の色であれば許容される場合もあります。髪色をどうしても変えたい人は許される髪色を探ってみる必要があるでしょう。

茶髪は絶対に駄目なのか

これは転職先の業界にもよりますし、企業の方針にもよるでしょう。金融や医療などは髪色について厳しい傾向にあるようです。一方、IT業界はどうかと言いますと、髪色については先に挙げた業界に比べれば随分寛容である傾向のようです。 茶髪も「トーンによってはOK」という企業も中にはあります。気になる企業には確認を取ってみるのもいいでしょう。しかし、髪色を変える・変えないの何れの場合も、やはり大切なのは清潔感です。髪色も大事ですが、髪型や身なりを整えておくことも肝要です。

望ましい髪色のトーン

転職活動に相応しい髪色のトーンとはどれくらいなのでしょうか。一般には、男性も女性も共通して8レベルよりも低いトーンがよいとされています。8レベルよりも上のトーンになると室内光でも髪色を染めていることが目に明らかです。かなり明るいないしは淡いという印象が残る髪色ですから、黒色に準ずるという意味でも8レベルよりも低いトーンの髪色にするのがいいでしょう。

髪色のトーンとレベル

髪色を染めるとき、美容院などではまずトーンをどれほどにするのかを訊ねられます。では、トーンとはいったいどのように示されているのでしょう。数字が大きいほど明るいのでしょうか、暗いのでしょうか。 トーンとは「明るさ」のことを言います。数字が大きくなるほど明るくなり、小さいほど暗くなります。

トーンの段階――9~10レベル

9レベルよりも上になると、髪色に赤みが感じられるようになります。その分、染めたことに気づく人も多く、「髪を染めましたか?」と訊ねられるであろう明るさです。室内光でもそれは目に明らかでしょう。業種によっては敬遠されてしまう色味と言えるでしょう。

トーンの段階――9~10レベル

髪色のトーンも11レベルを越えてしまうと、9レベルでほのかに感じた赤みがオレンジ色がかって、誰の目にも染めているのが明らかになります。これはかなり明るい色味で、職場によっては髪色を暗いものに変えるようにと注意を受けるかもしれません。脱色なしで染まる限界がこのレベルであるとのことです。

トーンの段階――5レベル以下

日本人の黒髪のトーンの平均レベルは4~5と言われています。染める前の髪色のトーンがこれくらいなのです。目にもほぼ真っ黒に映ります。一度明るく染めた人がもとに戻すときに使用するヘアカラーのトーンが5レベル以下であるようです。

面接にもOKの髪色のトーンとは

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初回公開日:2017年04月05日

記載されている内容は2017年04月05日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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