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最終面接における質問内容とは?事前の準備・回答のコツを徹底解説

更新日:2024年10月13日

面接

最終面接は対策をしていないと意外に落ちるものだと知っていますか。本記事では、最終面接で良く聞かれる質問から良い逆質問、悪い逆質問まで最終面接突破に重要なポイントをまとめています。新卒も転職者も内定を勝ち取るために、ぜひこの記事をチェックして対策をしましょう。

企業の事業内容に関すること

その企業への関心の高さを表せる逆質問として、企業の事業内容に関することを聞くのも良いです。 企業の経営方針を意識して行動できる社員は、企業にとって必要不可欠な存在となるため、優秀な社員として活躍できることをアピールできます。

新入社員に期待すること

新入社員に期待することを質問するのも良い逆質問です。最終面接では、企業とのマッチングと入社意欲を重要視しているため、自分が入社することを前提としたような質問は入社意欲の高さ、企業が求める人物像に近づこうとするやる気を伝えることができます。

業務の具体的な内容

業務の具体的な内容を聞くのも、入社意欲や関心の高さをPRできると言えます。入りたい部署が決まっているのであれば、その部署の具体的な業務内容やプロジェクトの話を質問するのも良いです。 具体的な質問をすることで、事前に企業のホームページなどで下調べをしていることが面接官にも伝わり、入社意欲の高い応募者として評価してもらえる可能性が高まります。

入社後の働き方に関すること

入社後の働き方に関する質問をすることにより、熱意を面接官にアピールできます。 働き方の質問は企業の文化を理解できる質問でもあるので、就職活動をしている応募者側からしても、自分が希望する働き方を実現できるかどうかを知ることができます。

企業の社風に関すること

企業側は逆質問の内容をもとに、企業の理念や社風にマッチする人材かどうかを確認しています。自由度の高い逆質問は、応募者の人柄や個性が出る部分でもあります。 企業の社風に関する質問は、応募者が入社後のことを積極的にイメージしているとも捉えられるので、その企業にマッチした人材だとアピールすることができます。企業の社風については、役員レベルの社員の方向けの質問と言えるので最終面接に適した質問です。

面接官の価値観に関すること

面接官の価値観に関することや意見について逆質問で聞くことも可能です。面接官の価値観に関する質問は、面接官も柔らかい表情で楽しく話してくれることが多いので場の雰囲気も和みます。また、このような面接官に対する個人的な質問は、多くの応募者の中でも印象に残りやすくなります。 プライベートな個人情報を質問するのはもちろんNGです。面接官の価値観は企業の価値観とも言えるので、企業理解にもつながる良い逆質問です。

最終面接の逆質問に関するNG例

ここまでは、良い逆質問の例や逆質問の目的についてお伝えしてきましたが、NGな逆質問についてもご紹介します。知らないとやってしまいがちな逆質問も含まれているので、紹介する逆質問は避けるようにしましょう。

「特にありません」

これは、良くない理由が分かる方も多いNGな逆質問ですが、やはり、質問なしも避けた方が良いです。たとえ、事前にしっかり企業分析をしていても、やはり、質問がない=企業への興味関心が少ないと判断されてしまいます。 実際にその企業で働いている社員の方からしか聞けない話もあるので、何か逆質問を用意するようにしましょう。

同業他社との比較・絡めたもの

業界分析をする中で競合他社のことを調べたり、比較をしてその企業の特徴や長所を掴むのは良いですが、競合他社と絡めた内容には注意が必要です。 ライバルの同業他社の商品などを引き合いに出した場合、面接官が不快に感じてしまったり答えにくくなり、あまり良い印象が残りません。最終面接の終盤に聞かれることが多い逆質問なだけに、最終面接の最後が悪い印象で終わらないように気をつけましょう。

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初回公開日:2016年12月04日

記載されている内容は2022年12月16日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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