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最終面接における質問内容とは?事前の準備・回答のコツを徹底解説

更新日:2023年11月12日

面接

最終面接は対策をしていないと意外に落ちるものだと知っていますか。本記事では、最終面接で良く聞かれる質問から良い逆質問、悪い逆質問まで最終面接突破に重要なポイントをまとめています。新卒も転職者も内定を勝ち取るために、ぜひこの記事をチェックして対策をしましょう。

入社後のビジョン・成し遂げたいことも、最終面接で面接官が聞きたいことの一つです。聞かれる理由としては、自ら目標を設定し、能動的に前向きな姿勢で働ける人材かどうか、そのビジョンの内容が、自社で叶えられるかどうかを判断するためです。 企業側は、入社後に長く定着し活躍してくれる人材を採用したいので、応募者の成し遂げたいことと企業で実現できることがマッチしているかどうかを知りたいという背景があります。

企業や事業に対する理解度

一次面接や二次面接でも聞かれる内容ですが、最終面接でも企業や事業に対する理解度を確認されます。 企業側は、「5年後にどのような仕事がしたいですか?」といったような質問を通じて、中長期的な視点で将来像を捉えているか、将来的な展望を踏まえて事業にどのように関わっていきたいか、どのように貢献してくれるのかを知りたいと考えています。

最終面接に向けて準備しておきたいこと

最終面接は何としてでも乗り越えたい壁ですが、何を事前に準備して良いか分からないと悩んでいる方も多いでしょう。 企業側にとっても、最終面接は応募者をよりシビアに判断する場でもあるので、企業研究や自己分析を徹底して行う必要があります。そこで、事前に準備しておきたい8つのポイントをまとめました。 これを読んで、事前に準備しておくべきポイントを押さえましょう。

一次・二次面接を振り返る

書類選考〜一次面接〜二次面接に渡り、毎回聞かれてきたであろう志望動機については、一貫性を持たせることがポイントになります。ここで、ズレが生じてくると説得力がなくなってしまいます。 最終面接では、既出の質問を深掘りして再確認する傾向があるので、自分自身の軸がブレないように事前に準備しておきましょう。

企業の求める人物像を再確認する

最終面接ではミスマッチによる早期退職を避けるため、一次面接・二次面接で一定の条件をクリアしている応募者の中から、自社の求める人物像と一致するのかどうかを判断しています。 求める人物像に合った回答ができるように、面接前に企業のホームページやパンフレット、募集要項で情報収集しておくことが肝心です。

ライフヒストリーに基づく志望動機の再確認・再構築する

最終面接では、志望動機が深堀りされやすいと言われています。深掘り質問をされた際に、志望動機が過去の経験や自身の価値観に基づいた内容であれば、一貫性を保つことができます。 ライフヒストリーを交えて話すことで、自分の人柄や頑張ってきたことも伝えることができます。今までの面接で聞かれた時に答えていた志望動機を再確認し、深掘りされたことを想定して対策を行えば、淀みなく答えられるでしょう。

入社後に実践したいこと・キャリアプランを再考する

最終面接では、入社後に実践したいことやキャリアプランについて聞かれることも多いです。企業分析をしてその企業でできること、かつ、自分が実践したいことの内容で答えるのが理想です。 この時に注意すべき点が、実現可能なキャリアプランかどうかという点です。将来のキャリアプランを叶えるために、前向きに働いてくれる人材だと評価する傾向にあります。

最新の中期経営計画・IR情報を確認する

事業は経営計画に基づいて行われているので、経営計画やIR情報を確認することで、会社が今後どんな事業に注力していく方針なのかを知ることができます。 最終面接で入社したらやりたい仕事に関する質問をされることがありますが、その際に企業が注力していく事業と入社したらやりたい仕事が一致していると、企業側と応募者のニーズがマッチしていると判断され、採用につながる可能性が高くなります。

競合他社との比較を行い企業研究を深める

志望動機にも関わってくるところですが、その業界・職種を志望している理由=志望動機としていると、他社ではなく、当社を志望する理由を突っ込まれた際に詰まってしまいます。 事前に面接を受ける企業だけではなく、競合他社のことも調べて比較を行った上で、その企業ならではのポイントを志望動機に織り込むことをおすすめします。希望する働き方やビジョンが、企業とマッチしていることが伝えられる内容に仕上げるのが大切です。

面接官の情報を調べておく

可能であれば、最終面接の面接官の情報を事前に調べておきましょう。最終面接のご案内メールの中に面接官の名前が記載されている場合もありますが、最終面接の連絡が来た際に「どなたが面接をしてくださるのですか?」と聞くのも一つの手です。 面接官の名前を検索すると、コーポレートサイトのインタビュー記事が出てくることがありますので、その方の部署、今までどんな仕事をしてきたのかなどをチェックしましょう。

次のページ:最終面接における具体的な質問例
初回公開日:2016年12月04日

記載されている内容は2022年12月16日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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