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最終面接における質問内容とは?事前の準備・回答のコツを徹底解説

更新日:2023年11月12日

面接

最終面接は対策をしていないと意外に落ちるものだと知っていますか。本記事では、最終面接で良く聞かれる質問から良い逆質問、悪い逆質問まで最終面接突破に重要なポイントをまとめています。新卒も転職者も内定を勝ち取るために、ぜひこの記事をチェックして対策をしましょう。

最終面接で何を聞かれるのかについては前項でご紹介しましたので、ここからはどのように答えると良いのか、最終面接での質問に回答するときのコツをお伝えします。 最終面接で見極められるのは、主に「マッチング」「入社意欲の高さ」です。回答例を考える際には、このポイントをしっかりと押さえて最終面接を突破しましょう。

一次・二次面接での回答を踏襲する

最終面接の対策をするといっても、一次面接や二次面接で回答した内容からガラッと変えてしまうと、一貫性がなくなり筋が通らなくなります。 一次面接や二次面接で回答した内容を踏襲しつつ、表面上の受け答えで留まらないように「Why(なぜ)」の観点で深掘りをして回答できるようにしておきましょう。

企業の方針・求める人材像からかけ離れない

最終面接で回答する際には、企業の方針から大きく逸れた回答はしないように気をつけましょう。例えば、企業の方針を鑑みずに自分の考えだけで回答した場合、この応募者は当社と合わないと判断され、不採用とされるケースもあります。 企業のリクルートページやコーポレートサイト、社員のインタビュー記事に企業の方針や、その企業で評価される人物像について触れられていることが多いので、事前にチェックしておきましょう。

数字や具体例を用いる

面接の回答に数字や具体例を取り入れると、説得力を持たせることができます。例えば、継続した期間や数字の成果、エピソードを含んだ具体例を盛り込みましょう。数字や具体例など事実に基づくデータを含めて話すと、他の候補者との差別化できます。 転職者の場合、前職での実績や成果を聞かれることがあるので、定量的な実績を回答に含めるようにしましょう。自己PRや志望動機など様々なケースで使えます。

最終面接で逆質問を求められる理由

最終面接では、必ずといっても良いほど面接の終盤に逆質問を求められます。逆質問は応募者側が事前に用意しておくのが基本ですが、企業側がなぜこの逆質問をしてくるのかの質問意図が分からないと質問も考えにくいという声も多いです。 見当違いな質問をしてしまうことで評価が下がってしまうこともあるので、ここでは最終面接で逆質問を求められる理由をご紹介します。

入社意欲・熱意を確認するため

逆質問を求める1つ目の理由は、応募者の入社意欲・熱意を確認するためです。最終面接で企業が内定を出す時には、応募者が入社することを前提としているので、もし内定者が辞退をしてしまったら、必要な採用人数を獲得できず、採用活動は振り出しに戻ってしまいます。 企業側も限られた時間とコストの中で採用活動を行っているので、自社へ入社する確率が高いかどうかを逆質問の内容から判断したいと考えているのです。

就活生の不安を払拭するため

逆質問を求める2つ目の理由は、就職活動をしている側の不安を払拭するためです。仮に内定を出したとしても、応募者側に不安や疑問が残ったままだと入社する決心がつかず、他社に流れてしまうことが起こり得ます。 企業側としても、内定者の入社確度を高めるために、最終面接の段階で不安を払拭したいと考えているのです。

最終面接における逆質問の例

ここからは、具体的にどんな逆質問が良いのか、イメージしやすいように良い逆質問の例をご紹介します。 最終面接は緊張しますが、逆質問は自分をアピールできる機会でもあります。最後の最後まで油断せずに面接を終えるためにも、逆質問の例を参考にしてみてください。

最終面接で生じた疑問

逆質問を事前に考えておくのが大切とお伝えしましたが、最終面接中に生じた疑問を聞いてみるのもOKです。 面接の中で、疑問点や興味が湧いた点があれば逆質問のタイミングで積極的に質問しましょう。自然な会話のように進められたら、より理想的です。

次のページ:最終面接の逆質問に関するNG例
初回公開日:2016年12月04日

記載されている内容は2022年12月16日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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