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Webテストの種類と見分け方|出題科目・テスト形式・対策法

更新日:2024年08月24日

書類選考・ES

今、日本の企業ではほとんどで、採用試験に、採用テストと呼ばれるテストを導入しています。採用テストとは、就活生の性格や、その人の基本的な能力を数値化して図るためのテストです。

4:GAB

GABはSHL社が販売している総合適性テストです。新卒者の採用試験で取り入れられることが非常に多く、様々な業種で利用される人気のテストとなります。

GABのテスト形式

GABのテスト形式は筆記テストのみとなります。ただし、先述した玉手箱においてGAB形式のWebテストが出題される場合もあります。

GABの出題科目

GABの出題科目は、さまざまな計算問題を行う計数科目が約35分、読解力をチェックする言語テストが25分で構成された能力テストと、約30分の性格テストが行われます。

GABを利用している業界や企業とは?

試験の時間が短く、より正確でスピーディーな対応が求められる試験内容のため、金融やコンサルなど、素早い対応が重要な業界に多く採用されています。過去の実例では、三井物産やサントリーホールディングスなどで行われています。

GABの見分け方

GABはテスト形式と筆記テストのみの試験となるため見分け方は特にありません。ただし、玉手箱で出題される場合、GAB形式と、後述するIMAGES形式のどちらかから出題される可能性があるので、見分け方をチェックしておきましょう。

玉手箱内での問題がGAB形式かどうかを判断するには、設問の内容をチェックしましょう。四則逆算、図表の読み取り、表の空欄埋めの3種類のうちどれか2つがあればGAB形式という判断になります。

5:CAB

CABとは、SHL社が販売している適性テストの1つです。SPIやGABとは異なり、コンピューター関連の職業に特化した試験内容が特徴的なとなっています。

CABのテスト形式

CABには、筆記形式、Web-CABと呼ばれるWebテストのテスト形式があります。Web-CABは筆記試験と科目構成はほとんど変わりませんが、難易度が非常に高く難しい問題が出題される傾向にあります

Web-CABの出題科目

Web-CABでは、四則逆算、法則性、命令表、暗号と呼ばれる4つの科目から構成された能力テストと、性格テストの計5科目から出題されます。資産逆算とは、方程式の資格に入る通知を導き出す設問で、9分で50問の問題が用意されています。

法則性は、用意された図形群の法則性を理解し回答する設問で、12分で30問の回答となります。次に、命令表と呼ばれる科目がありますこれは、15分で36問の問題があり、10種類程度の命令記号が表示され、そのまま実行した時の結果を答える科目です。

最後に、図形の変化から暗号を解読していく暗号と呼ばれる科目は、16分で30問の試験内容となります。性格テストは、約20分で68問程度の問題に応える試験になっています。

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初回公開日:2022年11月17日

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