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更新日:2024年07月11日
面接で印鑑持参と言われると、なぜ?と思いますね。1次では必要なかったのに2次面接には必要、という場合もありますし分からないことも多いでしょう。しかし面接で印鑑持参を求められるのは珍しいことではありません。なぜ印鑑が必要なのか、その使い道も併せて解説します。
印鑑は大きく分けて2種類のものがあり、押印の度に朱肉をつけるものと、ハンコ自体にインクが入っており、朱肉の必要なく何度も押印できるシヤチハタと呼ばれるものです。面接で印鑑を持参しろと言われればどちらのタイプの印鑑を持っていけばいいのでしょうか。企業によって求めるハンコの種類が違う場合がありますので、持ち物の欄に指定がないかなどしっかりと確認しておきましょう。
面接や就活全般では特に指定がないのなら認め印を持っていると無難です。認め印は朱肉を必要とするタイプの印鑑で、ビジネスの場では使われることの多い印鑑です。認め印は実印とは違い、役所への登録のない印鑑ですがハンコの効力としては実印に近いものがあります。交通費の支給や健康診断書の書類はビジネスに関わるものですし、責任を伴うものなので、迷ったら認め印を持参しましょう。
シヤチハタでも構わない場合は印鑑持参の後にカッコ書きでシヤチハタ可と書いてあります。その場合はシヤチハタを持参しても構いません。企業によっては同じ種類の書類であってもシヤチハタ可の場合、不可の場合がありますので、印鑑を持参するときには必ず企業ごとに確認しておきましょう。またシヤチハタ可はシヤチハタでなければならないというわけではありません。認め印でももちろん大丈夫なので持っていないからとそのために購入する必要はありません。 面接に関することで少しでも不安や聞いておきたいことがある方は、エージェントに相談してみるのもいいでしょう。必要であれば履歴書の添削や面接対策のサポートをしてもらえます。
面接の持ち物に印鑑持参と書かれていたのに忘れてしまった場合、非常に焦るかもしれません。印鑑が必要となると重要度が高い気もしますし、焦るのも当然です。しかしそんなときこそ冷静に対処しましょう。面接では印鑑を忘れたからといって不利になることはありません。
印鑑を忘れたことを面接に行く途中で気が付いた場合、まず家に取りに帰ることを考えましょう。印鑑を忘れたからといってそれほど大事になることはありませんが、持っていけるならそれに越したことはありません。急いで家に戻りましょう。企業についてから気が付いたり、気が付いてから取りに帰ったのでは間に合わないという場合は諦めましょう。またぎりぎり間に合うかもしれないという場合も無理に取りに行く必要はありません。遅刻をする方がよっぽど印象が悪いです。時間に余裕のある時に限り、取りに帰ることを考えましょう。
忘れてしまったものは仕方がありません。印鑑がなければ押印はできません。素直に忘れたことを告げ謝りましょう。ミスは誰にでもありますし、忘れたからといってそれほど悪い印象になるわけではありません。簡易的な書類の場合はサインで済むこともあります。
面接に行く途中でハンコを忘れたことに気づき、家に取りに帰る時間はないという場合、近くでハンコを売っているところがあれば、そこで購入しましょう。よっぽど珍しい苗字でなければ最近ではスーパーやコンビニ、百均でも購入することが可能なので探してみましょう。ただ気をつけなければならないのが、持参する印鑑の種類を決められているときです。シヤチハタ可であれば、どんな印鑑でも構いませんので購入すればいいですが、シヤチハタ不可の場合は百均などあまり安物の印鑑だと悪い印象を与えてしまう場合があります。シヤチハタ不可ならその場で無理に購入するのはやめた方がいいでしょう。
印鑑を忘れて面接に臨んだ場合、書類を持ち帰り押印して後日郵送という方法も考えられます。緊急でなかったり、次回の選考に進むかどうか分からないという場合にこの方法を取ることがあります。交通費の支給などだと手続きが面倒ではありますが、添え状を作成し同封して企業に提出しましょう。 気をつけなければならないのが、持ち帰る際に書類を折り曲げたりぐちゃぐちゃにしてしまわないこと、万が一にも紛失してしまわないことです。企業の情報が詰まった重要な書類を就活生に持ち帰らせるとは考えにくいですが、こちらも万が一のことがありますので大切に持ち帰りましょう。 また内定がその場で決まり、自分にもその意志があるという場合は持ち帰り後日内定者集会など集まりがあるのならそこで持っていくという方法もあります。
記載されている内容は2017年07月24日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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