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面接の印鑑|持参理由/シャチハタ/忘れた場合/印鑑持参と言われる意味

就活ノウハウ

面接で印鑑持参と言われると、なぜ?と思いますね。1次では必要なかったのに2次面接には必要、という場合もありますし分からないことも多いでしょう。しかし面接で印鑑持参を求められるのは珍しいことではありません。なぜ印鑑が必要なのか、その使い道も併せて解説します。

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面接の印鑑の持参理由

そもそも面接でなぜ印鑑が必要になるのでしょうか。印鑑は何かの証明や本人が承諾したということを表すものです。面接で印鑑が必要になるということは何らかの書類への押印が必要なのだと考えておきましょう。サインでも構わない場合もありますが、日本にはまだハンコ文化が根強くあるので、忘れずに面接に持っていくようにしましょう。

交通費の支給

面接で印鑑を持参しなければならない多くの理由はその場で交通費の支給をし、その書類に押印しなければならないからということでしょう。1次面接では印鑑の持参の必要がなかったのに、2次、3次、最終面接となるとこの理由で印鑑の持参を求められる場合が多いです。 応募者が多すぎると全員に支給するのは大変ですが、ある程度数が絞られてきたら応募者の負担を減らすために企業が配慮します。面接時に印鑑を忘れたからといって交通費を支給してもらえないとは限りませんが、手続きが面倒になるので面接に行く前にしっかり持ち物を確認しておきましょう。

健康診断書への押印

内定までが近くなると応募者に対して健康診断書への記入をさせる企業もあります。企業としては採用の意志が固まってきているが、万が一健康に問題があり、就職して早々に離職したり、長期の休業になったりしないために自分が健康であるということを証明させるために印鑑を持参させます。 また事前に健康診断の結果などを企業に送付していた場合でも、その結果に偽りはないか、本当に健康であるか再度確認するために書類に押印させる場合もあります。もし自分の健康状態が良好ではないのにも関わらず良好であることを証明する書類に押印し、健康問題により業務に支障が出た場合、虚偽の申告をしたとして解雇されることもありますし、場合によっては訴えられたり、何らかの罰則がある場合もあるので注意しましょう。

個人情報保護の規約

最近では個人情報や企業の情報の漏洩を防ぐために書類に押印させるというケースもあります。面接で得た情報や会社内部で見たり聞いたりした情報を口外したり、漏洩させたりしないということを約束させるために印鑑を持参させます。SNSの発達により世間に対して簡単に情報を公開することができるようになったので、会社の情報を守るためにもこういった書類への押印を求める企業も多いようです。 情報を公開するという気持ちがなくても、面接の状況、研修の内容などをブログやSNSに投稿すると違反に当たる場合がありますので、くれぐれもSNSの使い方には注意しましょう。内定が決定していたのに、こういった事実が発覚し、採用を見送られるというケースもありますので、気をつけましょう。

履歴書への押印

かつて履歴書には押印欄があるのが一般的でしたが最近では見かけないものも多くなっています。押印欄がなくても履歴書への押印を求めるために印鑑を持参させるという企業も少なからずあります。昔は当たり前にしていたことなので、古くからの歴史ある企業だったり、人事の担当者が年配だったりすると印鑑が必要になることもあります。また押印欄のある履歴書で印鑑を押すのを忘れたまま提出したとしてもそれほどの問題ではありません。企業に押印を求められてからでも構いませんので、それほど心配する必要はありません。

内定同意書、雇用契約書など

面接の場でそのまま内定の同意書や雇用契約の書類に押印させるため印鑑を持参させる場合もあります。最終面接で印鑑の持参を言われるとこの場合が多いです。しかし新卒の就活の場合はお互いの同意なく、同意書への押印を求められて就活生の囲い込みをする企業が増えており、問題視されることもあります。 内定の同意書や雇用契約への同意書というのはその場で内定や雇用契約を結ぶものではありません。あくまでその企業で働こうと思っているという意思表示でしかありません。この書類に押印したからといってその企業へ必ず就職する必要はありません。後で撤回することは可能です。書類への押印と同時にその場で就職することをきつく迫ったり、他社の選考を受けさせないようにする、通称オワハラというものがこれに当たりますが、法律的には撤回することは可能なので、求められればその場では素直に押印しておきましょう。しかし相手を圧迫し、物事を進める企業なのだということは覚えておきましょう。あまりに強引に書類への押印を迫るようならその企業への就職は見直すべきです。

面接での印鑑持参はシャチハタでもOK?

印鑑は大きく分けて2種類のものがあり、押印の度に朱肉をつけるものと、ハンコ自体にインクが入っており、朱肉の必要なく何度も押印できるシャチハタと呼ばれるものです。面接で印鑑を持参しろと言われればどちらのタイプの印鑑を持っていけばいいのでしょうか。企業によって求めるハンコの種類が違う場合がありますので、持ち物の欄に指定がないかなどしっかりと確認しておきましょう。

面接では基本的には認め印

面接や就活全般では特に指定がないのなら認め印を持っていると無難です。認め印は朱肉を必要とするタイプの印鑑で、ビジネスの場では使われることの多い印鑑です。認め印は実印とは違い、役所への登録のない印鑑ですがハンコの効力としては実印に近いものがあります。交通費の支給や健康診断書の書類はビジネスに関わるものですし、責任を伴うものなので、迷ったら認め印を持参しましょう。

シャチハタ可の場合はシャチハタもOK

シャチハタでも構わない場合は印鑑持参の後にカッコ書きでシャチハタ可と書いてあります。その場合はシャチハタを持参しても構いません。企業によっては同じ種類の書類であってもシャチハタ可の場合、不可の場合がありますので、印鑑を持参するときには必ず企業ごとに確認しておきましょう。またシャチハタ可はシャチハタでなければならないというわけではありません。認め印でももちろん大丈夫なので持っていないからとそのために購入する必要はありません。

面接に印鑑を忘れた場合

面接の持ち物に印鑑持参と書かれていたのに忘れてしまった場合、非常に焦るかもしれません。印鑑が必要となると重要度が高い気もしますし、焦るのも当然です。しかしそんなときこそ冷静に対処しましょう。面接では印鑑を忘れたからといって不利になることはありません。

家まで取りにいく

印鑑を忘れたことを面接に行く途中で気が付いた場合、まず家に取りに帰ることを考えましょう。印鑑を忘れたからといってそれほど大事になることはありませんが、持っていけるならそれに越したことはありません。急いで家に戻りましょう。企業についてから気が付いたり、気が付いてから取りに帰ったのでは間に合わないという場合は諦めましょう。またぎりぎり間に合うかもしれないという場合も無理に取りに行く必要はありません。遅刻をする方がよっぽど印象が悪いです。時間に余裕のある時に限り、取りに帰ることを考えましょう。

正直に忘れたことを話す

忘れてしまったものは仕方がありません。印鑑がなければ押印はできません。素直に忘れたことを告げ謝りましょう。ミスは誰にでもありますし、忘れたからといってそれほど悪い印象になるわけではありません。簡易的な書類の場合はサインで済むこともあります。

途中でハンコを買う

面接に行く途中でハンコを忘れたことに気づき、家に取りに帰る時間はないという場合、近くでハンコを売っているところがあれば、そこで購入しましょう。よっぽど珍しい苗字でなければ最近ではスーパーやコンビニ、百均でも購入することが可能なので探してみましょう。ただ気をつけなければならないのが、持参する印鑑の種類を決められているときです。シャチハタ可であれば、どんな印鑑でも構いませんので購入すればいいですが、シャチハタ不可の場合は百均などあまり安物の印鑑だと悪い印象を与えてしまう場合があります。シャチハタ不可ならその場で無理に購入するのはやめた方がいいでしょう。

後日書類を郵送する

印鑑を忘れて面接に臨んだ場合、書類を持ち帰り押印して後日郵送という方法も考えられます。緊急でなかったり、次回の選考に進むかどうか分からないという場合にこの方法を取ることがあります。交通費の支給などだと手続きが面倒ではありますが、添え状を作成し同封して企業に提出しましょう。 気をつけなければならないのが、持ち帰る際に書類を折り曲げたりぐちゃぐちゃにしてしまわないこと、万が一にも紛失してしまわないことです。企業の情報が詰まった重要な書類を就活生に持ち帰らせえるとは考えにくいですが、こちらも万が一のことがありますので大切に持ち帰りましょう。 また内定がその場で決まり、自分にもその意志があるという場合は持ち帰り後日内定者集会など集まりがあるのならそこで持っていくという方法もあります。

面接で印鑑持参と言われる意味

面接に印鑑を持参させるのには書類に押印させるといった実務的な理由だけではありません。印鑑を持参させることには意味があります。

印鑑持参は内定に近づいている証拠

面接で印鑑の持参と言われるのは内定に近づいている証拠でもあります。内定同意書の場合はもちろんそうですが、健康診断書や情報保護の契約書でもそう考えられます。健康診断書は就職して健康を理由に働けなくなることはないかという確認です。応募者全員に求めるものではなく、ごく限られた人数の人に求められます。企業は採用することを見越した上でこういった書類への押印を求めます。採用する意思のない人間に対して健康状態はどうかということを気にすることはありません。これを聞かれれば内定間近だと考えられるでしょう。 また情報保護書類もそれだけ企業の内部に近づいているということなので、内定までのステップが近いと考えられます。もしくは就職してからのコンプライアンスの教育がすでに始まっている場合もあります。面接に印鑑持参を求められたらあと少しだと思い、気を引き締めて面接に臨みましょう。

単に企業イメージを守りたい

印鑑持参が企業が内定を出す意思を持っているということもありますが、単純に企業イメージを守りたい、もしくは良くしたいと考えているからでもあります。交通費の支給の場合はまさにそれが当てはまります。通常の企業では1次面接から交通費を支給することはありません。1次から交通費を支給しているとそれだけ莫大な金額になるからです。大抵の企業は最終選考のみ交通費を支給していますが、その前の面接や早いところだと2次面接から交通費を支給するという場合があります。早い段階で交通費を支給するのは単に応募者がかなり絞られているということもありますが、交通費を支払う余裕のある大手にこの傾向は多いです。 就活をしていると交通費だけでかなりの金額を遣うことになります。企業から交通費の支給があれば、それがたとえ数百円だとしても嬉しく感じるでしょう。交通費の支給は企業から自分への配慮だと感じますので、たったそれだけのことでも企業のイメージは良くなります。実際面接を受けた人のほとんどは不採用です。しかし就職しなくてもその後は消費者をして重要な存在になるかもしれませんし、他社の企業で一緒に仕事をすることになるかもしれません。どこで何が繋がるか分かりませんので、企業イメージを悪くしないために早めに交通費を支給する企業もあります。印鑑の持参を求められたからといって浮足立たないようにしましょう。

面接では持ち物は忘れない

基本的なことですが、面接では持ち物を忘れないようにしっかりと確認しましょう。忘れたものがあるとそれが気になって面接にも影響しかねませんし、忘れ物をする人よりは、きちんと指示に従える人のほうがいいに決まっています。 面接で印鑑の持参を言われたときは特に気をつけましょう。大事な書類へ押印しなければならない場合がほとんどです。印鑑を持参するときには印鑑の種類に指定がないか確認しましょう。シャチハタ不可であれば実印か認め印を持参しましょう。特に記載がない場合は認め印を持っていくと無難です。就活のときはシャチハタよりも認め印と思っておきましょう。持っていないのであればこの機会に認め印を購入しておきましょう。あまり安物過ぎてもいけません。適度なものを選びましょう。また就活で使う機会はなくても就職してからはシャチハタを使う機会も多いので、併せて購入してもいいでしょう。 印鑑を忘れても焦ることはありません。どこでも購入は可能ですし、忘れても企業が対処してくれますので指示に従いましょう。サインで済む場合もありますし、後日郵送または押印でも構わないというケースも多いです。 印鑑を求められる場合のすべてに当てはまるわけではありませんが、大事な書類に押印するので内定が近い場合も多いです。最後まで気を抜かずに面接に取り組み、忘れ物をしないように何度も確認しましょう。

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