IT人材のためのキャリアライフスタイルマガジン

面接の印鑑|持参理由/シャチハタ/忘れた場合/印鑑持参と言われる意味

更新日:2024年07月11日

面接

面接で印鑑持参と言われると、なぜ?と思いますね。1次では必要なかったのに2次面接には必要、という場合もありますし分からないことも多いでしょう。しかし面接で印鑑持参を求められるのは珍しいことではありません。なぜ印鑑が必要なのか、その使い道も併せて解説します。

「履歴書ってどうやって書けばいいの?」 「面接でなんて話せば合格するんだろう」 そんな人におすすめなのが「就活ノート」 無料会員登録をするだけで、面接に通過したエントリーシートや面接の内容が丸わかり! 大手企業はもちろんのこと、有名ではないホワイトな企業の情報もたくさんあるので、登録しないと損です! 登録は1分で完了するので、面倒もありません。ぜひ登録しましょう!

面接の印鑑の持参理由

そもそも面接でなぜ印鑑が必要になるのでしょうか。印鑑は何かの証明や本人が承諾したということを表すものです。面接で印鑑が必要になるということは何らかの書類への押印が必要なのだと考えておきましょう。サインでも構わない場合もありますが、日本にはまだハンコ文化が根強くあるので、忘れずに面接に持っていくようにしましょう。

交通費の支給

面接で印鑑を持参しなければならない多くの理由はその場で交通費の支給をし、その書類に押印しなければならないからということでしょう。1次面接では印鑑の持参の必要がなかったのに、2次、3次、最終面接となるとこの理由で印鑑の持参を求められる場合が多いです。 応募者が多すぎると全員に支給するのは大変ですが、ある程度数が絞られてきたら応募者の負担を減らすために企業が配慮します。面接時に印鑑を忘れたからといって交通費を支給してもらえないとは限りませんが、手続きが面倒になるので面接に行く前にしっかり持ち物を確認しておきましょう。

健康診断書への押印

内定までが近くなると応募者に対して健康診断書への記入をさせる企業もあります。企業としては採用の意志が固まってきているが、万が一健康に問題があり、就職して早々に離職したり、長期の休業になったりしないために自分が健康であるということを証明させるために印鑑を持参させます。 また事前に健康診断の結果などを企業に送付していた場合でも、その結果に偽りはないか、本当に健康であるか再度確認するために書類に押印させる場合もあります。もし自分の健康状態が良好ではないのにも関わらず良好であることを証明する書類に押印し、健康問題により業務に支障が出た場合、虚偽の申告をしたとして解雇されることもありますし、場合によっては訴えられたり、何らかの罰則がある場合もあるので注意しましょう。

個人情報保護の規約

最近では個人情報や企業の情報の漏洩を防ぐために書類に押印させるというケースもあります。面接で得た情報や会社内部で見たり聞いたりした情報を口外したり、漏洩させたりしないということを約束させるために印鑑を持参させます。SNSの発達により世間に対して簡単に情報を公開することができるようになったので、会社の情報を守るためにもこういった書類への押印を求める企業も多いようです。 情報を公開するという気持ちがなくても、面接の状況、研修の内容などをブログやSNSに投稿すると違反に当たる場合がありますので、くれぐれもSNSの使い方には注意しましょう。内定が決定していたのに、こういった事実が発覚し、採用を見送られるというケースもありますので、気をつけましょう。

履歴書への押印

かつて履歴書には押印欄があるのが一般的でしたが最近では見かけないものも多くなっています。押印欄がなくても履歴書への押印を求めるために印鑑を持参させるという企業も少なからずあります。昔は当たり前にしていたことなので、古くからの歴史ある企業だったり、人事の担当者が年配だったりすると印鑑が必要になることもあります。また押印欄のある履歴書で印鑑を押すのを忘れたまま提出したとしてもそれほどの問題ではありません。企業に押印を求められてからでも構いませんので、それほど心配する必要はありません。

内定同意書、雇用契約書など

面接の場でそのまま内定の同意書や雇用契約の書類に押印させるため印鑑を持参させる場合もあります。最終面接で印鑑の持参を言われるとこの場合が多いです。しかし新卒の就活の場合はお互いの同意なく、同意書への押印を求められて就活生の囲い込みをする企業が増えており、問題視されることもあります。 内定の同意書や雇用契約への同意書というのはその場で内定や雇用契約を結ぶものではありません。あくまでその企業で働こうと思っているという意思表示でしかありません。この書類に押印したからといってその企業へ必ず就職する必要はありません。後で撤回することは可能です。書類への押印と同時にその場で就職することをきつく迫ったり、他社の選考を受けさせないようにする、通称オワハラというものがこれに当たりますが、法律的には撤回することは可能なので、求められればその場では素直に押印しておきましょう。しかし相手を圧迫し、物事を進める企業なのだということは覚えておきましょう。あまりに強引に書類への押印を迫るようならその企業への就職は見直すべきです。

面接での印鑑持参はシヤチハタでもOK?

次のページ:面接に印鑑を忘れた場合
初回公開日:2017年07月24日

記載されている内容は2017年07月24日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

関連タグ

アクセスランキング