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「潰れる会社」の前兆・社長の特徴・条件や法則

マネジメント

あまりうれしい話ではありませんが、潰れる会社には予兆・前兆も見られ、やはり原因があるようです。もし自分の会社が潰れたら困っちゃいますよね?転ばぬ先の杖ということで、今回は潰れる会社の見極め方や、どのような倒産のしかたがあるのかご紹介します。

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潰れる会社にはわけがある!?

もし自分が勤務している会社が潰れたら…これは一大事ですよね。自分の将来や生活にもかかってくる重大事件です。実は潰れる会社には、きちんとそれなりの理由があるようなんです。今回はどんな会社が潰れるのかについて、見ていくことにしましょう。

会社が潰れるってどういうこと?

会社が潰れるというのは、いったいどういうことなのでしょうか?潰れる会社には以下のようなパターンが存在します。

破産

端的に言いますと、借りたお金をかえせなくなった状態のことを指します。個人でも「自己破産」という言葉がありますよね?破産すれば借金は棒引きになりますが、財産はすべて没収となり、当然社会的信用度は一気に下落します。 そして残念ながら、会社は再起不可能となってしまいます。

会社更生

会社更生では、会社を運営する権利が「管財人」と称する人たちにうつってしまうので、別会社になると言っても過言でないでしょう。ですが従業員の雇用については保証され、働いている人はただちに解雇というわけではありません。 しかし会社を再起させていく計画の中で、リストラにあうことも十分に考えられます。

民事再生

こちらも見覚えのある言葉ではないでしょうか?会社更生とも似ていますが、いちばんの違いは、「経営者・株主の地位に変化がない」という点です。監督委員という人の監視を受けながら、会社運営はすすめられます。 会社として重大な決定事項があるときには、監督委員の承認が必要ではありますが、もとからいる経営者陣がおもになって、会社を再生させていくのです。

解散

潰れる会社においても、こちらはちょっと特殊な事例ですね。状況が最悪になる前に、撤退することを指します。現状は上手くいっているものの、この先どうなるか不透明なので、今やめておこうという考え方です。 破産というリスクを避けるための方法ですが、取引先との信頼関係を失うことになりますので、解散もそうとう勇気が必要なやりかたです。

私的整理

特別に法的な処置はとらず、銀行に金融の支援をしてもらう方法です。銀行側もそれなりにリスクを背負いますので、正直この方法はなかなか成り立ちません。よっぽどの老舗企業でないとむずかしいと言えるでしょう。

事業再生「ADR」

「ADR(Alternative Dispute Resolution)」は、日本語に訳しますと、裁判外紛争解決手続のことです。裁判をすることなく、債権者との交渉をすることを国に申請し、ADRが無事に受理されれば、国が管理している第三者機関が、銀行等債権者とのあいだを取り持ってくれます。 国の力を借りて、私的整理をするのがこの方法です。実際自社の力で、私的整理は困難なケースが多いので、この制度を利用するところが潰れる会社には多いようです。

潰れる会社、その原因は?

では潰れる会社には、どんな原因があるのでしょう?

販売が不振である

圧倒的に多い原因は、売り上げが伸びないということです。しだいに売り上げが減っていく場合と一挙に減っていく場合とがあり、それに対処できないときに、潰れる会社になります。 売り上げがすこしずつ落ちていく場合は、初期にその予兆をいかに見逃さず、認識できるかがポイントですし、一気に削減する場合なら、その予測をして、新規事業をいち早く立ち上げられるかが大事です。

倒産の連鎖反応

ある一定の得意先があって、そこにかなりの売り上げを依存している場合、得意先が倒産することで、自社も倒産し、潰れる会社になります。特定の得意先に依存することは大変に危険であり、「リスクの分散」をこころがけていくことが得策なのです。

資本がすくなすぎる

中小企業では、過小資本の会社が数多く、近年では最低資本金制度もなくなったため、極端な話、1円からでも起業できるようになっています。資本金があまりにもすくない会社が増加していますが、自己資本は会社の屋台骨であり、会社の経営にはいいときと悪いときがありますから、その変化に対応できるように資本金は充実させなくてはなりません。 これをおこたってしまうと、資本金過少が原因で潰れる会社になるのです。

ずさんな経営体制

管理体制がずさんだったり、本業の仕事以外に出費がかさんだりすると、潰れる会社になることもありえます。社員の不正が起きて倒産することもありますね。 景気がいいときは、このような放漫経営は目につきづらく、不景気なときにずさんな経営があかるみに出て、倒産する企業が多く出てくるのです。好景気のときこそ、経営を引き締め、油断しないことが肝要でしょう。

潰れる会社のきざしってあるの?

潰れる会社にはきざしもあるようです。どんなきざしがあるのか、ご紹介しましょう。

備品への出費をしぶる

ある会社の例では、倒産するおよそ一年前から、備品管理がやたらきびしくなったと言います。ボールペン・サインペンなど筆記用具は会社が準備せず、社員が各自持参することになり、最低限必要な備品は、会社の経費で支給されますが、値段はいちばん安いランクのものに…。

節電で冷暖房なし

節電はどの企業も取り組むことかもしれませんが、度を超しているとあやしいと思っていいかもしれません。たった数分間でも機械が動いていなかったら、すぐ電源をオフにし、冷暖房についても管理がきびしくなります。 エアコンが故障して「修理してほしい・買い替えてほしい」と会社に依頼しても承認が下りず、エアコンなしでひと夏過ごしたというケースもあります。

経理担当者が辞職する

会社の財務をあずかっているのは、上層部以外ではやはり経理担当の人ですね。全ての場合に当てはまるわけではありませんが、肝心かなめの経理担当が急にやめるというのは、会社が潰れる予兆でもあるようです。

銀行の視察がある

取り引き先の銀行が、しばしば視察におとずれるようになったら要注意です。会社の状況を危ぶんで視察しに来ていることがあるからです。 会社のメインバンクが変わった・銀行以外の金融機関から借金しているかも?なども留意しておきましょう。

人件費削減

潰れる会社の特徴として、人件費の削減もあります。正社員をすくなくした分、パート社員を増やしてまかなうこともあるのです。 パート社員では長時間労働できなかったり、責任を負う部分も正社員よりは軽くなったりするので、パート社員をたばねる、上に立つ正社員は負担が大きくなります。心身ともにプレッシャーがかかってしまうでしょう。

潰れる会社の社長の特徴

潰れる会社には、社長にも特徴が見られます。どんな社長が危ないのでしょう?

社長が仕事をしようとしない

中小企業の社長なら、社員のだれよりも早く出勤し、仕事をしないとつとまりません。社員が社長の姿を見たことがない、しゃべったこともないなどということは、決してあってはなりません。 大企業の社長は別として、社長はみずから率先して仕事に取り組み、自分の背中を見せて社員を育てるのです。

社長の金遣いが荒い

社長や経営者と呼ばれる人たちには「セレブ」なイメージがつきまといます。高い食事をして、外車を乗り回し、高級な腕時計をするというような。だいたいの浪費家の社長は、キャバクラなど水商売の女性を同伴で、華やかな場所に繰り出すので始末におえません。 そのお金の出どころは、自分で稼いだからいいんだ!という人もいるでしょうが、従業員や下請けの業者さんにそんな姿は見せてよくなく、あくまでプライベートでおこなうべきです。会社経営には波があり、いいとき悪いときがあるので、そのことを十分見込んで、自身の出費も考える社長ならば、おそらく会社を潰すことはないでしょう。

社長の実像がない

会社のトップである社長は、社内でいちばんの存在でなくてはなりません。社長自身に営業力がしっかりあるのか、新戦略や企画力はあるのかというのはとても大事です。社長なしで会社がまわっていけば、言うことはありませんが、それは会社が十分に軌道に乗ってからのことでいいのです。 まずは自分が仕事をすすんで取ってきて、アイディア・企画力も社員があっと驚くようなものを見せれば、社員のモチベーションも上がって仕事をしてくれるはずです。

倒産は社内に何らかの原因が

上でもお話ししてきたように、連鎖的な倒産(得意先の倒産にともなって潰れる)をのぞけば、やはり社内に何か原因があって、倒産することがほとんどです。社内の危険な要因を察知して、自分の会社はだいじょうぶかどうかを見極めていきましょう。

つぶれそうな会社からは今すぐ脱出しよう!

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