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肌が汚い女性にありがちな生活習慣とは?特徴や改善方法もあわせて解説

更新日:2024年01月07日

暮らしの知恵

ニキビや乾燥、毛穴の黒ずみなど、肌の汚さに悩まされたことはありませんか。本記事では、肌が汚い女性にありがちな生活習慣や、汚いと言われてしまう肌の特徴をご紹介します。肌トラブルや肌の汚さに悩んでいる人は、ぜひチェックしてみてください。

肌の汚れを落とそうと必要以上に洗顔に力を入れてしまうのも、肌に悪影響を及ぼすNG習慣です。 洗浄力の強すぎる洗顔料やクレンジング剤を使うと、肌の汚れだけでなく、肌のうるおいや健康を保つために必要な成分や皮脂まで洗い流してしまいます。 敏感肌や乾燥肌の人はマイルドな洗浄力の洗顔料、べたつきやすい脂性肌の人はしっかりと皮脂汚れを落とせる洗浄力の洗顔料がおすすめ。肌質にあった洗顔料を選ぶことが大切です。

あぶら取り紙の使いすぎ

小鼻や額の皮脂やテカリが気になって、あぶら取り紙を何度も使ってしまうのも、肌トラブルを招く原因になります。 あぶら取り紙には皮脂や汗を吸収する効果がありますが、皮脂を取り過ぎるとかえって皮脂が過剰に分泌され、肌がべたついたり毛穴の詰まりを引き起こすことも。 あぶら取り紙の使用は1日1~3回程度に留め、使うときは擦らず優しく肌にあてるようにしましょう。

甘いもの・刺激物を過剰に摂取している

食生活の乱れは、肌トラブルにつながります。スキンケアに気を使っているのに肌トラブルが起こりがちな女性は、食生活に問題があるのかもしれません。 甘いものや香辛料をたっぷり使った刺激物、ファストフードなどの脂肪分の多い食べ物は、皮脂の分泌を増やしてしまいます。チョコレートを食べ過ぎるとニキビができると言われているのも、チョコレートに含まれる糖分や脂肪分の働きで皮脂が過剰に分泌され、ニキビの原因になると考えられているからです。

空気の汚い場所にいることが多い

部屋の空気が汚れていたり、工場や工事現場の近くで過ごす時間が多いことも、肌に悪影響を与えます。 角質層が薄くなり、バリア機能が低下した敏感肌は、空気中のホコリや大気汚染によるダメージを受けやすくなります。肌が汚れた空気に触れ続けると、肌を守るための活性酸素が過剰に発生して、逆に肌にダメージを与えてしまうのです。 部屋の掃除をこまめに行ったり、空気中の汚染物質から肌を守る化粧品などを活用して、空気の汚れから肌を守ることが大切です。

肌が汚くなる原因

ここまで、汚いと言われてしまう肌の特徴や、肌が汚い女性にありがちな生活習慣を見てきました。 ここからは、NG習慣がどのように肌トラブルを引き起こすのか、肌が汚くなってしまう原因を説明します。

ホルモンバランスの乱れ

ホルモンバランスの乱れは、様々な肌トラブルの原因。女性の場合、生理や妊娠・出産、加齢、ストレス、生活習慣などによってホルモンバランスが乱れやすくなります。 女性の場合、「エストロゲン」と「プロゲステロン」という二種類の女性ホルモンがバランスを取って体の調子を整えています。これらのバランスが崩れると、皮脂の分泌が活発になり、肌がべたついてニキビができやすくなったりといった肌トラブルが起きるのです。 生理前や生理中に肌トラブルが多いのも、このホルモンバランスが関係しています。また、女性ホルモンは20代後半をピークに減少するため、年齢を重ねるとともに肌の老化やトラブルを感じることが多くなるのは、女性ホルモンの減少が原因とされています。

バリア機能の低下

摩擦や顔の触り過ぎなどで角質層が薄くなると、肌のバリア機能が低下します。 肌は本来、外部刺激から肌を守るバリア機能を有しています。このバリア機能のおかげで、肌は水分と油分の保たれた美しい状態をキープすることができるのです。 しかし、バリア機能を担う角質層は、わずか0.02mm。ラップ1枚分程度の厚さしかありません。摩擦やホルモンバランスの乱れによる皮脂の過剰分泌などで角質層が傷付くと、バリア機能が低下し、肌は外部の刺激を受けやすくなり、肌荒れの原因に。 肌のバリア機能をいかにキープするかが、きれいな肌を保つポイントになります。

マスク生活

マスクを一日中付ける生活が続いたことによって、肌荒れしやすくなったという人が増えています。 マスクによる肌荒れの主な要因は、摩擦と乾燥、そして蒸れです。 マスクをつけていると肌がうるおうように感じますが、実はマスク内の湿度が高いと肌トラブルの原因に。過剰な湿度に晒された肌は、ふやけてしまい外部からの刺激を受けやすくなります。 さらに、夏場など、高温下でのマスク着用は、汗や皮脂の過剰な分泌を招き、かゆみや炎症を引き起こすことも。 加えて、マスクの着脱やマスクをつけたまま話す際に生じる肌との摩擦は、角質層を傷付け、バリア機能を低下させる原因になります。 マスクによる肌荒れを防ぐためには、肌のバリア機能を保つケアが必要です。

過剰なストレス

ストレスは、心身に悪影響を及ぼすのはもちろん、肌トラブルの原因にもなります。 ストレスが肌によくないとされる理由は、ストレスによって自律神経やホルモンバランスの乱れ、肌のターンオーバー周期の変化、活性酸素の増加が引き起こされるからです。 さらに女性の場合は、ストレスを受けることによって男性ホルモンの分泌が増え、皮脂量が増加する可能性も。肌がべたついたり、ニキビができやすくなる原因になります。

改善する方法

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初回公開日:2022年10月03日

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