「悠久」の意味や例文を紹介|漢字の語源や「永遠」との違いは?
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更新日:2025年03月05日
「万全を期す」という言葉をご存知でしょうか。本記事では、「万全を期す」という言葉の意味や正しい使い方について解説し、その対義語や類義語を紹介していきます。「万全を期す」の意味を知りたい、理解を深めたい方は、ぜひこの本記事をチェックしてみてください。
目次

「万全」は完全・完璧、「尽くす」はある限りを出し切るという意味の言葉であるため、「万全を尽くす」という言い方は不自然になります。 万全を尽くすに近しい意味の慣用句として「最善を尽くす」、あるいは「万全を期す」を使用するのが望ましいでしょう。 「最善を尽くす」は最も善いと思われる結果が得られるように全力でことにあたる、「万全を期す」は物事を完璧な状態にしておく、手ぬかりなく準備しておくという意味を持ちます。

「万全」が物事を網羅した状態・完全な状態を表すのに対し、「万端」は様々なパターン・あらゆる手法を指します。そのため、「万端を期す」という言い方は不自然になります。 あらゆる手法に対する準備を整えたことを表す場合は「準備万端」、手ぬかりなく準備を整えたことを指す場合は「万全を期す」と言い換えるといいでしょう。

「万難」は多くの困難、「排す」は退ける・排斥するという意味を持ちます。「万難を排す」は、どんな困難や障壁があろうとも、何があっても、という意味になります。 「万難を排す」は「万全を期す」と字面が似ていて混ざりがちになる慣用句ですが、意味合いは大きく異なるため、使い方を間違えないように注意しましょう。
「万全を期す」という言葉は、手ぬかりなく準備しておくこと、物事に対して完璧な状態にしておくことを指します。 それでは、その反対の意味を持つ言葉には何があるでしょう。ここからは、「万全を期す」の対義語となる言葉と、その意味をご紹介します。

「準備」は物事を行うにあたり前もって必要なものを用意しておくこと、「不足」は足りない・十分でないという意味の熟語です。「準備不足」は、物事に取り掛かれるように用意したものが満足でないさまを表しています。 必要なものが十分に用意できていない状態を指す「準備不足」という言葉は、手ぬかりなく準備しておくことを意味する「万全を期す」とは対極的な意味を持つといえます。

「中途」は物事の半ば・途中であること、「半端」は量や数がそろっていない・どっちつかずな状態であることを表す熟語です。つまり「中途半端」は未完成であること・道半ばである状態を指します。 どっちつかずなときや、物事が完了していない・準備が整っていない場合に用いられる言葉であり、「万全を期す」とは対極的な意味を持つといえます。
記載されている内容は2022年06月15日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。
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