IT人材のためのキャリアライフスタイルマガジン

就活の面接でよく聞かれる質問集と回答例一覧|質問時の注意点

更新日:2024年08月24日

面接

就活をするにあたっては、本当に様々な質問を面接の担当者から投げかけられますが、それらに対して自分なりに良い答えだと思っていても、実はマイナス評価ということもあるかもしれません。ここでは、面接でよく聞かれる質問集として、質問のパターンやその回答例をご紹介いたします。

「回答例:私は大雑把な人が苦手です。それは、私が逆に几帳面な性格だからという事もあるかと思います。もし、仕事をする上で雑な仕事をされてしまったら正直な気持ちで嫌だなと思うでしょうし、他の人に迷惑になっていないか自分の事のように心配になってしまいます。

ただ、最近では様々なタイプの人がいるのだと自分自身に言い聞かせ、他の人ができていない部分は自分がフォローすればよいという風に考えるようにしています。仕事をする上では、社内の雰囲気も大事だと考えますので、あまり考えすぎずに、苦手な人とも円満に仕事を行っていけるように工夫したいと思います。」

「あなたにとって仕事とは何ですか?」

これもよく聞かれる質問の一つです。この質問には、単に仕事に対する価値観だけではなく「人間性」を確認するために、この質問をされているものと考えましょう。仕事に対する価値観は人それぞれ違いますし、価値観が違うという事は人間性の違いによるものとも言えます。

そもそも、面接対策としてではなく、自分が何故その会社で仕事をしたいかをよく考え、仕事をすることで自分がどのようになりたいのか、仕事をする上で何を重要とするのかを改めて考えてみると、自ずと質問に対する回答も見えてくるでしょう。

「回答例:仕事をするという事は働いて給与をいただくという事ですので、お金の為に働くという目的があるのも事実ですが、御社で仕事をさせていただくことで、得意分野を大いに活かせるだけでなく、自分を成長させることに繋がると考えています。 仕事をすることの意味や意義を今はまだ理解しきれていないとも思いますが、御社での業務に従事することで、いずれは仕事が一つの生き甲斐とも言えるようになると思っています。」

「当社以外に応募している企業はありますか?」「内定をもらっている企業はありますか?」

他社の選考状況や応募状況などを聞かれるのは、そこまで深い意味はありませんが、少なくとも自社が何番目の企業なのかというところを気にしていると言えるでしょう。

もちろん、「他に応募している企業はありません!」という嘘はすぐに分かります。就職の時期に1社しか応募していないというのは明らかに不自然だからです。ここは正直に他にも受けている企業があるという答えを出すべきです。

「回答例:現在受けている企業は御社を含め4社あります。既に2社の内定をもらっておりますが、御社が第一志望ですので、本日の面接をさせていただくことと致しました。」

「あなたは友達が多いですか?少ないですか?」

友達の数が多いか少ないかという質問ですが、実は数に重要性はありません。この質問の裏にあるのは、友達が多いなら何故多くなったのか、友達が少ないならそれは何故なのかというところにあります。友達が多いか少ないかであなたの人格が決まるものではありません。

むしろ、その友達があなたをどう見ているかという「客観的な人柄」を知りたがっている質問だと考えましょう。友人と良い関係を築けているかどうかは、チームワークを重要視する企業にとっては特に大事なポイントになります。

「回答例:友人の数をしっかり数えたことはありませんが、普段から仲良くしている友人は5人です。この5人で旅行に行ったり、食事に行く事が多くあります。友人からは面倒見が良いと言われることが多いのですが、自然と行っている事なので友人からそう言われるまで気付きませんでした。 ただ、友人たちからはそのままで良いと言われますが、お節介になりすぎないように気を付けています。」

「健康に問題はありませんか?」

この質問も特に深い意味はありません。単純に健康状態が良くなく業務に支障がないかを確認するためのものです。

つまり、会社はセンシティブな情報を手にしようとしているわけではなく、例え優秀だと思える人でもしっかり出勤して働いてもらえるかという事を確認するためのものです。では、もし持病などがあった場合にどのように答えるべきかを下記の例にてご紹介させていただきます。

「回答例:普段の生活における支障はほとんどありませんが、軽い喘息を持っています。定期的に通院していますし、業務に支障が出るほどのものではないので、しっかり業務に携わりたいと思っています。」

質問に回答するときの注意点・タブー

ここまで質問集と回答例をご紹介させていただきましたが、自分なりの質問に対する回答を考えても、実はタブー回答になっている可能性があります。熱心に面接対策を考えているうちに、それが裏目に出てしまう事がありますので、主に以下のようなことには気を付けておきましょう。

次のページ:面接の最後に「質問はありますか」と聞かれたときの逆質問例
初回公開日:2022年11月17日

記載されている内容は2022年11月17日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

アクセスランキング