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更新日:2024年08月24日
就活をするにあたっては、本当に様々な質問を面接の担当者から投げかけられますが、それらに対して自分なりに良い答えだと思っていても、実はマイナス評価ということもあるかもしれません。ここでは、面接でよく聞かれる質問集として、質問のパターンやその回答例をご紹介いたします。
目次
「回答例:私の趣味は寺院巡りです。元々は西洋アンティークに興味があったのですが、いつしかそれが日本古来のものにまで及ぶようになり、寺院巡りをするようになりました。寺院巡りは単に寺院を巡って満足するのではなく、地域や寺院の由来や歴史を調べたり、御朱印などを集めてブログに掲載しています。今ではブログの訪問者数も1日に1000人弱ほどになり、たくさんの方からご感想をいただいています。」
面接においては、長所と短所がよく聞かれると申し上げましたが、もっと大雑把に「あなたはどんな性格だと思いますか?」という質問をされることがあります。これは、長所、短所の質問と同じ意図があるとも考えられますが、「客観的に自分を見る事ができるか」という点を見ているとも言えます。
「回答例:私は友人からよくマイペースだと言われることがあります。例えば、友人たちとどこかに出かけた時に、目的地に着くまでに他のお店に行こうと寄り道をしてみたり、他の人が終わっている事を自分だけ終わらせていなかったりすることがあります。
こういった事からマイペースだと見られているのだという事は自分でも自覚しております。ただ、これを良しとする人もいれば、短所として見られる方もいますので、自分のマイペースさが周りの迷惑にならないように日ごろから気を付けています。」
この質問はその質問とおりと言って良いでしょう。もちろんストレス耐性があるに越したことはありませんが、逆に言うとストレスを感じない人などいませんので、ストレスを感じるならどのように対処しているのか、ストレスに強いと思うならその根拠を示す必要があります。
また、メンタル面において、打たれ弱い人という印象を与えてしまわないように気を付ける必要がありますが、これは何も無理に「メンタルが強いのでストレスは感じません!」と答えるべきという事ではなく、ストレスに対してどのように自分をコントロールできているのかという事が言えれば問題ありません。
「回答例:正直なところ、ストレスを感じない事はありませんが、ストレスとは上手く付き合えていると自覚していますので、ストレスには強いほうだと言えるかと思います。 例えば、ストレスが溜まってしまったと感じる時は、友人を小旅行に誘ってみたり、日ごろからジムに通っているので身体を動かしているうちに気持ちもスッキリして、しっかり睡眠をとることもできています。こういった工夫を自分なりに行えていれば、仕事でストレスを感じたとしても、業務に支障が出る事はないと考えております。」
キャリアプランや10年後の事について聞かれるという事は、 「目標設定ができる人間か」 「目標に対する努力ができる人間か」 「会社の業務と目標にミスマッチがないか」 というところに質問の意図があります。仮に、目標としている事が会社の業務と全く関係ないものであった場合、何故その会社を志望しているのかという点で疑問が出てきてしまいますし、目標を持つという事は仕事をする過程で他の成果を上げる可能性もある上、自然と自分を成長させているという事が多くあります。
「回答例:目標に上限は設けていませんが、目下、支店長として会社の利益拡大に直接関われる人間になりたいと考えています。まず、入社後にすべきこととして仕事を誰よりも早く覚え、自分の関わる仕事から様々なスキルを得る事を目標とします。
3年以内には重要な仕事を任せていただけるまでに自分を成長させ、コスト面、生産面、顧客満足度などをどのように向上させるかといったことに関われるようになりたいと考えています。その後は自分で企画立案を行い、様々なプロジェクトの立ち上げや責任者として更なる経験を積み、自分でどこまでできるのかを限界を決めることなく積極的、且つアクティブに仕事をしていきたいと思っております。そういった理由から、現在は早めに業界の事を知る必要があると考え、関連の書籍を読むですとか、同業種の会社の研究などを行っています。」
「モチベーションを高める事は何か?」と聞かれるのとは逆に「モチベーションを下げる事は何か?」と聞かれることがあります。 これは、仕事に対する「やる気」や「意欲」を確認するという事が主な意図ですが、自分のマインドコントロールができるかどうかも同時に量られています。
「回答例:仕事をする上でモチベーションを高めるためには、成功をイメージする事が大事だと考えます。これは、目の前の仕事だけに捉われないようにするという事でもありますが、成功をイメージする事で、そこに至るまでにすべきことが明確になりますし、成功を手に入れた自分をイメージする事で高揚するからです。
逆に、失敗や不運といったモチベーションを下げるような事がもしあったとしても、あくまでもそれは成功までに必要な過程であったとポジティブに考え、諦めずに挑戦を続ける事が大事だと考えます。」
この質問は、短所を聞かれたときと似た意図があるかもしれません。 つまり、「問題解決能力」を見ているという事です。人は苦手な人や苦手なことが必ずありますから、それらにどうアプローチ、対処をしているのかというところが重要です。
また、会社という組織で働いていれば、必ず合う人と合わない人がいますから、その中でチームワークを維持できるかどうかという点を確認されているとも言えるでしょう。
記載されている内容は2022年11月17日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。
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