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就活の面接でよく聞かれる質問集と回答例一覧|質問時の注意点

更新日:2024年03月09日

面接

就活をするにあたっては、本当に様々な質問を面接の担当者から投げかけられますが、それらに対して自分なりに良い答えだと思っていても、実はマイナス評価ということもあるかもしれません。ここでは、面接でよく聞かれる質問集として、質問のパターンやその回答例をご紹介いたします。

逆質問の場は、実は訂正の場とも言えます。逆質問はほとんどの場合に、面接の最後にきますから、面接開始からこの質問に至るまでに上手くアピールできなかったことや、認識が間違っていたと思う内容があれば、このタイミングで訂正してしまうというのも一つのテクニックです。

例えば、「特に質問はありませんが、一つ補足をさせていただきたく思います。先ほどの質問で私の短所をしっかり伝えきれていなかったところがあります…」というように、わざわざ短所を拡大させるような始まりであれば、相手に「お!」と思われるかもしれませんし、「あまり長くなってしまってはいけないと思い控えさせていただきましたが、御社で働きたいと思った理由をもう一つお伝えさせていただきたいのですが宜しいでしょうか。」というように、逆質問という場を自分の手を打つ場が回ってきたという風に捉えるのも良いでしょう。

逆質問をするときの注意点・タブー

逆質問を受けた時に気を付けたいことがない事もありません。上記までをお読みいただくと、まるで「自由時間」のように思えるかもしれませんが、最低限気を付けたいことはあります。

逆質問に対する質問でしどろもどろになる

熱意を伝えようとして逆質問をしてみたはいいものの、「その質問にお答えする前にお聞きしたいのですが」などと面接の担当者から返されてしまった時に「いや、何となく…」なんて答えてしまっては、ミイラ取りがミイラのような状況になってしまいます。逆質問をするのであれば、何故それを聞こうと思ったのか、根拠のある、そして意味のある質問であるという事が重要です。

逆質問が多すぎる

逆質問をされるのであれば、多くても3つくらいまでに留めておきましょう。ここまでは質問をたくさん受ける側でしたが、かといって同等の数の質問をしてしまっては、相手が不快に思う事でしょう。あなたにとって、面接の場は1対1かもしれませんが、先方にしてみれば他にも面接をすべき人がいます。

つまり、相手の時間の都合を配慮すべきということです。あくまで目安として3つと申し上げましたが、必要なことであればそれ以上の質問をすることも大事です。ただ、質問数が多くならないように、一つの質問の中に同時に答えられる内容を含めたりすることで、逆質問の数が多くなりすぎないように工夫する事が可能です。

「御社の特徴や強みを教えてください」「御社の企業理念は何ですか?」

これは明らかにタブー、且つNGです。 つまり、その会社の事を全く調べていないという事を自白しているようなものですので、このような質問を無理にしなければいけないなら、むしろ質問はないと言った方が良いでしょう。

「ノルマは厳しいですか?」「休みはどれくらい貰えますか?」

この逆質問には、自信の無さややる気の無さが表れています。やはり、逆質問としてはふさわしいないと言えるでしょう。逆に言ってしまえば、これらの質問は他の応募者の方も同じように疑問に思っているはずです。「逆質問がなかったときの対処法」でも申し上げましたが、逆質問は自分の意欲を再度アピールする場でもありますから、せっかくのチャンスでマイナスを生んでしまうような質問にならないように気を付けましょう。

集団面接で質問されなかったり質問される数が少なかったら見込みがないというサイン?

さて、ここまでは主に面接の担当者とあなたという前提でお話をさせていただきましたが、企業によっては集団面接をしているところも多くあります。そこで気になるのが、「集団面接で質問されたか」「集団面接で他の人より質問が多いか少ないか」という事です。

これは、心理的に当然のものとも言えますが結論から申し上げると、「質問されたかされなかったか、また、質問の数に自身が左右されない事」というのが大事なことになります。

何故なら、集団面接ともなれば、時間的に質問が全員にできなかったですとか、質問するまでもなく採用という場合もありますし、単純にランダムに質問してみただけというケースもあるからです。

もはや、そのような状況下での質問となれば、相手の意図を考えすぎてしまうと、大概は不安が大きくなることが予想されます。

もちろん、面接に入るまでのマナーや礼儀、言葉づかいや回答内容が悪ければ、既に不採用として扱われている事もあるでしょう。その場合は、当然のことながら質問は少なくなります。ただ、他の人と同じように面接室に入室して、遜色のない受け答えをしているにも関わらず質問が少ないという事に対して、そこまで不安に思う必要はありません。

逆に、質問が多い人こそ、面接の担当者が「本当にこの人は大丈夫だろうか」と考えている事すらあるのです。集団面接で質問の数が多いか少ないか、そのことに囚われすぎて、せっかく対策をしてきた面接の準備を無駄にしてしまわないよう、根拠のない自信でも良いので「自分は大丈夫」という最後まで諦めない姿勢は崩さないようにしておきましょう。

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初回公開日:2022年11月17日

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