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日本の労働環境の現状と問題|異常・改善の必要性・海外の反応

更新日:2020年08月14日

経済

日本の労働環境は諸外国に比べて悪いのか?日本で働いていると、これが当たり前と思ってしまうため良いのか悪いのかわかりません。しかし労働環境の悪さを感じるニュースをよく目にするのも事実です。日本の未来のために労働環境の改善は必須です。

オーストラリア

オーストラリアでは多くの会社が9時から17時の勤務となっています。残業もあまりなく、休日もしっかりと休めます。また有給休暇も年間で4週間与えられます。日本のように有給休暇を取れない、もしくは取れたとしても必要以上に周囲に気を使わなければならないというわけではありません。

欧米・オランダ

欧米諸国も労働環境に関しては総じて日本よりも進んでいます。もちろん一部のワーカホリックな人は時間も休日も関係なく、ひたすら働きます。しかしそうした人は地位や収入の高いマネジメント層です。日本のように一般労働者でそこまで働く人はいません。 残業することはむしろ悪いこと、能力のないことと判断されることもあります。また同一労働同一賃金により正規雇用と非正規雇用でも仕事が同じであればきちんと評価されます。

国連

国連は、日本に対してたびたび労働者の人権を守るための労働者人権条約に批准するよう要請してきました。しかし日本はこれに未だ批准していません。そのため労働環境も人権を無視した劣悪な状況が先進諸国の中でも最悪のレベルで存在します。 そして国連は日本の労働環境改善のための是正勧告を行っています。長時間労働の削減をはじめ労働者の人権に配慮した整備を求められていますが、日本がこれに積極的に応えているとは言い難い状況です。

海外で負ける日本企業

かつての日本は、今でいう「社畜サラリーマン」の頑張りで海外企業との競争に勝っていました。低賃金、長時間労働で働かせて安く品質の良い製品を生み出すため、欧米諸国からは不公平だともいわれてバッシングを浴びることもありました。

下がり続ける存在感

しかしいまでは日本企業の海外での存在感は低下しています。かつての日本企業のようなことを韓国や中国などの企業が行なってきた結果、彼らとの競争に敗れてしまいました。日本の技術力はいまも一定のレベルにありますが、それでもグローバルな競争の中では勝てずにいるのです。

ガラパゴス化

イノベーションに関しても欧米の企業についていけていません。たとえばスマートフォンがこれほど急速に広がると予測できなかった日本は、もはやこの市場で世界的名声を得ることは難しいでしょう。古い労働環境同様に世界の進化から取り残されガラパゴス化しています。

日本は二流国なのか?

今のままでいけば確実に日本は二流国に転落することになるでしょう。日本から新しい革新的な技術がでて再び世界をリードできるようになるためには改革が必要です。特に労働環境に関しては早急に改めないと、優秀な人材は海外に流出し続けることになるでしょう。

生産性の低い仕事

これまで日本は世界でも上位に入る人口が支える内需によって経済が回っていました。しかし人口が減少する時代になり、海外の企業との競争になった時に旧態依然の労働環境で働かせていた日本企業は変化についていけません。目先のことだけを追い、成長戦略を描けなかったのが敗因です。

経営者の問題

とにかく目先の利益を追い求め、人材への投資をしてこなかったツケが回ってきています。労働環境の改善には目を向けず、コストダウンのために非正規雇用を重用した結果、技術が蓄積されず結果として仕事の質の低下を招きました。

初回公開日:2018年03月07日

記載されている内容は2018年03月07日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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