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瓦解の意味とは？由来・使い方と例文から類語や対義語・英語を紹介

更新日：2025年03月05日

「瓦解」とはどういった意味を持つ言葉なのかご存知でしょうか。この記事では、「瓦解」とはどういった言葉なのか、その意味と使い方、実際に用いた例文、その類語と対義語、英語での言い方などを紹介します。日本語を正しく使いたいという方は、参考にしてみてください。

類語とは、似た意味を持つ言葉のことです。以下で、「瓦解」の類語を解説します。

壊滅
破綻
崩落
倒壊
全壊

壊滅

「壊滅」には、「すっかりだめになる」や「組織などが総崩れになる」という意味があります。組織などが崩れてしまうという意味合いで、「瓦解」に似ています。

破綻

「破綻」とは、「破れること」や「物事が修復しようのないほどにうまくいかなくなること」という意味があります。「瓦解」にも、同じニュアンスの意味ががあります。

崩落

「崩落」とは、使われている字の通り「崩れ落ちる」ことであり、「何かが壊れて下に落ちる」ことを意味します。「建設中の建物が崩落した」のように使います。「崩壊」と言い換えることもできます。

倒壊

「倒壊」とは、「建物などが倒れてつぶれること」です。例文としては、「老朽化した家屋が倒壊した」などが考えられます。これも「崩壊」と言い換えることができるでしょう。

全壊

「家屋の全体が修復できないほどに壊れること」を「全壊」と言います。災害などで家屋の全体が倒壊、流出、埋没、消失した状態が「全壊」に該当します。

瓦解と崩壊の違い

「瓦解」と「崩壊」のどちらも「壊れること」を意味しますが、使い方は異なります。「瓦解」は組織に対して使いますが、「崩壊」は幅広く使うことができます。 「崩壊」は「学級崩壊」というように組織を対象として使うこともできるうえに、「家屋が崩壊した」というふうに建造物を対象とすることもできます。一方で、「家屋が瓦解した」とは言えません。「瓦解」を建物に使うことは不可能です。