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捗るの読み方・意味と語源・類語・ネット用語|色々と捗るぞ

更新日:2022年12月17日

言葉の違い

「捗る」という言葉は、読み方がやや難しいので多くの人が読み間違いをしている言葉と言えるでしょう。この記事では、捗るの読み方や意味、語源や類語、ネット用語について幅広く紹介しています。語彙を増やして、退屈で単調な表現からの脱却を図りましょう。

捗るの読み方は?

最近、ネットなどでもよく見かける「捗る」という言葉をご存知でしょうか。複雑な漢字ではありませんが、音読みでも訓読みでも正しい読み方ができる人は少ないでしょう。捗るは、ビジネスシーンや日常会話などでも頻繁に登場する言葉なので、きちんと使えるようにしておきましょう。

はかどる

「捗る」とは「はかどる」と読みます。「捗」は、音読みでは「ちょく」「ほ」「ぶ」と読み、訓読みでは「はかど(る)」「はか」と読みます。「捗る」は、日常的によく耳にする言葉ですが、視覚的に「進捗(しんちょく)」という言葉の方が目にする頻度が高いので「ちょくる」と読む人がいますが、これは誤謬なので気をつけましょう。

捗るの意味とは?

「捗る」は、見聞きする頻度が高い言葉ですが、中には文脈にそぐわない使い方も見られ、濫用が懸念される言葉でもあります。社会人として恥をかかないためにも、意味をきちんと理解して的確に使いましょう。

物事が順調に進む

捗るとは「物事が順調に進む」という意味になります。 ・勉強場所を自室から図書館に変えたら、集中できて2倍捗った。 ・5分ごとに睡魔に襲われ、作業がなかなか捗らなかった。 ・指の怪我がすっかり治って、パソコン作業がどんどん捗る。

はかがゆく

はかかゆく(はかがいく)とは「作業・仕事の能率が良い様子」という意味になります。 ・彼女のおかげで、事務処理が次から次へとはかがゆく。 ・作品は思いのほかはかがゆく、自分でも納得がいくものに仕上がった。 ・あなたが手伝ってくれると、準備がはかがゆくよ。

進捗する

進捗するとは「(計画や仕事が)順調に進み、捗ること」という意味になります。 ・この企画は、想定どおりに進捗しています。 ・問題が解決したので、何の支障もなく進捗するでしょう。 ・彼の発見のおかげで、研究はさらに進捗するでしょう。

捗捗しいは捗ることなのか?

捗捗(はかばか)しいとは、「物事が望ましい方向へ進む様子」「いかにも捗る様子」という意味になります。しかし、捗捗しいは「捗捗しくない」などのように、打消しの形で用いるのが一般的です。 ・一日中図書館にいたにも関わらず、勉強は捗捗しくなかった。 ・作業が中断されたりして、成果は捗捗しいものではなかった。 ・毎日練習しているのに、捗捗しい成長が見られない。

捗るの語源って?

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初回公開日:2018年02月15日

記載されている内容は2018年02月15日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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