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マクロとミクロの違い・視点の持ち方・分析方法|経済/単位

更新日:2020年05月13日

経済

マクロとミクロ、似た言葉で意味は真逆ですが、一つの物事を両方の視点でみることはとても大切なことです。この記事では、マクロとミクロの意味を解説した後、マクロ視点とミクロ視点の効率的かつ有効的な活用方法を伝授します。勉強や仕事に役立ててください。

マクロとミクロの意味の違いとは?

「マクロ」や「ミクロ」という言葉を聞いたことはありませんか。「マクロ」と「ミクロ」は対立する考え方です。一見違うものを示しているように思われがちですが、実は同じ事象を異なった方法でみているにすぎません。 この記事の前半では「マクロ」と「ミクロ」の意味の違いについて説明いたします。また「マクロの視点」と「ミクロの視点」という言葉もよく使われることがあります。両方の視点を兼ね備えることでより良いアイデアや対応が可能になるとも言われています。 こちらの2つの視点についても後半で解説いたします。

単位で使われる「マイクロ」で、「マクロ」と「ミクロ」の違いを理解しよう

プランクトンなどの微生物の大きさ(体長)を示すときには「○○マイクロメートル」といった表現が使われます。この「マイクロ」は「ミクロ」を意味しています。 1マイクロメートルは1ミリメートルよりも遥かに小さい長さです。「数ミリの差」を修正する野球選手や職人などが真のプロといわれたりしますが、そんな彼らでも感覚で調整することが不可能に近い大きさの世界です。この例から「ミクロ」がいかに我々の日常生活に対して異次元な世界であるかが容易に想像できるでしょう。

小さいものが「ミクロ」

長さの単位にm(メートル)があります。1mの千分の一の長さを1mm(ミリメートル)といいます。1mmは多くの定規やものさしに書かれている最小目盛りです。 さらにその1mmの千分の一の長さを1μm(マイクロメートル)といいます。定規やものさしに書かれている最小目盛りのすき間を千個に分けたうちの一つ分ですので、肉眼でとらえることは不可能な小ささです。 「マイクロ」は「micro」と書き、「mi」をローマ字読みで「ミ」と発音すると「ミクロ」になります。ミクロメートルという表現でも伝わりますが、より正しい発音はマイクロメートルになります。つまり、「ミクロ」には「微小なもの」という意味があります。

「ミクロの世界」ってどんな世界?

映像や科学で「ミクロな世界」という言葉が使われることがあります。これは我々の目に見えないほど小さな微生物や細胞レベルの世界の話になります。電子顕微鏡などを駆使することで物体を高倍率に拡大し、それによって見える世界という意味になります。 人間一人の細胞の数は約60兆個といわれていましたが、近年の研究では約37兆2000億個ともいわれています。約23兆個の差がありますが、いずれにせよ1個あたりの細胞の大きさがどれだけ小さいかがわかる数値です。 ちなみに、1μmの千分の一は1nm(ナノメートル)、1nmの千分の一は1pm(ピコメートル)といい、さらに小さい単位も存在します。

大きいものが「マクロ」

ミクロ(マイクロ)が「微小なもの」という意味であるのに対して、マクロは「巨大なもの」という意味があります。 小さいものに「1ミクロメートル」があるのであれば、大きいものに「1マクロメートル」があるのではないかと考える方もいらっしゃるでしょう。しかし、残念ながら「マクロメートル」という具体的な単位は存在しません。「マクロ」は抽象的な表現でのみ使用される言葉です。

宇宙から考える「マクロ」と「ミクロ」

「宇宙」という言葉からは広大な世界をイメージする方も多いでしょう。しかし宇宙も見方によっては「マクロ」にもなり「ミクロ」にもなります。 太陽の直径は地球の直径の約109倍、さらにその太陽のような恒星が宇宙に無数にあることから、天文学的な数字が宇宙には並んでいます。このように、太陽系や銀河という大きさで宇宙を考えると「マクロ」な視点になります。 しかし、これらの星は我々の目に見えないほど小さな原子や分子、素粒子からできています。主に水素とヘリウムでできている太陽から吹き出す粒子は太陽風と呼ばれ、地球に到達することでオーロラが極地方で観測できることがあります。このような視点は「ミクロ」な視点ということができます。

マクロ(macro)とミクロ(micro)は両極端

以上の例から、マクロとミクロの意味はご理解いただけましたでしょうか。マクロという言葉がもつ意味は、大きさという点では「巨大なもの」、ものの見方という点では「巨視的」となります。ミクロという言葉がもつ意味は、大きさという点では「微小なもの」、ものの見方という点では「微視的」となります。

マクロ経済学とミクロ経済学

初回公開日:2018年03月11日

記載されている内容は2018年03月11日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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