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亜の読み方と意味・亜を使った熟語|亜細亜/亜鉛/亜寒帯

更新日:2020年08月07日

言葉の読み方

「亜」という字は、音読みでは「ア」、訓読みでは「つぐ」「はふり」と読みます。なお、「はふり」という言葉は、「罪や穢(けがれ)を放(はふ)り清める」という意味ですが、一般的には「次ぐ」「第二の」「下位の」あるいは「寄り添う」などの意味で用いられています。

「亜」の読み方

「亜」という漢字は、日常生活で使用される際の目安となる、2,100余りの常用漢字の1つに指定されています。なお、亜の音読みは「ア」であり、訓読みは「つぐ」と「はふり」の2つがあります。「亜」の部首は「二(に)」、画数は「7画」です。 「常用漢字」とは、現代の「国語を書き表す際の目安」とされる漢字のことを意味しますが、直近では2010年(平成22年)に文化審議会が「改訂常用漢字表」が内閣に答申し告示されています。 ちなみに、「亜」という漢字は、字の成り立ちと字義を解説した中国の「説文解字(せつもんかいじ)」によると、「人の背の曲がった形を表す」とされています。一方、甲骨文によると、陵墓(りょうぼ)の墓室の平面図の象形ともいわれています。

「つぐ」という字

「亜」という字は、訓読みでは「つぐ」と読みますが、同じ訓読みをしても異なる字のことを「同訓異字(どうくんいじ)」または「異字同訓」といい、「亜(つぐ)」の同訓異字にも多くの字があります。ちなみに、「亜」に似たような意味を持つ同訓異字には、以下のような字があります。 (1)従(音読み:ジュウ・ジュ・ショウ) 訓読みには、「したがう・したがえる・しげ・つぐ・より」などがあります。 (2)二(音読み:ニ・ジ) 訓読みには、「ふた・ふたつ・かず・すすむ・つぎ・つぐ・ふ・ぶ」などがあります。 (3)序(音読み:ジョ) 訓読みには、「ついで・つき・つぎ・つね・のぶ」などがあります。 (4)丞(音読み:ジョウ・ショウ) 訓読みには、「たすける・すけ・すすむ・たすく・つぐ」などがあります。 (5)族(音読み:ゾク・ソウ) 訓読みには、「やから・えだ・つぎ・つぐ」などがあります。

「亜」の意味

「亜」という字の意味は、象形文字の「古代の墓室を上から見た形」を象(かたど)っていることから、先祖を祀る次の世代を指す「つぎ(次ぎ)」の意味が生じています。なお、常用漢字として用いられる意味は、以下のようなものがあります。

次位の意味

亜という字の一般的な使い方として、上位や主格たるものの「次位の」を意味しますが、例示すると主流から外れた次位の流派を意味する「亜流」、あるいは武将の次位を意味する「亜将」などの言葉があります。

準ずるの意味

地球の概ね北半球の気候帯を区分する言葉に、最も熱い地域と寒い地域を意味する「熱帯」と「寒帯」があります。 たとえば、寒帯に準ずる気候帯として、東ヨーロッパ・ロシア・アメリカ北部・カナダなどの「亜寒帯」の地域がありますが、日本においては北海道・東北の内陸部などが「亜寒帯」に属しています。

化合物の原子価の意味

ある化合物やイオンの中において、それらの中核となる物質より原子価(酸化数)が少ないことを表す場合に「亜」を使いますが、例示すると次亜塩素酸ナトリウム・亜硝酸・亜硫酸などがあります。

生物学的な分類の意味

生物学上の分類の上下関係を表す単位として、最上位から門・綱・目・科・属・種などがありますが、それより下位の分類単位を意味する場合に「亜」が用いられます。例示すると亜門・亜属・亜種・亜科などです。

外国語の当て字の意味

亜が付く外国語(主に国名や地域名)の漢字の当て字の意味があります。例示すると亜米利加(アメリカ)・亜細亜(アジア)・大東亜(ダイトウア)・亜爾然丁(アルゼンチン)などです。

亜の旧字(亞)の意味

亜の旧字の「亞」は、「白い土」や「土を塗る」という意味があり、例示すると白亜の殿堂という言葉があります。

初回公開日:2018年03月14日

記載されている内容は2018年03月14日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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