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「職責」の意味と使い方を解説|類語や対義語もあわせて紹介

更新日:2024年10月15日

言葉の意味・例文

「職責」という言葉の意味や使い方はご存知でしょうか。本記事では、「職責」という言葉の意味や読み方から類義語など幅広く紹介しています。「職権」という言葉の意味や使用方法に不安、疑問がある方は、是非チェックしてみてください。

「職制」の意味とは職務を分担する際に用いる制度を表す名詞です。これは社員の役職や指揮系統などの制度を示しています。 リーダークラスの人材と役職なしの人材での行う職務の違いなどを表しています。「職制に従う」などのように使用されます。

しょく‐せい【職制】 の解説 1 職場での職務の分担に関する制度。 2 会社や工場などで、労働者を管理する役付きの職員。管理職。また、その職に就いている人。

職域

「職域」とは各業務の範囲、受け持った仕事の領域などを意味しています。これは店舗やオフィスなどの空間としての職場を表すケースも存在します。 「私の職域の範囲ですので、お力添えできるかと思います」などのように使用します。

しょく‐いき〔‐ヰキ〕【職域】 の解説 職業や職務の範囲。受け持つ仕事の領域。また、職業上の持ち場。職場。「他の―を侵す」「女性の多い―」

職位

「職位」は「しょくい」と読み、仕事を行う上での地位や階級または仕事上の地位を有しているものが行うべき業務を意味します。 「職位」の例として、会長、社長、副社長などと全ての役職を指し示しています。

しょく‐い〔‐ヰ〕【職位】 の解説 1 組織における仕事上の地位。 2 官職と官位。

職能

「職能」は「しょくのう」と読み、仕事上与えられた役目を全うできる能力、組織の中で人間が果たす能力を意味しています。 これは仕事を行う能力のことを指し示しており、職能を磨くなどと使用されるケースが多いです。ここでは仕事を全うする力を鍛えるという意味になります。

しょく‐のう【職能】 の解説 1 職務を遂行する能力。 2 社会や組織の中でその職業が受け持つ一定の役割。 3 物事がその機構の中で果たす役割。「文法上の―」

「職責」の類語

「職責」という言葉に似ているものの意味が違う言葉などを学び、既に言葉として使用できる状態にあるかもしれません。しかし関連している言葉として他の言葉、言い回しも把握し、身につけた方がコミュニケーションの際に役立つでしょう。 ここでは「職能」の類語をマスターしましょう。

責任

「責任」とは、立場上当然追わなければいけない任務や義務など自分のした事の結果について責めを負うことなどが一般的で、失敗や損失による責めを負うことが多いです。 特に違法行為をしたものが法律上の制裁を受ける際に適応されるケースが多いです。

せき‐にん【責任】 の解説 1 立場上当然負わなければならない任務や義務。「引率者としての―がある」「―を果たす」 2 自分のした事の結果について責めを負うこと。特に、失敗や損失による責めを負うこと。「事故の―をとる」「―転嫁」 3 法律上の不利益または制裁を負わされること。特に、違法な行為をした者が法律上の制裁を受ける負担。主要なものに民事責任と刑事責任とがある。

職務

「職務」は仕事として個人が請け負っている任務です。これは各社員がそれぞれ請け負っており、配属や部署によって細かく分けられた仕事のことを指します。 「職務」は遂行するなどの動詞と組み合わせて使用するケースが多いです。

しょく‐む【職務】 の解説 その人が担当している仕事。役目。つとめ。「―を怠る」「―柄」

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初回公開日:2017年05月31日

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