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内定延期をしたい場合の対処法|メール/電話での伝え方・伝える時期

更新日:2024年11月26日

内定後

企業から内定通知を受けた後、他の企業の選考結果を待ちたいとき、内定承諾書の提出を延期してもらうというのが一般的です。それでは、内定延期をしてもらうためにはどうしたらいいのでしょうか。内定延期の電話やメール、依頼するときの注意点などを紹介していきます。

それでは、今度は「いつ内定延期を依頼したらいいか」ということをみていきましょう。

内定延期の依頼は早いほうがいい

結論から言いますと、早ければ早いほうがいいです。早め連絡をすることはビジネスマナーとして常識ですし、そういった態度も採用担当者にみられていることを忘れないでください。内定承諾書の提出の延期を依頼する期限は、一般的には2~3日、長くても1週間が限度です。 内定延期を依頼する場合、早い時期に連絡というのは誠意を示すためです。そのため、1日でも早い連絡をすることが鉄則ですので、できるだけ早く連絡することを肝に銘じておきましょう。

企業はいつまで待ってくれるのか?

基本的に、自分が依頼する際に「●月●日まで」ときちんと期限を区切ることが必須です。正当な理由だと企業側が判断した場合には、その日まで待ってくれるでしょう。 ただし、転職の場合は話は変わってきます。中途採用の場合、「今すぐにでも足りていない人員を補填したい」というように考えている企業も存在します。したがって、内定の延期を依頼するということは「必ずそこで働くとは限らないですよ」と言っているようなものなので、正直厳しいものになってきますので、注意が必要です。

内定延期を依頼する際の注意点

これまで、内定延期とはどんなものなのか、電話やメールで連絡する際には実際にどうしたらいいのかなど、例文を交えながら説明してきました。それでは最後に、内定延期を依頼する際にどんなことを注意していけばいいのかみていきましょう。

常に「お願いする」という姿勢で

本記事の中で何回も繰り返して記述しますが、「他企業の選考結果を待ちたいので」など、それが真実であったとしても、内定をくださった企業に対して失礼になるようなことを伝えるのは絶対にやめましょう。できるだけ低姿勢で、お願いしているということを必ず忘れないようにしましょう。「内定をくださったのは大変ありがたいけれど、どうしても内定承諾を延期したい」というお願いをしている立場なのだということを心がけましょう。

入社意思が伝わるように話す

内定延期をする理由として「遠方に住む両親に就職についてきちんと話をしたいから」というのは、おそらく多くの就活生が使ってきたでしょうし、これから先も使われるでしょう。このように、誰もが使う内定延期を依頼したい理由でも、言い方ひとつで受ける印象は異なります。「入社する意思がありますが、残念ながら即決することはできません」という態度をきちんとあらわしましょう。

内定取り消しもあり得る

内定延期の依頼をすることは、企業側にとってはあまり印象がいいものではありません。企業側からすると内定延期は企業にとってはマイナス面が非常に大きいからです。これは、内定延期を承諾するとそのまま内定辞退などに繋がることになりかねないからです。そのために、内定辞退の可能性も決して低くないということを覚えておかなければなりません。 内定延期の依頼を電話やメールで連絡するのなら、別の応募者が採用されるということも常に覚悟しなければいけません。特に就職活動ではなく、転職活動をしている人で内定延期を依頼する場合、内定取り消しになることが多いそうなので、注意が必要です。内定延期を依頼する場合、企業が必ずしも快く待ってくれるわけではないということを覚えておきましょう。

採用担当者に直接伝える

電話で内定延期を依頼する場合、必ず採用担当者に連絡しなければなりません。しかし、最初に電話に出るのが採用担当者とは限りません。採用担当者が不在のときは、内定延期のお願いだということは言わず、自分から後ほど電話をかけ直すと相手に伝えましょう。 内定を延期してほしいという対応をお願いする場合は、採用担当者に本人自ら伝える必要があります。

内定延期を上手にお願いしよう

今回の記事では、内定承諾書・入社承諾書の提出期限の延期を依頼するときの電話やメールでの連絡方法やそのほか注意点などをご紹介しました。内定をいただくと、内定を手に入れて嬉しい気持ちがある反面、他の企業の選考結果も気になると思います。「はたして内定先の企業に入社を決めてしまった方がいいのか、それとも他の企業の結果を待つべきか」と多くの就活生が悩むことでしょう。 多くの企業が内定延期を依頼すれば承諾してくれます。しかし、内定延期を受け入れてくれない企業もあるということに注意しておかなければいけません。その場合は、内定辞退となるケースもあります。 内定延期をお願いするときは、自分の内定を失ってしまうかもしれないというリスクを背負っているということを覚悟しておかなければいけません。もう一度、自分の中で優先順位を考えて、行動に移すようにしてください。そして内定延期を依頼するときは、できるだけ電話・メールの適切なマナーを押さえて、誠実な対応を心掛け、就活に取り組んでいきましょう。

初回公開日:2017年05月23日

記載されている内容は2017年05月23日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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