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保険外交員になるには|仕事内容・収入形態・確定申告の方法

職種研究

企業や個人宅を回って保険会社の営業を行う保険外交員。仕事内容は愚か、名前も聞いたことがない人が多いのではないでしょうか。この記事では普段聞かない保険外交員の仕事内容、転職方法、収入について紹介します。保険外交員について知りたいという方は是非読んでみてください。

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保険外交員の確定申告のやり方・書き方

3つの立場

保険外交員には、保険会社から雇われて固定給をもらっている人、個人事業主として報酬を受け取っている人、保険会社との契約内容により、給料と報酬が混ざっている人の3種類あります。このうち雇用関係にある人は、保険会社が年末調整してくれるので、わざわざ確定申告をする必要はありません。報酬を受け取っている人は確定申告をする必要があります。給料と報酬が混在している人も同様に確定申告をしなければなりません。 給与と報酬との違いは、保険会社との契約で決まります。雇用契約なら給与となり、給与所得となります。委任契約なら報酬となり、事業所得となるのです。

可能な限り経費にしよう

保険外交員が確定申告をする場合、できるだけ経費に落とせれば、税金が安くなります。どのような費用が経費になるか考えてみましょう。 まず、交際費は経費になりますが、あくまでもお客様との飲食代が対象になるでしょう。一人で飲み食いをした料金は、仕事には関係ないと見なされるので、経費とは認められません。保険外交員がお客様の自宅を訪問する場合には、その交通費もばかになりません。電車やバスで移動するにせよ、自動車を使うにせよ、経費として計上できます。電車やバス代は領収書がないので、出金伝票にまとめておいて、帳簿に記入すれば、証拠となります。 なお、出金伝票の話が出たので、付け加えておくと。領収書の出ないものはもちろん、領収書をなくした場合にも、役に立ちます。領収書のような明確な証拠ではありませんが、ある程度の信用は得られるのです。出金伝票は文房具屋などで売っています。自動車代について言えば、自動車そのものの購入代金とガソリン代が必要になってきますが、それぞれ少し対処の仕方が違います。購入代金は、自動車を買った年にすべて経費として計算するのではなく、使用期間に応じて、費用としていくのです。これを減価償却といいます。ガソリン代はその都度領収書が出るので、問題はないです。 ただ、自動車代にしろ、ガソリン代にしろ、仕事に使っている分とほかの用途に利用している分をはっきりと区分する必要はあります。すなわち、按分です。これには明確な基準はありませんが、はっきりと別になっていることを示せればいいのです。保険外交員がお客様と契約を結ぶと、贈答品やプレゼントを贈る場合があります。これも仕事上必要な経費として扱われますが、領収書はもちろん、相手先の名前などは必ずメモして保管しておきましょう。 事務所を借りて事業をしているのなら、当然その家賃は経費になります。保険外交員の中には、自宅を事務所として使っている人もいるでしょう。その場合は、事務所部分が経費として認められます。自宅と事務所の分け方は、床面積などを参考にします。また、事務所にかかる光熱費も経費に含んでかまいません。そのほか、インターネット代、事務用品代など経費にできる項目はいろいろありますが、スーツ代は残念ながら、経費にはならないようです。

消費税もお忘れなく

保険外交員によって、収入には大きな開きがありますが、年収が多い人は注意が必要です。消費税の納税義務が出てくるからです。具体的には、前々年の売り上げが1,000万円を超える事業者は、消費税を納めなければいけません。

確定申告のルール

確定申告は、1月1日から12月31日までの所得を申告して、税額を決めるシステムです。申告期限は、翌年の2月16日から3月15日となっています。所得があるのに申告をしないと、延滞税などの罰則が加えられるうえに刑事罰を科されることがあるので、必ず申告を行うようにしましょう。

保険外交員の資格

保険外交員になるには

保険外交員になるのに学歴などは必要ありませんが、生命保険会社に入社しなければなりません。そこで保険をはじめ、税制や法律などの研修を受けたのちに、生命保険募集人一般課程試験を受験することになります。その試験に合格して、金融庁に登録をし、晴れて保険外交員と名乗ることができるのです。

昇進の道

一般課程試験で終わりではありません。さらに、専門課程試験、応用課程試験もあります。これらの試験は、一般課程試験よりもハイレベルであり、高度な知識と保険外交員としての優れた手腕が要求されるのです。試験に合格すると、LC(ライフ・コンサルタント)やSLC(シニア・コンサルタント)の称号が得られ、より幅広い活動ができます。 また、一定の条件を満たすと、変額年金保険販売資格試験を受けられます。この資格が取得できると、生命保険のほかに変額保険の販売・勧誘ができるようになります。変額保険とは、運用次第で加入者が受け取れる保険金や解約返戻金が変わってくる保険です。生命保険大学課程の6科目すべてに通過すると、TLC(トータル・ライフ・コンサルタント)として認定されます。別名は生保協会認定FPとなっています。必要とされる知識は広範囲に及び、生命保険以外にも勉強することはたくさんありますが、生命保険協会が与える資格の中では、トップに位置するものなので、ぜひ取得に向けて頑張ってほしいものです。 損害保険募集人資格もあります。これは、自動車保険、火災保険などの販売、募集ができるようになる資格です。生命保険に比べて加入率の高いこれらの保険の勧誘ができるようになれば、仕事もそれだけ順調に進むことでしょう。ファイナンシャルプラナーの資格も取得できます。ただ、そのためには、金融、不動産、税金、資産運用などの豊富な知識が必要になってきます。一度この資格を得れば、保険だけではなく、資産の使い方についてお客様に多角的にアドバイスできるようになるのです。

給料・年収

個人差がかなりあります

保険外交員として活動し始めた時は、給料として一定の額が保証されることも多いようです。月13~15万円くらいです。しかし、次第に歩合制に移り、個人の力量によってかなり差が出てきます。平均すると、20~30万円くらいは稼ぐのが一般的です。とはいえ、すべての人がこの額を達成できるとは限りません。かなり低い報酬で我慢している人もいるし、1000万円前後の年収がある人もいます。ここに挙げた数字はその平均値ですから、参考程度にとどめておいてください。

収入形態

保険会社によって違います

固定給になるのか、完全歩合制になるのか、一部歩合制になるのかは、保険会社への勤続年数、成績、契約関係などによって変わってきます。最も多いのが、最初の数カ月から1年くらいは固定給で、その後一部固定給になって残りが能力による歩合制になるパターンです。完全歩合制になることもありますが、そうなるとコンスタントに顧客を獲得していかなければいけません。

保険外交員の主な仕事

お客様の相談相手として

保険外交員は、個人宅や企業を訪問して、相手の事情に合った保険を勧めて、加入を促し、契約を結ぶように努めます。新たな顧客を見つけるための営業努力も必要だし、すでに契約を結んだ方のその後のフォローも大事になってきます。訪問先は多数に上るため、できれば運転免許を取っておいたほうがいいことは確かですが、他の交通手段を使って、コツコツと訪問先を訪ね歩く保険外交員もいます。 すでに保険外交員になるためには、試験を受けているので、保険に関する知識はある程度持っていることになりますが、それでも自社商品についてより深い勉強が必要になるし、他社の保険についても情報を仕入れる努力も欠かせません。自社の商品のどこがどう素晴らし いのかを比較しながら、紹介する必要も出てくるからです。 また、お客様の事情をよく理解し、適切なサービスを提供するためにも、相手の話をよく聞き、丁寧な説明を心がける必要があります。 以上のことを考えると、保険外交員としてよき仕事を行うためには、知識、会話力、忍耐力、人柄などを兼ね備えなければなりません。

やりがいのある仕事

苦労が報われるとき

保険外交員になるには、保険会社に就職して、試験を受けなければいけませんが、一度資格を得れば、かなり自由に時間設定ができる上に、頑張った分だけ収入に跳ね返ってきます。それだけ、やりがいがある仕事です。 また、多くの人との出会いがあり、様々な人生に触れ合える機会も得られるのです。そこから学べることもきっと多いでしょう。そんな中で、契約が成立し、お客様から大切なライフプランを一任された時の責任は非常に重く感じられます。しかし、その瞬間は保険外交員という仕事に誇りを感じ取れるときでもあります。

転職すると給料・年収が上がるってホント?

入社していくらスキルを身につけても、スキルに見合った給料を払われるのではなく、その会社で行われ続けている昇給制度で、少しずつ給料が上がることがほとんど。 身につけたスキルは、現職よりも、転職時のほうが高く評価されやすいので、転職によって年収が上がります。「でも、自分のスキルってそんなに評価されるかなぁ」という疑問は、転職エージェントに聞くことができます。 どの転職エージェントを使えばわからないという人は、Mayonezが口コミから調べた転職エージェントランキングをチェックしましょう!

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