IT人材のためのキャリアライフスタイルマガジン

社長の敬称は「殿」でOK?宛名/メールでの正しい使い方

更新日:2024年03月14日

メール・手紙

「社内文書で社長宛の文書を書きたいが、宛名では社長殿と社長様のどちらで書くのがいいのか分からない」「部長につける正しい敬称は?」ここでは、そんな宛名につける「様」や「殿」といった敬称の間違いやすい使い方の例や、正しい敬称の使い方について解説していきます。

文書の宛名の敬称の正しい使い方のポイント

宛名の間違った使い方を見ていただきました。ここからは、正しい宛名の敬称の使い方について解説していきます。

殿の正しい使い方のポイント

宛名の敬称の殿ですが、殿は一見殿様等の偉い身分の方に対して使う物だと思われがちです。しかし正しい使い方を間違ってしまうと付けられた方はとても不愉快な思いをしてしまいます。では正しい殿の使い方はどのような使い方なのでしょうか。

殿を使う時は宛名が役職名の時に活用するのが正しい使い方

では正しい殿の使い方について解説していきます。殿を使う時大事なのは宛名が役職名がある場合に活用するのが正しい使い方です。

自分よりも下の立場の方に使う

敬称の間違った使い方例でもお話ししたように、殿は目上から目下に使う敬称です。例えば、社内文書を作っていて社長に対してなんらかの文章を提出する場合は、社長はあなたよりも立場が上ですので、その場合は社長殿と付けてしまうのは失礼になってしまうので気を付けましょう。 あなたよりも目下の立場への文章であるならば問題なく使うことができますので、その場合は1の役職名の後に殿を付けても問題ありませんので、覚えておきましょう。

社内でのフォーマットが社長向けでも殿であればそれに従う

これは例外ですが、社内の文書のフォーマットが用意されていて、そのフォーマットが社長に対しての文書である場合、その社長の宛名の部分に殿と印刷されている場合は例外として 社内ルールに従い書類を社長殿で作っても問題ありません。ただし一般的なことではなく例外なので、社内のルールがあるのならそれに従って作成する事をおすすめします。

様の正しい使い方のポイント

殿の使い方についてはお分かりいただけましたでしょうか。 次は宛名の敬称の様の使い方について解説していきます。

「様」は目上でも目下でも相手を選ばず使える便利な敬称

宛名の様は殿とは違い、身分の高さや低さは関係なく活用できるとても便利な敬称です。殿に比べるととても使いやすい敬称なんですね。

「様」は個人名の後に付けるのが正しい使い方

ただし様にも正しい使い方があります。それは個人名に付ける事です。様と付ける事で相手への敬意を表す事ができますので、宛名が個人名である場合は様と付けた方が良いでしょう。 間違った敬称の使い方例でもお話ししたように様は役職名の後に様と付けるのだけ良くないので役職名が宛名になっていて相手が目下である場合は様ではなく殿を使うのが正しい使い方なので間違わないようにしましょう。

社長宛の文書での宛名は「株式会社○○代表取締役社長○○様」と書くと良い

次のページ:正しい使い方を覚えて活用していこう
初回公開日:2017年05月20日

記載されている内容は2017年05月20日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

関連タグ

アクセスランキング