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口答えする部下や社員の対処法・よく口答えする人の性格/特徴/心理

更新日:2024年09月28日

マネジメント

あなたの周りには、何かとつっかかってきて口答えする部下や友人はいませんか?どう考えてもあなたが正論を話しても口答えされるときは対処に困りますよね。今回は、そんな口答えする人に焦点を当てて、詳しく解説していきたいと思います。

虚栄心とは「自分を本来の実力以上に見せようとして見栄を張る」という心理です。口答えをする人はこの虚栄心が強いせいで、自分のプライドを守りたいが為に口答えをするのでしょう。実は気が弱く、ちょっとした攻撃でも傷ついてしまう所もあり、それを隠すべく見栄を張っている事もあります。

自己中心的

自己中心的な人は「常に自分が思考の中心」にいますから、他者の考え方にすり寄る事が非常に苦手です。口答えをするのも「自分はこう思っていてそれを実行したいんだから、相手がそれに従うべき」だと無意識の内に思っています。小さい内から何をしても許されてきた、口答えをする必要がなかった環境にずっと身を置いてきた人は、自己中心的思考になりやすいのです。

こだわりが強い

自分がこうだと思った事はとにかくその通りに実行しなければ気が済まない、こだわりが強い人は反射的に口答えをしがちです。相互理解をしたいとは思いつつも、口答えをする人にも譲れないものがあり、そのせいで口答えをするのでしょう。普段からマイペースで誰に注意されても態度を改めない、そんな人はマイルールにこだわっている性質だとも言えます。

口が上手いが軸がぶれやすい

口答えをする人は、「話す前に辻褄を合わせるタイプ」ではなく「話している内に辻褄を合わせようとするタイプ」です。口が上手いので、大抵の人は口答えをする人の話を聞いている内に、いつの間にか納得させられます。しかし、よくよく聞いてみると話の辻褄がちゃんと合っていない、軸がブレているという特徴があるでしょう。

口答えする人の心理

バイアスが働く

バイアスとは「計算上望ましくない選択肢を、“望ましい”と思い込ませてしまい、非合理的行動を取ってしまう」という心理的錯覚です。簡単に言えば「正常な判断ができない思い込み・偏見」であり、口答えをする人は「確証バイアス」が働いていると考えられます。確証バイアスとは先入観で他者を見ては「自分の都合が良い情報から先入観を補強する」という考え方です。 これが一旦「こうだ」と決まってしまうと覆す事は難しく、事実と違った答えであっても「自分はこれが正しい」と誤りを選択してしまいます。口答えをする人はこのバイアスが働くせいで、「先入観からつい口答え」をする、視野の狭い部分があるのです。

無意識に人を見下している

口答えをする人は口答え出来る人・出来ない人を見分けて、「自分が逆らっても平気そうな人」を的に絞って口答えしています。 この人なら自分が口答えしても大丈夫だろうと、無意識に見下しているのでしょう。

自分の思い通りにしたい

口答えをする人は支配欲、「人を制圧したい、思い通りにしたい」という心理が強い場合が多いのです。 だからこそ自分とは違った意見について口答えをし、どうにか自分の都合が良い世界を作ろうとしています。

楽観的で単純思考

責任感が強い人は口答えをすると相手からどう思われるか、自分の評価はどうなるかを深く考える、ちょっとネガティブな思考です。しかし、口答えをする人は楽観的で単純思考ですから、「口答えしたってどうとでもなるだろう」と軽く考えているポジティブな面が目立ちます。

認めてほしい

口答えをするのは「自分の事を認めてほしい」という、承認欲求が働く場合もあります。満たされないから口答えをしては注目を集めようとする、認めてほしいから口から出まかせのように口答えをしてしまうのです。

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初回公開日:2017年04月22日

記載されている内容は2017年04月22日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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