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「もらう」の正しい敬語は?立場や場合に応じた使い方も解説

更新日:2024年11月06日

敬語表現

「もらう」という言葉の正しい使い方はご存知でしょうか。本記事では、「もらう」の敬語表現や、よく使われる言い換え表現、立場や場合に応じた使い方などを紹介しています。「もらう」の使い方を正確に理解し、ビジネスシーンなどでも使えるようにしましょう。

もらうの丁寧語は「もらいます」と表現します。ビジネスシーンでは、滅多に使うことのない言葉かもしれませんね。

「もらう」の敬語の使い方・例文

ここでは、「もらう」の敬語の使い方・例文について、ビジネスシーンや身近な人に使う場合などに分けて紹介します。

ビジネスシーンで使う場合

データや商品をもらった時、返信する際のメールの例文を以下に3つ記載します。

例文1:取引先からデータや商品をもらった時の返信
  • 「いつもお世話になっております。本日確かに○○(書類名・商品名)を拝受致しました。お忙しいなかご対応いただき恐縮です。ありがとうございました。」
例文2:上司から参考資料をもらった時の返信
  • 「お疲れ様です。○○(データ・資料名)を確かに頂きました。明日の会議の資料作成に大変参考になる資料ばかりです。ありがとうございました。」
例文3:気心の知れた取引先や同僚への返信
  • 「メールを確かに受け取りました。ありがとうございます。」
  • 「商品を確かに受け取りました。ありがとうございます。」

データや商品を送る際のメールの例文を以下に2つ記載します。

例文1:取引先に商品を納品する時
  • 「発注いただきました商品を納品いたします。ご査収の程、よろしくお願いいたします。」
例文2:間違った商品を納品してしまった時の謝罪文
  • 「いつもお世話になっております。この度は、発注していただいた商品と違う商品をお納めしてしまい、大変申し訳ございませんでした。本日正しい商品をお送りいたしました。なにとぞお納めくださいますようお願い申し上げます。」

いかがでしょうか。いずれもビジネスシーンではよく使う文面です。

身近な人に使う場合

身近な人に対して敬語を使う場合、例えば婚約者のご両親や習い事の師匠に対しては謙譲語を使うことあります。 こちらもよく使われる例ですね。

例文:婚約者のご両親から贈り物を頂いた時のお礼
  • 「贈り物を頂き、誠にありがとうございます」

第三者の立場で使う場合

第三者の立場で、目上の人の話を別の人にする時は、「もらう」の敬語は「もらわれる」と表現するのが適切と言えます。

例文:社長が市長からパンフレットをもらっていたことを、別の人に話す場合
  • 「社長は市長からパンフレットをもらわれていました」
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初回公開日:2017年03月28日

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