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更新日:2024年07月04日
色々な場面で挨拶として耳にしたり、使うことがある「お気をつけて」という言葉ですが、正しい使い方をしないと、相手を気遣っている言葉であるにも関わらず、失礼にあたることもあります。この記事では、そんな「お気をつけて」について正しい使い方と例文をご紹介します。
誰かが出かけるとき、または、帰るとき、手紙の最後などに使われるのが、「お気をつけて」というフレーズです。相手のことを思いやるフレーズとして、とてもポピュラーな表現と言えるでしょう。 その一方で、使い方を間違えると、相手を思いやるどころか、失礼にあたってしまう事をご存知でしょうか。 この記事では、「お気をつけて」の例文をいくつかご紹介するとともに、その使い方のコツについてご紹介します。普段何気なく使っている「お気をつけて」の正しい使い方を知って、失礼がなく、心地良い挨拶ができるようになりましょう。
まずは「お気をつけて」とはどのようなときに使うフレーズなのか、改めて例文をみておさらいしましょう。
会社にいらした取引先の方を見送る際や、家に招いたお客様を見送る際に使うのが、「お気をつけてお帰りください」という挨拶です。より丁寧に言いたい時は、「お気をつけておかえりになってください」と言います。この挨拶は、日常でよく使える正しい敬語です。 「お気をつけてお帰りください」と一言いうだけでも問題ないですが、その日の天候や、招いた方の状況に合わせて、もう一言添えるとまた一層丁寧な挨拶になります。 例えば、雨の日にいらしたお客様に対してであれば、「雨で足元が悪くなっておりますので、お気をつけてお帰りください」と言ったり、長い会議の後にお帰りになるお客様に対してであれば、「お疲れ様でした。お気をつけてお帰りください」という風にです。 このように「お気をつけておかえりください」の前に一言添える事で、より相手の方を思いやっている感じがでて、印象がより良くなります。
出張に出かける人に向かってかける挨拶にも、「お気をつけて」というフレーズが使われます。こちらも先ほどの、「お気をつけてお帰りください」と同じように、「お気をつけて」の前に一言添えるとより丁寧になります。 特に出張の際に「お気をつけて」という場合は、「相手の道中や行くさきで起きそうなことを気にしている」という意味合いがでてきますので、「何に気をつけて欲しいか」を一言添えると良いでしょう。 例えば、出張先が海外であるなら「長旅になると思いますが、お気をつけていってらっしゃいませ。」と言ったり、雨の日の出張であれば「雨で足元が悪くなっていますのでお気をつけていってらしゃいませ」という風にです。
相手の事を気遣うフレーズである「お気をつけて」ですが、目上の方に使う際には注意が必要です。 例えば、自分が後輩や目下の人に出張の際に「出張、頑張ってきて下さい。気をつけていってきてくださいね」と言われた事を想像してみて下さい。なんとなく、「この後輩偉そうだな」と不快に感じる方もいるはずです。 このように使い方を間違えると、「お気をつけて」という気遣いの言葉も、相手に不快な思いをさせます。目上の方に使う時は必ず「『お』気をつけて〜『くださいませ』」の形で使うようにし、「お気をつけて」の前に、「何に対してか」一言添えるようにしましょう。
先に出張の項ででも少し出て来ました。どこかに行く人に対して使う挨拶が「気をつけて行ってらして下さい」です。こちらも、目上の人に対しては、「気をつけていってらっしゃいませ」と言うのが、より丁寧でベターです。 ここで確認しておきたいのが、「いってらっしゃい」という言葉です。「いってらっしゃい」はそれ自体に敬語の意味を持った言葉ですが、目上の方に対してはそれだけでは少し敬意の足りない言葉になります。ですので、目上の方に使うときは、必ず「ませ」をつけて使うことが求められます。 「お気をつけていってらして下さい」、「お気をつけていっていらっしゃって下さい」、目上の方に対してであれば、「お気をつけていってらっしゃいませ」と言うようにしましょう。
これから招く人に対して使う挨拶が「お気をつけてお越しください」です。「怪我などしないように気をつけて来てくださいね」という意味になります。日常生活でも使わないことはありませんが、特にビジネスシーンで取引先の方に自分の会社に来てもらうときなどに使います。こちらも、他の表現と同じように一言添えるとより一層丁寧です。
記載されている内容は2018年03月16日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。
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