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間違いも多い「ご迷惑をおかけしますが」の使い方と例文・言い換え

初回公開日:2016年12月01日

更新日:2020年05月28日

記載されている内容は2016年12月01日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

言葉の使い方

「ご迷惑をおかけしますが」という言い回しは、敬語として正しいのでしょうか。ここでは、「ご迷惑をおかけしますが」という言い回しの意味や使い方をご紹介しています。また、同義語などもまとめているので、敬語の勉強の一環として、ぜひお役立て下さい。

「ご迷惑をおかけしますが」は、目上の人に使える?使い方と例文

ビジネスシーンで、何かとよく耳にしたり口にしたりする「ご迷惑をおかけしますが」というフレーズではないでしょうか。謝罪や頼み事をする際に、「ご迷惑をおけけしますが」と入れると丁寧さが増すので、便利な言い回しです。 しかし、「ご迷惑をおかけしますが」というフレーズは、本当に正しい敬語なのでしょうか。目上の人に対して使っても、問題ないのでしょうか。 このページでは、上記のような疑問を解決する為に、「ご迷惑をおかけしますが」というフレーズの使い方やバリエーションなどをご紹介していきます。

「ご迷惑」の意味

後ろめたいことがある時や自信がない時、「ご迷惑をおかけしますが」「ご迷惑をおかけするかもしれませんが」といったフレーズを付け加える方が多いように思います。 しかし、そもそも「ご迷惑」とはどういった時に使うべきなのでしょうか。まずは、意味や使い方について確認していきたいと思います。 「迷惑」は、「相手に何か不利益が生じたとき(※1)」に使用する言葉とされています。そのため、目上の人などに、不利益を生じさせてしまった際に、「ご迷惑」という言葉を使うのが、正しい使い方であると考えられます。

「ご迷惑をおかけしますが」の例文

ご迷惑をおかけしますが、の例文には次のようなものがあります。ビジネスシーンではよく聞くものです。

「ご迷惑をおかけしてしまい、申し訳ありません。」 「ご迷惑をおかけしていること、お詫びします。」 「ご迷惑をおかけしますが、何とぞご了承下さいますようお願い致します。」

「ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いします」はNG

「ご迷惑をおかけしますが」を含んだフレーズでよく使われるのが、「ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いします」などの言い回しだと思います。 しかし、この耳に馴染んだ言い回しは、実は失礼な敬語であると言われています。 上記でもご紹介したように、「迷惑」は相手に不利益を生じさせてしまった時などに使うのがよいとされています。 つまり、「ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願い致します」というのは、「不利益を生じさせてしまいますが、よろしくお願い致します」と言い換えることができるというわけです。 一般的には、相手にとって不利益が生じることが分かっている上でお願いするのは、失礼な行為となります。 このような背景から、「ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いします」という挨拶や言い回しは、敬語として使わない方が良いと言えるでしょう。

「ご迷惑をおかけしますが」は「お手数をおかけしますが」に言い換える

では、「ご迷惑をおかけしますが。よろしくお願いします」などのように、クッションのような一言を付け加えたい場合、どのように言えば良いのでしょうか。 おすすめの言い回しの1つとして、「お手数をおかけしますが、よろしくお願いします」という言い方があります。 「ご迷惑をおかけしますが」の「ご迷惑」が「お手数」に変わっただけですが、この2つの言葉では意味が異なるのです。 「手数」は、「実際に何か作業が発生する・したとき(※1)」に使う言葉とされています。「迷惑」が不利益などを意味する言葉であることを考えると、「お願いします」という言葉と使う場合は「手数」の方が意味が合っていると言えるでしょう。 相手に頼み事をする際は、つい「ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いします」などと言ってしまいがちです。 しかし、状況や会話の流れによっては、「お手数をおかけしますが、よろしくお願いします」などと言い換えた方が、社会人としてより好印象を与えられる会話ができるでしょう。

「ご迷惑」をビジネスシーンで使うには

「ご迷惑をおかけしますが」は、「よろしくお願いします」などと使うと失礼な発言になる可能性があると、上記で結論が出ました。 では、ビジネスシーンで「ご迷惑」という言葉を使う際、どのような使い方をすれば良いのでしょうか。 上記でもご紹介したように、「迷惑」は相手に不利益などを生じさせてしまった場合に使う言葉という見解が一般的です。 その為、謝罪の言葉と組み合わせて使うと、相性が良いとされています。 ・ご迷惑をおかけしてしまい、申し訳ありません。 ・ご迷惑をおかけしていること、深くお詫び申し上げます。 また、「ご迷惑をおかけしております」という使い方も、正しい使い方です。 しかし、お詫びの気持ちを込めて使うのであれば、やはり「申し訳ありません」などと組み合わせて使った方が、より丁寧な印象を与えられるでしょう。

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