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褒め上手な女性の特徴・褒め上手になるコツとおすすめ本

初回公開日:2017年03月21日

更新日:2017年05月26日

記載されている内容は2017年03月21日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

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マネジメント

あなたは日頃、周りの人褒める言葉をかけていますか?褒め上手な人は、周りの人の心を和ませ、仕事へのモチベーションを高めることが出来ます。あなたも褒め上手になって、周りの人を喜ばせることが出来るスキルを身につけてみませんか?

褒め上手とは?

そもそも「褒め上手」とは、どういう意味を持つのでしょうか?「褒める」を辞典で引くと、「物事を評価し、よしとしてその気持ちを表す。称える。称賛する」 とあります。 「褒める」を使った複合動詞には、「褒めそやす」「褒めたたえる」「褒めたてる」「褒めちぎる」などがあります。「褒めたたえる」はともかくとして、「褒めそやす」や「褒めちぎる」などには、ちょっとよくない印象を抱きませんか?「それほどでもないのに、過剰に言葉を連ねて大げさに褒める」と言ったような意味が含まれるような気が、なんとなくしてしまいます。

「謙譲の美徳」という言葉があるように、分をわきまえ、へりくだるのをよしとするのが日本の文化。人の持つ長所を、口にはっきりと出して褒めるのは、あまり推奨されてきませんでした。褒める方も、褒められる方も、照れくさくなってしまうことが多かったりしますよね。 しかし、人を的確に褒めることで、プラスの効果が得られるということは、今日ではよく知られている事実です。この際遠慮や照れは脇に置いて、「褒め上手」を目指してみましょう。

褒め上手になるには

褒め上手になるには
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褒め上手になると言っても、今まであまり人を褒めたことがない、面と向かって褒め言葉を口にするのが恥ずかしいという人には、いきなり取り組むにはいささか難しい面があるかもしれませんね。 褒め上手な人になるには、段階があります。まずは、周りをよく観察して見てください。褒め上手だと感じる人がいませんか?褒め上手な人を見つけたら、その人を定点観測しましょう。どうやったら褒め上手になれるか、ヒントがたくさん隠されているはずです。

褒め上手な人の特徴

以下に、褒め上手な人に共通する特徴を挙げていきましょう。

観察力がある

褒め上手な人は、他人をよく観察しています。でないと、その人が何にプライドを持っているのか、自慢に思っている部分はどこか、見定めることが出来ません。アクセサリーや小物を頻繁に変える人は、オシャレ上手な自分を誇りに思っているかもしれません。メイクをあまりしない人は、素肌自慢だったりします。また、普段の雑談でよく出てくる話題や言葉などをよく注意して聞いていれば、その人の関心の対象や、何が好きなのか、分かってくるものです。 褒め上手な人は、人が見せるちょっとした「素顔」の部分によく気がつき、それを覚えていることが出来る人です。別に、ストーカー的に興味があるわけではありませんよ。普段から人に対して好意的な関心が高いと、自然と特徴をよく捉え、頭に入れることになるのでしょうね。

的確に表現出来る

いいな、と思ったとしても、それを的確に表現できなければ、相手に伝わりません。褒め上手な人は、ふさわしい言葉を探してきて、相手に当てはめる能力に優れています。すらっと細い指を褒めようと思ったとき、ただ単に「指がキレイですね」と言うよりも、「白魚のような手ですね」と褒めた方が、より伝わるということです。「白魚のよう」という、手を褒める時に使う慣用的な表現を知っているというのもポイントのひとつです。会話の上手な人は、比喩を用いるのに優れていることが多いです。人気のお笑い芸人を思い出してみてください。比喩の使い方が非常にうまい人がたくさんいますよね。表現力を磨くために、比喩のスキルをアップさせるのもいいかもしれません。

語彙が多い

「すごい」「可愛い」「キレイ」と、とおり一遍な褒め言葉は、一周すると飽きてしまいます。どんなに耳に心地よい褒め言葉も、何度も聞かされるとうんざりしてしまうもの。また、他の人もよく使う褒め言葉は、手垢がついて、新鮮味が感じられません。褒め上手な人は、同じ「美しい」という長所でも、様々な言い方で言い表すことが出来ます。「目元が涼しい」「綺麗な二重瞼だね」「モデルさんのよう」「女優みたい」「○○さんがいると場が華やぐね」などなど、褒め方のバリエーションが多ければ、その人が一番喜びそうな褒め言葉をチョイスすることも出来るわけです。褒め上手になるには、同じ言葉ばかり使わず、様々な表現で言い表せるよう、表現力を磨くといいかもしれません。

本心で褒める

人を褒めるときのポイントは、「嘘をつかない」ことです。心にもない褒め言葉を言うのは、褒めるとは言いません。それはお世辞です。処世術のひとつとして、お世辞を言った方がいい場面もあるでしょうが、それでは褒め上手とは言えません。褒め上手な人は、人を褒めるときに心から褒めています。たとえその人本人が好きでなくても、いいと思う美点は本心から褒める。それが褒め上手のコツであり、セールストークのうまい営業や接客業の人も使っているスキルです。 嘘は、相手に伝わるものです。褒めるときには必ず本心から褒めましょう。

タイミングを外さない

相手を褒めようと思っても、なんとなくタイミングをつかみ損ねているうち、言いそびれてしまう…そんな経験のある方も多いのでは?褒め上手になるには、「その場で褒める」これが大事です。タイミングを逃してはいけません。相手の長所・美点が目についたら、すぐに褒め言葉を口に出しましょう。

照れない

タイミングを外さないためには、「照れない」ことです。日本人はシャイな人が多いので、褒め言葉を口にしようとしても、恥ずかしがってもじもじしてしまうことが少なくありません。 しかし、よく考えてみましょう。相手を褒める行為は、恥ずかしいですか? あなたが決まり悪いと思うポイントは何でしょうか。「相手がどう思うかなあ…」と心配していますか?言う前に心配しても始まりません。褒め言葉をかけられて、悪い気のする人は滅多にいません。「取り入ろうとしてる、とか思われたら嫌だなあ…」大丈夫です。あなたが本気で取り入ろうとしているなら別ですが、そうでない限り、まったくの杞憂です。内心で余計なことを考えていないで、思い切って褒めましょう。まっすぐな褒め言葉は、褒め上手への第一歩ですよ。

褒め上手は女性に多い?

褒め上手は女性に多い?
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人の長所に気づいて、積極的に褒めるのは、女性の方が長けている印象がありますよね。ホステスを始めとする接客業に女性が多いイメージからでしょうか。確かに、女性は細やかな点によく気がつきやすく、観察眼には優れていると言われています。髪型や眼鏡など、ちょっとした変化も見逃さない女性は多いです。褒め言葉を恥ずかしがらずに口にするのも、女性のメンタルに向いているかもしれませんね。 しかし、上手に相手を持ち上げる営業の仕事は、圧倒的に男性が多い職業と言えます。女性をいい気分にさせる接客業に従事する男性も数多く存在します。褒め上手に性差はあまり考えなくてよさそうです。女性でも男性でも、あなたの周りにいる褒め上手な人をうまく見つけて、真似してください。

褒め上手に関する本

「褒める」ことをビジネスや日常生活の上で必要なスキルと捉え、その技術を教唆してくれる書籍も数多く出版されています。褒め上手を目指すために、そうした本を「教科書」として勉強してみるのもいいでしょう。評判の本を、いくつかご紹介しましょう。

コーチングのプロが教える「ほめる」技術 鈴木義幸著 日本実業出版社

著者の鈴木義幸氏は、200人を超える経営者のエグゼクティブ・コーチングの実施に携わってきた経験から、人との関わり方・褒め方のヒントを提案しています。管理職・プロコーチ・教育者にとって読むべき一冊とされている本です。「褒め上手」になるためのヒントが満載。

すごい!ホメ方 内藤諠人著 廣済堂文庫

著者の内藤氏は、欧米流の自己演出術である「パワープレイ」の第一人者。仕事が出来る人に共通した「悪魔のホメ技」など、ビジネスの交渉で使える心理学を用いたホメ方テクニックを紹介してくれています。仕事ではもちろん、家庭や異性との関係でも使える技が詰まった一冊です。褒め上手になりたい人にはお勧めの本。

やる気を引き出す! ほめ言葉ハンドブック 本間正人・祐川京子著 PHP文庫

褒める相手や状況、目的に合わせた「正しい褒め方」を紹介してくれている本。褒めるポイントが見つかりにくい相手に対しても、効果的な褒め言葉をかけることでモチベーションを引き出し、自信に繋げることが出来る、と分かりやすく解説してあります。巻末に「すぐに使えるほめ言葉」のリストが付いており、使える実例が満載されているのも、高評価のポイントです。

褒め上手になるコツ7つ

1.観察する

たびたび言及している通り、褒め上手への道は、まず観察ありきです。褒めようと思う相手をよく観察してください。相手のことをよく理解しないと、長所も見えてきません。 その人の性格や、好きなもの、特技、何にプライドを持っているか、正しく見極めることで、どんな褒め言葉を喜ぶのか、どういう場面で褒めるといいのか、分かってくると思います。 職場で部下を褒める場合は、その人がしている努力を日頃から見ているよ、という視点を盛り込むと、非常に効果を発揮します。

2.語彙を増やす

「美しい」「キレイ」「可愛い」「イケメン」など、直接的な言葉もいいですが、そうでない表現で、より分かりやすく伝える方法もあります。先に述べたように、比喩を効果的に使うのもいいですし、「○○さんが~と言っていたよ」など周りの反応を伝えるのもいいでしょう。語彙はたくさん持っていて損はありません。語彙力をたくわえ、ここぞというときに相手を喜ばせることが出来る、褒め上手を目指しましょう。

3.その人を好きになる

褒め言葉を相手に伝えるポイントは、「褒めている間は相手のことを好きだと思う」ことです。もともと好意を持っている友人や仲間なら、その気持ちをストレートに乗せればいいわけです。もしそうでない場合、例えば目の前にいる顧客を褒めるようなケースでも、「自分はこの人を好きだ」と思って褒めてみてください。好意は、あなたの言葉や態度に滲み出ます。あなたの褒め言葉をまっすぐ相手に伝えるための強力な援護となってくれますよ。

4.褒めるポイントを絞る

褒めるときには、ピンポイントで「褒めようとしている部分」をクローズアップさせましょう。ざっくりした「すごい」や、「可愛い」などの言葉は、対象がぼんやりしていて、どの部分のどういう点をよいと思っているのか、伝わりにくいです。相手のどんなところを凄いと思っているか、何がどう可愛いのが素敵なのか、「具体的に詳しく」褒めポイントを述べるのが効果的です。 例1. 「今日の服ステキだね」  ↓ 「今日の服、素敵だね。色が白いから、紺色が映えて似合うね」 例2. 「○○さんは頑張っているね」  ↓ 「○○さんは朝一番早く来て、プレゼンの準備をしたりしているね。頑張っているね」 例3. 「○○さんは仕事が速いね」  ↓ 「○○さんは言われた仕事にすぐ取り組むし、仕上げるのが速いね。仕事が速い人だと、部長が褒めていたよ」  このように、ポイントを絞って褒めると、「自分のことを分かってくれているな」「ちゃんと見た上で評価してくれているな」と受け止められ、褒め言葉が心に届くことでしょう。

5.言い過ぎない

ともかく褒めたい!という気持ちが大きかったとしても、言い過ぎと相手に思われたら、逆効果になってしまいますのでご注意を。「大げさだな」と感じたら、「本気で言ってないのかも」とか「馬鹿にしてる?」などと曲解してしまうものです。あなた自身もそうではありませんか?  会ったばかりなのに、 「キミ、めちゃめちゃ可愛いね! 今まで会った女の子の中で一番可愛い。間違いないよ」 などと女性を褒める人がいますが、この褒め言葉、信じられますか? 「間違いない」などと言われれば言われるほど、「ああ、適当に言ってるんだな」と感じませんか? こういう褒め方が、「言い過ぎ」による失敗例です。褒め上手は、こういう褒め方はしません。 それよりは、 「キミ、めっちゃ可愛いね。今まで会った女の子の中で一番可愛いかもしれない。違ってるかもしれないけど、少なくとも今はそう思う」と、一部限定して「違っているかもしれない」「少なくとも今は」などと控えめに言う方が、まだ伝わりやすいでしょう。同じチャラ男でも、「言葉を誠実に選んでいる人だ」という印象を与えることが出来ます。 過剰ととられかねない言い方は抑え、過不足なく褒めるということも、褒め上手にとって大切なスキルです。

6.誰かと比較しない

相手を褒めるために、別の誰かと比べて持ち上げる必要はありません。その一方の人を貶めることになってしまいます。真っ当な良心の持ち主であれば、そんな褒められ方をしても、いい気はしません。両方に失礼になるので、やめましょう。 「女優の○○さんに似てるね」なども、避けた方がよい褒め方です。その人が好きな女優だと予め知っているならOKですが、どちらか分からないのであれば、美人と評判の高い女優さんであったとしても、やめておいた方が無難です。うっかり嫌いな女優に似ているなどと言われたら、へそを曲げてしまう女性もいるでしょうね。

7.言うときは正面から

照れからくることが多いですが、持って回った回りくどい言い方や、ごちゃごちゃ余計な前置きはやめましょう。相手を褒めるときには、変化球は不要です。直球ストレートでストライクを狙ってください。 ただし、ど真ん中に褒め言葉をもらうと、相手が照れてしまって、「またまた~」などと誤魔化そうとするかもしれません。その時一緒になって笑ってしまうと、「やっぱり冗談だったんだ」と相手ががっかりすることもあります。本気で褒めるときには真顔で言うのも、褒め上手になるために必要です。

職場で褒め上手になるための心得3選

職場で褒め上手になるための心得3選
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部下や後輩を指導する立場のビジネスパーソンにとって、適切に「褒める」ことは非常に重要です。状況に応じて適宜褒め言葉をかけることで、その社員の長所を伸ばすことが出来、ぐんとスキルアップさせることに繋がるからです。褒め上手な上司・先輩になるために、褒めるときには以下のポイントを頭の片隅に置いて、言葉がけをしてみてください。

プロセスを褒める

結果だけでなく、結果に向けて作業を進行している途中で、目をかけて、進め方を承認するということも大事なことです。特に新入社員や、キャリアの浅い若手社員は、自分の作業の進め方に対して、これでいいのかどうか迷いながらやっていることもあるでしょう。「それでいい。うまくやっている」「正しく進めることが出来ている」と上司や先輩から認めてもらえれば、安心して業務に取り組めます。 途中経過をこまめに連絡・報告・相談してきたときも、「報告してくれてありがとう」「よく相談してくれたね」など、認めて褒める言葉をかけると、やる気に繋がります。

ミスの報告だったとしても、ミスの内容に関わらず、「この段階で自分に報告したのは適切な対処だった」と褒めましょう。そこをスルーして、叱責の言葉だけになってしまうと、次にミスをしたとき、出来るだけ報告を遅らせようとするようになるかもしれません。「報告」という部分だけスポットを当てて褒めれば、「次からもきちんと報告しよう」という義務感と責任感が生まれます。 悪い部分はよく目につき、きちんと出来ている部分は「出来て当然」として見過ごしてしまいがちですが、そこを見過ごさず、上手に褒めることで、部下・後輩の社員としての責任感を育てることが出来ます。「自分のときは誰も褒めてなどくれなかった」と、自分基準に考えず、大きな気持ちで下の世代に接してあげてください。

結果を褒める

出した結果については、適切な評価をし、きちんと褒めましょう。数値や順位だけでなく、その成果を得るために何をやったのか、おろそかにせず取り組んだ作業は何か、丁寧に目を通すことが大切です。成果だけを褒めると、「やり方はどうでも、数字さえ達成すればそれでいいのか」などと、投げやりな気持ちになってしまうかもしれません。内容にも焦点を当てて、具体的に評価の言葉をかけてあげるのが、褒め上手な上司としてのスキルです。

努力を褒める

たとえ結果が今ひとつだったとしても、「よく頑張った」と努力を褒める言葉をかけてあげてください。褒め言葉をかけられると、人は「認められた」と感じ、その言葉自体が報奨となります。報奨を得られれば、相手への感謝を感じて、「この人に報いよう」とさらなる努力に繋がります。また、努力を褒められれば、努力することそれ自体に価値を見出して、「頑張ろう」と思えるようになります。 成長のスピードはゆっくりでも、地道に努力を続け、大器晩成型で花開くタイプもいます。そんな社員があなたの元で才能を開花させれば、「褒め上手な上司」としての評価を定着させることが出来ますね。

こんな褒め方はNG!言ってはいけない褒め方3選

褒め言葉も、使い方を間違えると、まったく逆の効果を発揮することも。人の心理をよく読み、誤った褒め方はしないよう、心がけてください。下手をすると、せっかくの才能を潰してしまうことにもなりかねません。

人と比較する褒め方はNG

褒める時、比較級・最上級は封印しましょう。 NG例1 「同期の鈴木くんは~なのに、君はもうここまで成果を出していて偉いね」 NG例2 「君は部署で一番仕事が出来ると評判だよ。上司の私も鼻が高いよ」 相手が謙虚な心の持ち主なら、「一番」という評価に対して「畏れ多い」と感じるでしょう。「自分はその評価に見合わない」とかえって臆してしまったり、次の仕事へのプレッシャーとなってしまうかもしれません。 また、比較して褒められると、 「確かに鈴木よりは仕事が速いかもしれないけど、佐藤は俺よりもっと仕事が出来る。この部長は、他所では佐藤と比較して俺を貶めているかもしれない」などと余計な疑心暗鬼を招いてしまうかもしれません。同レベルの間では、ただでさえ嫉妬が起こりかねないものです。うかつに名前を出して比較することで、お互いの嫉妬心を刺激することにでもなれば、足の引っ張り合いになり、仕事に支障が出るかもしれません。褒めるとき、比較を用いることは、重々慎みましょう。その人だけにスポットを当てて褒めるのが、褒め上手のやり方です。

「おだてる」のと「褒める」のとは違う

褒め言葉は、あくまでも相手のよい所を認めて、さらに伸ばすために使うものです。「褒める」ことそのものが目的になってはいけません。それは、相手を気持ちよくさせるための行為であり、言い換えれば「機嫌取り」です。心のこもらないお世辞同様、相手の心を動かすことは出来ません。 何の根拠もなく、「凄いね!」「さすが、君は仕事が出来るね!」などという言葉をかけても、褒め言葉としての効力を発揮しません。それだけでなく、「この人は何を根拠にそんなことを言うのだろう」と、相手の軽蔑を買ってしまうかもしれません。あるいは、真に受けて「自分は仕事が出来るのだ。部長が言うんだから間違いない。じゃあ、それほど努力しなくても大丈夫だな」などと、間違った方向に根拠のない自信でも持たれることになったら、余計に厄介です。 職場での言葉には責任を持たなければなりません。それは褒め言葉であっても同じです。

叱るのとセットにしては逆効果

注意したいポイントがある時に、まず相手を褒めてから、「だけどね…」と注意点を指摘する上司がいます。この褒め方はNGです。いつもその方法を使うと、褒められても、「どうせこの後叱られるんだろう」とげんなりしてしまいます。前半の褒め言葉が真実であったとしても、言われる方はそう受け取れません。工夫して注意したつもりの上司も、褒め言葉と叱責を同時に受けた部下も、双方浮かばれない結果になってしまいます。 褒め上手は、褒めるときは褒めることだけに注力します。余計な付け足しは蛇足です。褒め言葉の効果が半減するだけなので、やめましょう。もっとも、逆はあってもいいと思います。注意や叱責の言葉のあと、「だけどね…」と相手のよい点を指摘して褒めてあげるのは、非常に効果的です。これだと、注意点も褒め言葉も伝わりやすいですね。積極的に使って欲しい方法です。

さらなる褒め上手を目指すための工夫2つ

さらなる褒め上手を目指すための工夫2つ
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褒め上手な人は、意外とこんなテクニックも駆使しています。褒め上手を目指す皆さんは、是非使ってみてください。

人前で褒める

他の人が見ている前で褒めると、その褒め言葉はオフィシャルのものとなり、その人の「評価」として定着しやすくなります。また、大勢から同時に認められることとなり、褒められて嬉しく思う気持ちもさらに高まります。褒めるときは、複数の人がいる場所を選んで褒め言葉をかけてあげると、効果が高まりますので、是非試してみてください。

本人のいないところで褒める

あえて、他の人に向かって「○○さんはよくやってくれてるよな」などと褒め言葉を言うと、回り回って本人の耳に入るものです。第三者から告げられた褒め言葉は、「取り繕いやおだてじゃなく、本当にそう思ってくれてるんだ」と受け取られやすくなります。故意にやると少々あざといやり方かもしれませんが、自己評価の低い部下に自信をつけて欲しいときなどは、使えるやり方だと思います。

褒め上手は仕事のレベルを上げる

褒め上手は仕事のレベルを上げる
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いかがでしたか? 「褒める」という行為は、人の承認欲求を満たし、さらに上を目指すモチベーションを引き出す上で、大きな効果を発揮することが出来ます。褒めるのが苦手な方も多いですが、ここは是非、効果的な褒め方をマスターし、褒め上手になってください。努力や成果がきちんと認められ、お互い上手に褒め合う職場。そんな仕事場になれば、きっと仕事のレベルもアップするに違いありません。

上司や同僚に苦手意識があるあなたに

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