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履歴書での留学経験の書き方|留学の中で何をアピールすればいい?

書き方・例文

留学経験のある方は、履歴書でしっかりアピールして就活や転職に生かしたい!と考える方も多いと思います。そこで、留学経験を生かした履歴書の記入例をご紹介します。留学経験が自分に与えた影響を採用担当者に伝え、自分の強みや人柄を理解してもらうようにしましょう。

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留学経験の履歴書への記載のポイント

まず頭に入れていただきたいのは、「”留学経験がある”というだけでは自己アピールとしては弱い」という点です。履歴書や面接で「●●●に▲ヵ月留学してきました!」とだけ伝えても、採用担当者は「それで?」となってしまいます。何がしたくて留学したのか、留学したことでどんなことを学んだのか、留学経験によってどのように自分が成長したのか、など、留学経験が自分に与えた影響を採用担当者に伝え、自分の強みや人柄を理解してもらうようにしましょう。 具体的にどのように留学経験を履歴書に記載したらよいのか、記入例を数多くご紹介したいと思います。

「語学力の向上」を留学経験として履歴書に記入

【履歴書例文】

私は20XX年X月からXヵ月間、オーストラリアのシドニーに留学し、TOEICの点数が200点アップしました。20XX年X月に受験した際には、950点のスコアを取得しています。留学中は積極的にアメリカ人と会話することを心がけ、「生」の英語に触れる機会を設けていました。毎日夕食後の2時間、学校での出来事やお互いの文化についてホストマザーと会話をし、学校では週に1度、10分間のプレゼンテーションを行っていました。帰国時には「まるでネイティブのように流暢に話せるようになった」と学校の先生に言われるまでになり、今ではメールや電話を含めた日常的なコミュニケーションに関しては全く問題なくネイティブの方と英語でやり取りすることができます。

【ポイント】

TOEICの高得点など、明確に高い技術が示せるものは冒頭に記載しましょう。語学力向上のために具体的にどのようなことを行ったのか、その取り組みを紹介することで、あなたがどのように頑張ったり、工夫したり、得意とする人なのかなどの人柄や強みも伝えることができます。最後に、現時点で実際にどの程度の実力があるのか、就職/転職先で実際に使えるレベルなのかを具体的に表記しましょう。

「スポーツとコミュニケーション」を留学経験として履歴書に記入

【履歴書例文】

私は20XX年X月からXヵ月間、アメリカのミシガン州に留学しました。留学中は勉学の傍ら、学校のバスケットボールチームに所属し、スポーツを通して、一生懸命に伝えることで信頼感を得ることができる、と身をもって学びました。渡米したばかりの頃は英語が全く話せず、チームメイトと仲良くなれるか不安でしたが、コートの上で一緒に汗を流し、1つのゴールを目指していく中で自然と絆が生まれ、気が付いた時には違和感なくコミュニケーションを取れるようになっていました。短い期間の留学だったので身振り手振りも含めた拙い英語ではありますが、1つのゴールに向かって一生懸命に伝えれば、次第に信頼感は生まれてくるものだと留学経験を通じて強く感じました。この経験を御社でも生かし、一生懸命に仕事に取組み、先輩や上司、取引先の方々の信頼を得ていきたいと考えています。

【ポイント】

明確なスキルよりも、留学経験によって学んだ考え方・姿勢をアピールする履歴書への記入例です。人材採用では、会社の企業風土とその人が合うか、という点が大きなポイントとなります。そこで、初対面や目上の方、価値観の異なる人とどのようにコミュニケーションを取るのかが、あなた自身の人柄を見るうえで大きな指標になります。そのため、こういった「考え方」に影響の与えた出来事なども履歴書に記入すると良いアピールポイントになります。

「ボランティア」を留学経験として履歴書に記入

【履歴書記入例】

私は20XX年X月からXヵ月間、オーストラリアのメルボルンに留学しました。滞在中、オーストラリア流の変わったオモテナシ文化に興味を持ち、X月~X月の間、●●●ゲストハウスでボランティア活動をしました。日本の「おもてなし」は、とても丁寧で礼儀に沿った接客が中心ですが、オーストラリアでは「Hi! その服かわいいわね、今日はどこに行くの?」など、まるで友人のようにホテルやアパレルショップで従業員に話しかけられます。日本のおもてなし文化を伝えると、オーストラリア人は皆「素晴らしい」「世界に誇るべき」と賞賛してくれます。このように相手文化を快く受け入れるオーストラリア文化も含め、日本とオーストラリアの良い点を生かした接客をしたいと思い、御社を志望しました。

【ポイント】

留学時の経験が、直接、志望先の仕事と合致しているケースの履歴書記入例です。留学時の話をすることで英語力があることも自然にアピールできますし、何より、志望先の業界に興味を持った理由が留学経験と直結していると、とても強い履歴書でのアピールになります。また、オーストラリア文化について少しだけ履歴書上で明かしつつも、志望者が「日本とオーストラリアの良い点を生かした接客」をどのように考えているかなど、直接会って聞いてみたいと思わせる書き方をするのも、次の採用ステップに進むポイントです。

「出逢い」を留学経験として履歴書に記入

【履歴書記入例】

私は20XX年X月からXヵ月間、イギリスのケンブリッジに留学しました。留学先での校外研修でロンドンを訪れた際、海外出張中の日本人のビジネスマンに出逢い、話をすることができました。英語を自由自在に操り、海外出張先で大きな仕事を1人でまとめてくるその姿に憧れ、彼のようなビジネスマンになりたいと思い御社を志望しました。ロンドンでは、世界各国から集まったビジネスマンが自信に満ちた表情で街中を闊歩していました。留学先でも、世界各国の留学生とディスカッションすることはとても面白く、それぞれの文化背景や考え方を考慮した交渉を行うことはとても刺激的で、世界を舞台に仕事をしたいと考えています。

【ポイント】

「5年後、10年後、どのようになっていたいですか?」と、採用面接で聞かれることがあります。この履歴書記入例は、その答えになっていますね。留学経験の中では、数えきれないほどたくさんの人との出逢いがあると思います。その中で、「この人のようになりたいと感じた」「この人との出逢いが自分を変えた」など、人にフォーカスをあてた書き方をするのも1つの方法です。

「日本の良さ再発見」を留学経験として履歴書に記入

【履歴書記入例】

私は20XX年X月からXヵ月間、アメリカのシアトルに留学した際、日本の良さを改めて強く実感し、それを海外の人に伝える仕事をしたいと考え、御社を志望しました。「日本は素晴らしいわね。アメリカは歴史が薄いから、長い歴史を持ち、豊かな伝統文化を持つ日本はうらやましいわ」と、学校で人気者のアメリカ人にふいに話しかけられ、とても感動しました。日本のことなど特に興味もなさそうな一般の学生に、それまで私が全く気付かなかった点を褒められ、大きな衝撃と喜びを感じました。彼女のように、「自然」に日本の良い部分を理解してくれて、いつか日本を訪れたいと考え、そして実際に訪れる人を世界中に増やしたいと思い、御社を志望しました。

【ポイント】

海外で、改めて日本の良さを感じる人は多いと思います。なぜ、どんな経験をして日本の良さを感じたのか、その想いを今後の自分のキャリアの先でどのように形にしていきたいのかを記載すると良いでしょう。

留学経験の履歴書への記入方法は、その留学経験の内容や、志望する企業によって様々です。語学力向上を目的の1つとして留学する人は多いと思いますが、必ずしも、志望動機は1つ目の記入例に挙げた”「語学力の向上」を留学経験として履歴書に記入”となるわけではなく、むしろ、語学力以外に、どのような経験をしてきたのか、どのような考え方の変化があったのか、そういった点を履歴書や採用面接でアピールすることが、あなたの強みを伝える最も適した方法といるでしょう。 留学経験をもう一度振り返り、志望先の企業にピッタリと来る経験、メッセージを、上記履歴書記入例を参考に考えてみてください。

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