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人当たりがいい人の特徴|就活でのアピール方法・自己PRの書き方

更新日:2024年08月26日

コミュニケーション

あなたは人当たりがいいと言われますか?それともよくないと言われることが多いですか?人当たりがよくにこにこしている人は、人に好かれやすく、コミュニケーションを円滑にする要ともなります。人当たりがいい人の長所と短所、就職活動でアピールする方法などまとめました。

こういう「人当たりがいい人」には気をつけよう

人当たりがいい人の中には、表向きの態度と中身とのギャップが激しい人がいます。人間ならば誰しも本音と建て前を使い分けているものですが、裏表のあり過ぎる人は、つきあう上で注意が必要です。人当たりがいい人でも、次に挙げるタイプは注意したほうがよい可能性があります。

詮索好き・噂好きな人

人当たりがいい人には話しやすいので、他の人には打ち明けにくいプライベートな悩みなどをつい話してしまったりすることもあるでしょう。しかし、親身になって聞いておきながら、それを裏で他の人にペラペラ話してしまうタイプの人もいます。あなたのいないところで面白おかしく噂のタネにしている、なんてこともありえます。 こういう人は、本人に悪気はないことが多いのが厄介です。話を聞いているときの親身な態度に嘘はないのです。ただ、それを他の人にうかつに漏らしてはいけない、と自戒するモラルに欠けているだけです。人当たりのいい人は、温和で大人しそうな態度から、思慮深く賢明な人だとも思われがちですが、すべての人がそうではない、ということは、心得ておかなくてはなりません。 気さくで話しやすくても、本当に信頼がおけるかどうかの判断は、多少時間をかけてした方がよいでしょう。その人に特に関わりのないプライベートな情報に興味を示したり、根掘り葉掘り聞いてくるような人には、注意が必要です。

表向きの愛想はよいが、心が冷たい人

人当たりがよく笑顔を絶やさない人でも、実はその内心は非常に冷めているということは、ままあります。話をしているときに、「うんうん、そうだね」「分かるよ」などと適切な相槌を打ちながら聞いてもらえると、(この人は自分のことを分かってくれている)と感じてしまいがちですが、必ずしもそうとは限りません。   営業経験者にはお分かりかと思いますが、相手に親近感を与えて情報を引き出すトークの技術があるのです。そこに共感や同情心がなくとも、相手にそう思わせてコントロールすることは出来ます。ですので、親切に話を聞いてもらえたからと言って、「分かってくれている」と過剰に思い込むのはやめた方が無難です。その人が本当に見かけ通りの親切な心の持ち主かどうかは、しばらく一緒に仕事をしていれば、見えてくるはずです。

就活で人当たりがいいことをアピールする方法

上に挙げたような例外は置いておくとして、自分でも人当たりがいいと思っている人、周りの人から人当たりがいいことを褒められたことがある人は、自信を持ってください。社会において、人当たりがよくて損をすることはありません。 むしろ、内心は優しくて温かい心の持ち主なのに、コミュニケーションスキルが低かったり、自己PRが下手だったりして、「人当たりがよくない」ことをコンプレックスに感じている人の方が多いのです。生来人当たりがいいのであれば、それは就活の大きな武器となります。面接官によく分かってもらえるよう、存分にアピールしましょう!

自己PRの文章を練る

面接で「あなたの長所をアピールしてください」と言われることを想定して、何を言えばいいのか、事前にじっくりと練り上げましょう。人当たりがいいことをアピールするには、ただそれだけでは、面接官の心をつかむことは出来ません。人当たりのよさが役に立つ、その企業が求める人材としてふさわしいと思ってもらう必要があります。   人当たりがよくて得をした経験、人当たりのよさが役に立った経験など、具体的な例をひとつ決めましょう。2つも3つもダラダラ話に盛り込むと、印象が散漫になり、かえって逆効果です。自分で決められない場合は、いくつか候補を挙げて、どれが一番心に残るエピソードに感じるか、他の人に選んでもらってもいいかもしれません。実際に面接の場で話すときには、長所(人当たりがいい) →エピソード紹介 →エピソードの詳細やその後の展開 →会社の業務での生かし方の順で展開させると、説得力のある話し方になります。

自己PR文の例

私の長所は、人当たりがいいことです。昔から家族や友人に「いつもにこにこしているね」「感じがよくて話しやすいね」などと褒められることがよくありました。 その強みを発揮できたと感じたのは、学生時代、サークルで様々な国籍の留学生と交流する機会を持ったときです。   国際交流イベントの一環として、多言語チームでひとつの企画を提案し、イベントで発表するという試みだったのですが、言葉の問題もあり、意思の疎通が困難な場面がありました。その際、私は知らない同士の雰囲気を少しでも和らげるために、どんな時でも笑顔でいるよう心がけ、こちらから積極的に会話を繋げるようにしました。   そのうち、お互いに意見を出し合うようになり、結果として皆で一体となって企画に取り組み、よい発表をすることが出来ました。仲良くなった後で、私のフレンドリーな態度のお陰で話しやすく、リラックスできた、と感謝されました。人当たりのよさは、初対面で遠慮がある者同士を結びつけ、ひとつのチームとしての絆を築くための接着剤として役立てることを学びました。   貴社の○○という業務においても、この強みを存分に発揮し、社内やお客様との間で信頼関係をスムーズに築くことで、業績に貢献したいと考えております。

自己PRは「臆面もなく」が鉄則!遠慮や照れは捨てよう

日本人の習性として、自分のよさをアピールすることにはどうしても遠慮や照れを感じてしまいがちです。控えめで慎ましい長所とも言えますが、就活という戦場では、その慎ましさはいったん置いておきましょう。他に何人もいる応募者の中から、あなたを選んでもらわなければなりません。ですので、長所を「最上の表現」で言葉にし、印象づける必要があります。 虚偽のエピソードや、実績を本来のものより「盛って」話したりするのはもちろん厳禁ですが、自分でも図々しいと感じるくらい、「臆面もなく」自分という商品を宣伝しましょう。

面接中は自然な笑顔で

人生で最初の正念場とも言える場ですから、どうしても緊張してしまいますが、緊張に負けて真顔になったりすると、面接官に与える印象も下がってしまいます。不自然にならない程度の笑顔を心がけてください。笑顔という言語外ランゲージで、あなたの人当たりのよさを汲んでもらえるようなら、上出来です。

人当たりがいい人が向いている職業

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初回公開日:2017年03月14日

記載されている内容は2017年03月14日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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