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人当たりがいい人の特徴|就活でのアピール方法・自己PRの書き方

更新日:2024年08月26日

コミュニケーション

あなたは人当たりがいいと言われますか?それともよくないと言われることが多いですか?人当たりがよくにこにこしている人は、人に好かれやすく、コミュニケーションを円滑にする要ともなります。人当たりがいい人の長所と短所、就職活動でアピールする方法などまとめました。

「人当たり」とは

 「人当たり」の項を広辞苑で引くと、 ① 人あしらい。 ② 人に対して、相手に与える感じ。 とあります。人当たりがいい人とは、周りに対して愛想がよく、感じがいい人だと思われる人のことです。あくまで「態度」のことを指すのであり、性格までは関係ありません。人当たりがいい人について述べている文章で、時々「人当たりがいい人」と「人がよい人」を混同しているものがありますが、この二つは厳密に分けて考えた方がよいでしょう。

人当たりがいい人の長所

1) 人から好かれやすい

人当たりがいい人は、周囲に対して自然体で、話しかけても拒否されないだろうと予感させる雰囲気を持っています。実際、話しかけると気さくに答えてくれるため、最初は勇気を出して話しかけた人も安堵しやすく、「この人と話してよかった」と思うものです。受け入れてくれる人に対して、人は親しみを抱きやすく、自然と好感を持ちます。敵を作りにくく、人から好かれやすいのが、人当たりがいい人の長所のひとつです。

2) コミュニケーションが円滑にとれる

グループに人当たりがいい人がいると、その人を中心にしてまとまることがよくあります。表立ってリーダーシップを取らなくても、皆が相談しやすかったり、他の人へことづけたりするので、情報が集まりやすくなるためです。人当たりがいい人は、コミュニケーションの要となることがある、と冒頭に書いたのはこのことを指しています。

3) みんなの癒し的存在になる

人当たりがよく、いつもニコニコしている人を見ると、ホッとしますよね。時に張り詰めたり、ギスギスしてしまうこともある職場において、穏やかで物腰の柔らかな人がいると、その人がいるだけで周りの空気を和らげてくれることもあります。仕事をスムーズに進めるためにも、ストレスを和らげる存在がいてくれることは、大切なことです。

人当たりがいい人の短所

1) 仕事を押しつけられる

人は、こちらの言うことを拒否しなさそうな人を選んで頼みごとをするものです。その点、人当たりがいい人は、威圧感や拒否感を放っていないので、仕事を頼もうとしている人にとっては絶好の相手となり得ます。皆から頼りにされることも多いため、必然的に抱えている仕事の量が増えてしまう…ということもあるでしょう。毅然と断れるタイプの人ならばいいのですが、頼まれごとを断るのが苦手なタイプの人にとっては、負担が増えてしまうことになりかねません。

2) 本人はストレスをためこむことも

すべてがそうとは言えませんが、人当たりがいい人の中には、内心で抱えている圧迫や負担を顔に出さないタイプの人がいます。本人が平気そうな顔をしているので、周囲に大変さを気づかれにくいのも、ストレスが減らない一因かもしれません。 また、「いつもニコニコしている」「あの人は温和な性格だ」という周囲の評価を自覚していて、その人たちの期待を裏切るのが心苦しいという真面目なタイプも、ストレスを溜め込みがちになります。いつもニコニコしていて、人当たりがいいと評判の人には、もしかして本人には負担かもしれない、と気にかけてあげることも必要でしょう。

3) 妬みややっかみを買いやすい

残念ながら穏やかでニコニコしている人当たりのいい人を、やっかんだり妬んだりする人が出てくるケースもあります。人当たりがいい人は、周りから好かれやすく、グループの中心となることも多いので、人気者になりたい人にとっては嫉妬の対象になることもあるのです。 穏やかで温和な見かけのせいで、「歯向かってこない」と判断されてしまうのが原因です。

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初回公開日:2017年03月14日

記載されている内容は2017年03月14日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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