IT人材のためのキャリアライフスタイルマガジン

ヒューマンエラーの原因と防止策|ヒューマンエラーの分類・事例

更新日:2017年08月04日

マネジメント

ヒューマンエラーは、言うまでもなく人的なミスのことです。どうしてヒューマンエラーは起きるのかや、その防止・対応策についてもご紹介しましょう。人はミスをしてしまうものです。人を責めずに、そのプロセスを見直すということが、何よりも大事のようですよ。

ヒューマンエラーとは?

ヒューマンエラーとは、人が生み出す失敗やミスのことを指します。意図しない結果を生じる人間の行為とも言えるでしょう。まずは、ヒューマンエラーにどんな種類があるのかについて見ていきましょう。

ヒューマンエラーの種類・原因

ヒューマンエラーとひとくくりでまとめられますが、その種類は原因によって、いくつかに分かれます。

過失によるもの

技術不足による過失、たとえば入力ミス・操作ミスがこれにあたります。また「スリップ」という、自分で思っていたことと違うアクションを起こしてしまうことです。自動車でアクセルとブレーキを踏み間違えるなどがそうですね。

故意によるもの

たとえば、同じ作業をするにあたっても、より楽な方法をとること(近道行動)や全品検査しなくてはいけないのに、一部を抜き出して検査し、時間や手間を省略することも故意ですね。全品検査が義務付けられていれば、これは違反となります。 さらに法律や社内規定でそうすることが定められているルールにそむけば、場合によっては悪質なヒューマンエラーとなってしまいます。 つまりヒューマンエラーには、うっかりミス・ポカなど過失で起きる場合と、故意に自分の作業を楽にしたいからと手抜きをしたり、違反をしたりして起きる場合とパターンが分かれるのです。

どうすれば防げる?ヒューマンエラー

ではヒューマンエラーは、どうすれば防げるのでしょうか?一緒に考えてみましょう。

慣れたときに起こるのがヒューマンエラー

人間はなんでもはじめてのときは緊張し、真面目に物事に取り組みます。しかしその作業に慣れると自然と気がゆるみ、油断してしまうものではありませんか?実は車の運転でも慣れてきたときが一番危険なのです。 「これくらいならOK」「ルールをちょっと無視しても問題ない」と自分の基準で判断し、行動します。自分の運転能力を過信して、安全に対する意識がその分下がるのです。ほかのことでももちろん同じことが通用します。「慣れたときこそ、気をつける」をぜひ肝に銘じてくださいね。

指差し・声出し確認を徹底する

日常生活でも言えることですが、朝でかけるときに鍵をかけたか、電気は消したか、必要な荷物(書類・財布など)は持ったか、などは指を差して声を出しながら確認するといいでしょう。目で見て確認するだけだと、視覚のみの情報になるため、どうしても脳への刺激も少なくなります。 より多くの器官を活用して行動すれば、意識も覚醒し、集中力や注意力もアップし、ヒューマンエラーを減らすことにつながります。しっかりと声を出して指を差し、重要なことは確認するようにしましょう。はじめは恥ずかしいかもしれないですが、癖をつけておけば役に立ちますよ。

記憶があいまいな場合、チェックシートで確かめよう

作業前のチェックシートを作り、活用するのもいい方法です。人間は大きなことならば重要に感じて、入念にチェックしますが、ささいなことだとおろそかにしがちです。しかし本当はささいなことこそ、危なくてヒューマンエラーの原因ともなります。 記憶はとてもあいまいで、「これくらいなら…」と思うことにかぎって忘れることがあります。そんなときこそ、チェックシートの出番です。作業におけるチェック項目をリストアップし、印刷します。作業前に目を通し、抜かりなく確認するようにしましょう。

初回公開日:2017年03月14日

記載されている内容は2017年03月14日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

関連タグ

アクセスランキング