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更新日:2024年11月06日
「こちらこそ」という言葉を正しく使えていますか。本記事では、「こちらこそ」は敬語なのか、またその意味や例文、注意点と目上の人への使い方から英語での敬語表現を解説しました。普段何気なく使っている「こちらこそ」をより深く理解するための参考にしてください。
目次
「こちらこそ」という敬語はなにげなく使われているだけに、時には人を不快にしてしまうリスクがあります。「こちらこそ」を使う場合には注意が必要です。ここでは特に注意が必要なポイントを7つをご紹介しますので是非参考にしてください。
「こちらこそ」を使う大前提として、「こちらこそ」は相手の発言の後に発する言葉です。 文脈からしても、自分から最初に「こちらこそ」という発言にはならないとは思いますが、くれぐれも自分から切り出すことのないように注意しましょう。
「こちらこそ」は、相手の感情と同等もしくはそれ以上の時に用いましょう。 例えば、相手から感謝をされたり謝罪を受けた場合は、「こちらこそ」を使うことにより、自分も相手と同等もしくはそれ以上の感情だということを伝えることができます。
「こちらこそ」の後は具体的な言葉で伝えましょう。 「こちらこそ~していただきありがとうございます」、「こちらこそご迷惑おかけして申し訳ありません」のように具体的な言葉を添えればこちらの感情もより伝わります。
「とんでもございません」と前置きを入れて一旦否定することにより、相手を立てた言い方をすることができます。 例えば、相手が「今日はいろいろと面倒をかけて申し訳ありませんでした」と言った場合に、こちらは「とんでもございません。こちらこそ知らなかったことを教えていただいて大変勉強になりました」などと伝えることで、相手を立てた敬語表現ができます。
「こっちこそ」には敬語表現が全く含まれておりません。 「こちらの方(ほう)こそ」の方(ほう)という表現もありますが、これも失礼に当たる場合があります。 いずれも親しい友人や家族以外では使わないようにしましょう。
目上の人に対しては、自分がへりくだり相手を立てることがマナーです。 相手からお礼を言われたり、謝られた場合は、一旦「とんでもございません」などと否定した上で「こちらこそ~です」と自分の思いを述べましょう。
メールの場合は対面と違い、相手の表情や声のトーンなどから状況を察することが難しいため、何について「こちらこそ」なのかがわかるよう明確にしましょう。 メールでよく使われる、「こちらこそよろしくお願い致します」の場合は、その前に自分の思いや感謝などを添えて相手に伝えると良いでしょう。
記載されている内容は2016年11月12日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。
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