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句読点の使い方と例・括弧「」()を使う際の句読点の扱い

更新日:2024年03月14日

メール・手紙

句読点を正しく使えていますか?句読点を正しく使えないと、どんなに良い文を書いても読みにくくなってしまうので意味がありません。句読点の使い方を少し考えるだけで、すごい読みやすい文章になりますので是非参考にしてみてくださいね。

意味的には変わりないが、視覚的に見にくくなってしまうとき句読点で区切って読みやすくする場合があります。

【使い方】

・「株式会社松村商事代表、松村太郎は……」といったように漢字を見やすくする ・「昼食に残された時間は少ないとしても、もりもり食べれば間に合う」とひらがなを区切る

【特殊例①】括弧「」()を用いるとき

カギ括弧ではなく通常のカッコ()を使うときも句読点の使い方に注意が必要です。「交通費は10キロ以内の場合○○円支給する(8ページ参照)。」というようにカッコを囲むように句点を使います。

・誤った使い方

「交通費は10キロ以内の場合○○円支給する。(8ページ参照)」という句点の使い方はよく見かけますが誤りです。

【特殊例②】見出しやタイトル

基本的にビジネス文書では、見出しやタイトルに句読点は使いません。例えば、メールのタイトルが長くなった場合、タイトルの最後に句点「。」を使いがちですが、その必要はありません。近年、映画のタイトルなどに装飾的に句点を用いるケースがありますが、それは芸術的表現ですのでビジネス文書には当てはまりません。

【特殊例③】疑問符や感嘆符のある文章

これは感覚的に当たり前と感じる方も多いと思いますが、感嘆符(!)や疑問符(?)がセンテンスの最後に使われるときは句点「。」は必要ありません。

・誤った使い方

「来季の業績の見通しは?。」

【特殊例④】会話文

会議などで会話文を記録する場合、句点「。」は必要ありません。「今月の売上が5%増加した」で大丈夫です。これを「今月の売上が増加した。」などとしていませんか? ちなみに、センテンスが1文しかない会話文についてはこの通りですが、カギ括弧内が長くなってしまうときは当然句点「。」を使います。「今月の売上が5%増加した。来月はこの売上を維持する」となります。しかし、この場合でも句点「。」は1回しか使わない点に注意してください。最後のセンテンスには、句点「。」は不要です。

次のページ:【特殊例⑤】カギ括弧とカッコが同時にある場合
初回公開日:2017年03月01日

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