「エンジニアだから」は存在しない。みんなが対等にものづくりをする「ベーシック」とはどんな会社なのか?柿崎氏に聞きました。

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「エンジニアだから」は存在しない。みんなが対等にものづくりをする「ベーシック」とはどんな会社なのか?柿崎氏に聞きました。

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(画像:ベーシックに入社して2年目の柿崎氏)

Webマーケティング情報を発信する「ferret」、スマホゲーム専用広告ネットワーク「GAMEFEAT」を始め、多くの比較ポータルサイトやフランチャイズ事業、海外事業やガジェット事業など、独自のWebマーケティング力、サービス開発・企画力で、数多くのヒットサービスを展開する「株式会社ベーシック」。

今回インタビューを行った柿崎 昭一 氏(以下柿崎氏)は、2014年に新卒エンジニアとして同社に入社。現在は開発一部に所属し、様々なサービスの開発に携わる。「人々の生活がより豊かになるようなサービスやコンテンツを開発する!」「誰もが当たり前に使っているようなアプリを開発する!」と目標を掲げる彼に、ベーシックへ入社するまでの経緯と、入社後の社内環境について伺いました。

本インタビューでは人事部長の 新田 良 氏(以下 新田氏)にも同席いただきました。

人の生活に存在するものを作りたい。しかし千人の人が作ったものなら、自分は千分の一ではないか?という疑問を抱く。

―柿崎さんはいま何の開発をされているんでしょうか?

柿崎氏:僕はいま開発一部に属していて、開発一部ではフランチャイズとか、phocaseとか、ライフメディア系などを開発しています。

―今新卒2年目になるんですよね。プログラミングはいつ頃から始められたんですか?

柿崎氏:プログラミングを始めたのは専門学校の1年生の時です。元々情報系で、WEBとかではないんですけどプログラミングはやっていました。その専門学校では、組み込み、家電とか、所謂インフラをやっていて、言語はC言語ですね。

基本的に組み込み系はソフトウェアだけでなくハードウェアの知識も必要なので4年間の中でも3分の1くらいしかプログラミングする時間はなくて、マイコンの基盤を作ったりだとか、ハードウェアに触れている時間が多かったです。

―専門学校に入ろうと思ったのはなぜですか?

柿崎氏:人の生活に存在するものが作りたい、という想いが高校生くらいの時からありました。その時考えたのが、エアコンや冷蔵庫で、人の家に行けば当たり前のようにあるものを自分で作りたいなと思いました。

そういうこともあり、学生の時はハード系に就職したいなと思っていたので、3年生頃から組み込み系にどんなものがあるのか調べていました。ただ、そのときに悩んだのは、ハードウェアの開発に携わる人数の多さ、自分の影響力の小ささでした。例えばエアコンを1つ作るのに何百人、何千人の人が一つのものを作る。でも、元々自分が作りたいという想いがある中で、千人の人が作ったものなら、自分は千分の一ではないか?それは自分が作ったと言えるのか?ということを考えました。

それと何より、組み込み系の会社は古い体質の会社が多いので、どうしても下請けに入っちゃうと企画もできないし、大きい所に入っても何年も下積みにかかるということに懸念がありました。その時たまたま、3年生のときに、Web系の会社にインターンする機会があったんです。

そこではベーシックのような形で、自分たちでサービスを作って世の中に発信するということをやっていました。その経験で、元々自分の中にあった、人々の周りにある物を作りたいという想いはWeb系でも叶えることができるのではと思いました。

例えばスマートフォンの普及で、アプリも当たり前のように人々の周りにあるものに変わりないですよね。それにソフトウェアは少人数でも形になるっていう所で、自分1人でも作れるし、少人数でも大きなものを作れるかもしれないというのがあって、だったらハード系に縛られなくてもいいのかなと思うようになっていきました。

―なるほど。そういう想いから、ベーシックに入社されたんですね

柿崎氏:そうですね。自分の中で、就活をする上での3つの軸を決めていたんです。一つ目はベンチャー企業であること。若いうちから挑戦ができ、会社自体が新しいことに挑戦していこうというスタンスがある会社。二つ目は自社メディアを持っている会社であること。自分で開発したり何かを作りたいという会社に入りたいと。

三つ目に、ある程度基盤が安定している会社であること。なぜかっていうと、二つ目までを満たす所はたくさんあるので、熱意だけもって入社しても潰れてしまったら終わりだからです。その3つを満たす会社を見て行く中でベーシックを選びました。

 

「エンジニアだから」は存在しない。エンジニアでも企画に携わるベーシック

株式会社ベーシックHP(画像:株式会社ベーシックHP

―ベーシックは凄い企画ができるなと感じますね。エンジニアとしての業務をしながら、企画に携わることはどのくらいあるんですか?

柿崎氏:エンジニアの業務と同じくらいありますね。エンジニアだから、とかディレクターだから、という概念がそもそも存在してないです。何かを作ることにおいてみんなが対等であるというイメージです。

僕は開発部の中でも色々とやっている方で、入社3~4ヶ月経った時に、メインプログラマーとして担当する企画があったのですが、それを始めたときはエンジニア2人、デザイナー1人でやっていました。そこはかなり強く携わっていましたね。

他にも恋愛男女ん(ダンジョン)っていうゲームアプリに携わったときは、どういう機能をつければお客さんが喜ぶのか考えました。キュレーション系のアプリだったらどういうアプリが面白いのか考えたり、意見を出す場は多かったと思います。

―エンジニアといってもプランナーやディレクター寄りなところがあるんですね

柿崎氏:ある程度皆で企画をして、それをまとめるのはプランナーというかディレクターのような人がしますが、自分たちもどんどん改善点を出します。それがある程度形になったら、後は各々の役割になります。

企画にも参加できる環境っていうのが必然的に存在して、企画が回っていく感じですね。新しいアプリを作るときはみんな集まれ!ってなって、みんなでああしようこうしようと意見を出し合いました。

 

入社早々でも新規事業開発にアサイン。経験を大切にする会社

―入社して3~4ヶ月で新規事業を任されたそうですね。どういう経緯だったんでしょうか?

柿崎氏:元の企画はあって、そこから細かい所を僕たちが詰めていきました。

新田氏:厳密にはそこにいたからというか、そのチームにいたからっていう感じですね。

柿崎氏:そうですね。その時、新規事業開発室のようなものがあって、新しくそこにエンジニアが入ってきたので、何か新しいことをやりたいよねっていうことで僕がアサインされる形でした。

―それが入社数ヶ月でできるというのは凄い良い経験ですね

柿崎氏:僕はずっと組み込み系でやってきて一ヶ月間インターン行ったといっても、プログラミングの知識もないままベーシックに入社して、そこで初めて触るという感じだったので。凄い大変でしたけど、そこが基礎になったと思えるくらい良い体験でした。

そこで得たことが、他のサービスをその後作る上での基盤を網羅していました。ひとつのものを作り上げる上で、デザイナーにこちらがアイデアを提示して、向こうからしたら想像していなかったものを出したり、逆にデザイナーから想定外のアイデアを出されたりしました。

やはり人と人がやっていることなので、エンジニア以外の人ともコミュニケーションを随時とっていかなければいけない。そういうコミュニケーションの取り方というのもそこで勉強できました。

―なるほど。今はRailsを扱っているそうですが、配属された時にRailsの研修とかってありましたか?

柿崎氏:僕が入社したときはなかったですね。Railsを扱っているサービスがなかったので。僕が入社したあとに、Railsのエキスパートが入社して、会社全体がRailsを使って行こうという流れになっていきました。僕がRailsを初めて扱ったのはGAMEFEATに関わっていた時です。

新田氏:ベーシックくらいの規模の会社だと、一つの言語のエキスパートが入社したら、そこに合わせて柔軟にメインの言語を変える。とにかくパフォーマンスが上がるなら固執せずに柔軟に変更しよう、っていうスタンスですね。

―それまではCakePHP?

新田氏:そうですね。

 

働きやすい、みんなで問題を解決する開発体制

―RailsやCakeで、ある程度みんなが触るという形で、開発はどんな手法を取っているんですか?

柿崎氏:特にないですね。今やろうとしてるのはテスト開発駆動ですね。Railsですしね。今はチームによって違うけど、揃えたいなという流れはありますね。Rails使ってる人多いし、テスト開発駆動にしていきたいよね、っていう話をしていたりはします。

そういう話し合いは結構多いです。勉強会とか、TGIF(Thank God, It’sFriday.)というエンジニアを中心にしたライトニングトークのイベントなども月に一回開催してます。お酒飲んで話しながら自分自身のバックグラウンドや、技術の共有をしてます。開発部のエンジニア同士が話しあうことによって、その人の技術的な悩み、会社にいまどういう問題があるかっていうのをキャッチアップしてみんなで解決しようっていうのも、お酒飲みながらフランクに話しますね。

―最近始まった取り組みなんですか?

柿崎氏:そうですね。このあいだ2回目を実施しました。「開発部」っていう組織がちゃんと出来上がったのが最近で、今までは縦の「事業部」という軸に所属して仕事をしていました。この事業部にはこのエンジニア、っていう風になっていて、事業部毎にエンジニアが配属されてたんです。

それだとエンジニアの柔軟なリソース配分がうまくいかなかったり、もっとエンジニアの知識を集めて開発していきたいよねっていう風な流れが高まっても、なかなか対応できる組織ではなかったんです。今は開発部が1つのオフィスに集まって、みんなで問題を一緒に解決するっていう組織と環境ができました。以前から、今の形とは違う開発部は存在していたんですが、きちんと開発一部、開発二部という形に組織ができたのは今年の7月からですね。

僕は今の組織に変化してから、すごくいい経験ができているなと思います。ひとつの事業部に属さずに、エンジニアが不足しているところに配属されたりするので、今の方がいろんな技術を触れて良いですね。今だったらフランチャイズの大きいシステム基盤も見れたり、他のサービスではAndroidアプリの開発もできたり、他の事業部ではまた別の技術に触れることができると。一つの技術、開発手法に固執せずに見れるようになりました。また、ここのコードはこうやったほうがいいなとか、自分の視線も充実してくるので魅力的だなと感じています。

―実際ひとつの事業部にいて、そんなに点々とはしてない人もいたり?

柿崎氏:そういう人もまだいますね。今でも、僕はフランチャイズとライフメディアと、全社的なシステムを3つまたがって開発をしているので。開発のスキルやタイプとして幅が広くなりそうだなと思っています。

 

ひっそり勉強していたらそれが仕事に繋がった。

―柿崎さんは家で自分で新しい言語を触ったりすることもあるんですか?

柿崎氏:そうですね、自分は今Androidの開発も行っているんですが、そもそも僕がAndroidの開発を担当しているのは、実はひっそり家で勉強してたからなんですよ。それで開発部の部長に二人でごはんに誘われた時、何か新しくやりたいことあるか聞かれて、実はAndroidの勉強をしているんです、っていう話をしたんですね。

その後、フランチャイズ事業でAndroid開発の手が足りていないっていう話しがあって、そのときに声がかかって担当させてもらえました。もともとJavaとか面白いなと思って家でも書いてるんですけど、やっぱり業務時間の方が長いので、業務でもやることで一日の勉強時間が伸びましたね。

―独学でどれくらい勉強されていたんですか?

柿崎氏:実は学生の頃から少しずつやっていましたね。会社に入ってRailsやってからも家では勉強していました。以前DroidKaigiっていうAndroid勉強会に参加してから、やっぱりAndroid面白い!って思って、それから再燃して勉強してたんです。それから事業にもアサインされるようになったんです。

今、ベーシックでAndroid開発にすごく精通しているエンジニアっていなくて、それがチャンスだなと思っています。僕の理想としては、もちろんRailsの開発はどんとこいって思っているんですが、他の事業部でAndroidアプリ作りたいってなった時、自分に声が掛かるような存在になりたいって思ってます。

 

サーバーサイドもカバーできるエンジニアになる。

―Android開発だとアプリ化しそうなサービスはたくさんありそうですし、チャンスは多そうですね。今後の柿崎さんのキャリアプランもお聞きしたいです

柿崎氏:ベーシックではキャリア形成に関しても、社長が研修で教えてくれたりもしたので、そのときに自分が出した答えがあるんです。開発部長と話していたときにも相談したんですが、入社すぐに興味のある言語だとまだ浅いと。だから、初年度は色々な言語を触って、自分の得手不得手や好き嫌いが見えてから、自分の強みをつけていきたいと考えていました。

それが今までと現在の話で、未来のことでいうと、僕はサーバーサイドの触れるアプリエンジニアになりたいなと考えています。Railsをやっていて、RailsっていうとAPIを作るだとかサーバーの方も含めたりとか広義ではあるんですが、インフラから、フロントだったりを触ったりだとか、いろんな経験をしたうえで僕が好きだなと思ったのは、インフラ周りだったり、データーベースをゴリゴリいじったり、API作ったりとか、どちらかというと、バックエンドの方が面白いと思ったんです。

それと、単純にAndroidアプリ開発がすごく楽しいと思ったので、そこを掛けあわせて、Android単体で終わるのではなく、サーバーと通信したり、データベースごりごりいじって、アプリに返してあげるみたいな、そういうサービスを作れるエンジニアになりたいですね。

―かなり明確ですね

柿崎氏:これまで色んなことをさせてもらって出た答えですね。社長は、「君はどうしたい?」といつも言っています。新卒に対して、今後のキャリアプランを直々にアドバイスとかをしてくれるんですね。そこで相談に乗ってもらって、キャリアを逆算して考えて、今何をするべきか?を把握しました。さらに開発部長からのアドバイスを頂きつつ、自分でも2年弱やった上でどうしていくか、っていうのが見えてきた感じですね。

―なるほど。これからが理想像の実現の段階なんですね。本日はありがとうございました。

リンク:「株式会社ベーシック

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