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内気な性格の人の特徴・克服方法・向いている仕事・上手な生き方

マネジメント

人前で目立つようなことなんて絶対にしたくない!でも仕事や日常生活で必要になることもあって・・内気な性格の人はこんなとき本当に困ってしまいます。そんな内気な性格を克服できるのでしょうか。また苦手なシチュエーションも克服しやすくなる方法もご紹介していきます。

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内気な性格と内向的な性格は違う

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「内気」と「内向的」はよく同じ意味に使われて混同されがちですが、実は違います。「内気」は日本語の形容動詞のひとつで「気が弱い」、「人と話すのが苦手」といった意味でよく使われる単語で、学術的な定義に使われているわけではありません。一方「内向的」は19世紀のスイスの心理学者カール・グスタフ・ユングが提唱した人のタイプを定義づけた「タイプ論」の中で語られているタイプの内のひとつです。

内向的イコール内気や人見知りではない

ユングの示す「内向的」な人間とは、エネルギーが自分の内側に向かうタイプの人間で、人と話すのが苦手といったコミュニケーションに難があるタイプの人間だけを指すわけではありません。内向的な人間は常に内省し、物事を深く考え用意を周到にする性質がありますが、パーティなどで人とコミュニケーションを取るのが苦手ではない場合も多々あります。 また逆に「外向的」なタイプの人間が一人で喫茶店やバーに入って楽しむといったこともあります。このように「内向的」だから人と話せない、「外向的」だから一人は違うという使い方は本来正しくありません。

内気と精神疾患の違い

内気は人と話すのが苦手、人前に出ると緊張してしまう、特に初対面の相手や異性だと態度がおかしくなってしまうといった特徴がありますが、社会不安障害などの精神疾患でも同じような症状が出ることがあります。しかし「内気である」という状態は精神疾患とは一線を画します。

例えば社会不安障害のような精神疾患の場合は緊張状態が人と会うたびに強くなっていくのに対し、内気なだけの場合は初対面の相手と馴染んでくれば緊張による話しにくさは緩和される傾向があります。もしも社会不安恐怖症の可能性があると感じたら、一人で悩まずに心療内科など社会不安などの精神疾患に対応できる病院でしっかり診断してもらうことをおすすめします。

内気な性格は克服しなくてはいけないのか?

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そもそも内気な性格というのは克服しなくてはいけないのでしょうか。内気という言葉は人によって微妙に定義は違う可能性もありますが、概ね「気が弱くて人と話すのが苦手」「積極的に話の輪に入れない」「自分からアクションを起こすのが苦手」といったネガティブな特徴を指すことが多く克服したくなってしまうのも無理はありません。しかしこれらの特性も裏を返せば、「人の気持ちを大切にする」「人の領域に土足で踏み込まない」「聞き役に回ることができる」といった長所にもなり得ます。

積極的で元気な人にはわかりやすい魅力がたくさんあります。しかし内気な人はある人には魅力に映らなくても、別の人にはとても魅力的に映ることもあるはず。なにより自分の性格を無理やり捻じ曲げるような克服は当人にとって辛いことなのではないでしょうか。

克服しなくても内気な性格でいいところはたくさん

内気な性格は時に「気が弱い」「言いたいことを言わずグズグズしている」「協調性が足りない」などとマイナスのことを強調され自分の性格を否定して克服したくなってしまうことも多いことでしょう。しかし内気な人には長所もたくさんありわざわざ克服しなくても問題にならないことも多いのではないでしょうか。活発な人たちにはない、内気な人の魅力を以下にいくつかご紹介していきます。

無理やり自分の意見を押し付けない

内気な人は自分の意見を大きな声で主張することは苦手です。それは相手からたたみかけるような攻撃を恐れていることもあるし、自分の意見を押し通すだけのエネルギーがないということもあるでしょう。そんな自分を責めてこの性格を克服したくなる人も少なくないはず。 しかしその行動は相手のペースを尊重することにもなります。内気な人は「この人は私の意見を聞いてくれる」と思われることも多く、周りの人間が不要な緊張を強いられずに済みます。しかし、内気な人は周りの意見に流されて自分が主張できないという懸念もあります。自分の意見を押し付けすぎず、しかし流されすぎないというバランス感覚が大切です。難しいですが。

コツコツと仕事をするので信頼されやすい

内気な性格の人は黙々と仕事をこなすことが得意な人が多いので、任された仕事はきっちりとやり遂げられます。期限内でしっかりとした仕事が仕上がってくるため、上司からの信頼が厚いことも多いはず。また細かいことにもよく気がつくので、他の人が見過ごしてしまうようなミスでも見つけて、地道に対応するといった気の利いた対応も得意です。

他人との距離が保たれている

他人のテリトリーに踏み込むのが苦手なので、他人との距離は一定に保たれる場合が多いです。他人との距離が開いているため、客観的に他人を観察することができ、冷静な判断を下すことができます。またそのため人の長所や短所に気づきやすく、その人の足りない点をそっとカバーしてくれることも。人の輪の中心にいることは少ないものの、外から落ち着いて観察している分周りが見やすく、集団がパニックに陥っていても落ち着いて物事に対処しやすい傾向があります。

それでも克服しなくてはいけないときは

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目的をしっかり把握する

磨耗する集団に属してまで、やりたいことややらなければならないことがあるのかしっかりと明確化しておきましょう。それがその集団に属さなくてはできないことなのであれば、そのために必要なコミュニケーション、人間関係、それらの優先順位はどの程度なのかを把握し、必要最低限で済むような行動を取るようにし、そのコミュニケーションは最低限取れるようにトレーニングして克服をします。 また自分がストレスをためやすいシチュエーションを見つけておくことも大切です。ストレスがたまるシチュエーションがわかれば、ストレスをある程度予測することができるので、ストレスを被ったときの対策も立てやすくなり克服しやすくなります。

ストレス解消の方法を確保する

人間関係やその他もろもろの事情で発生したストレスは自分に合った方法でその都度解消するようにしましょう。内気な人がパーティなどに出かけると余計磨耗してしまう可能性があります。「これをするとスッキリする」という行動をなるべく多く見つけてリスト化しておき、ストレスを感じたらそのリストのうちのひとつで実現可能なものを実行するようにするとストレスの害を受けにくく克服しやすくなります。 例えば「猫と触れ合う」「本を読む」「お気に入りのDVDを鑑賞する」「スパークリング系の飲料を飲む」などなどをリスト化し見やすい位置に保存しておくと、とっさに発生したアクシデントにも対応しやすくなるのでおすすめです。

内気な人が向いている職業は?

内気な性格の人は内向的な気質も持ち合わせていることが多くあります。内向的な人はエネルギーが内側に向かいやすく、内省や分析、集中できる作業や環境を好む傾向があります。そのような特性を活かせる仕事や職場を選択する方が、無理な克服を試みるよりも本人にとっても周囲にとってもストレスが少なくかつ能力が発揮できるのでおすすめです。 例えば経理や事務、ライター、プログラマーといった黙々と作業をこなす仕事が向いています。知的好奇心が刺激されるとなお充実するので研究職や作家、デザイナーといった仕事にも適性があることが多いです。もちろんコミュニケーションに関する最低限の困難は克服するほうが望ましいですが、営業や接客業に比べればやりやすい仕事ではないでしょうか。

自分の性格と向き合うのも大切

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「内気」という自分の性格や気質はそんなに簡単に変えられるものではありません。人によってはある程度訓練によって克服し、対応できるようになることもあり、かつそれがストレスでないようであれば問題はないのですが、どうしても克服できない場合は何かしらの対処をした方がいいでしょう。 自分の性格が内気で嫌になることもあるかもしれません。しかし内気な性格はいいところもあります。自分の性格を否定し無理に克服するのではなく、良いところを伸ばすような方向の仕事を見つけてみてはいかがでしょうか。

上司・同僚がうざい、職場になじめない。

自分の性格柄、上司や同僚の理不尽な言動に耐えられない方、職場になじめないという方は多いと思います。「職場の人間関係」は、転職理由のランキングでも上位にあげられるほど、転職を考えるきっかけになっています。 転職のきっかけには「人間関係」のほかに、3つあります。 他の人は何をきっかけに転職しているのか、転職のベストなタイミングっていつなのか、気になる方はこちらの記事もお読みください。 ■記事タイトル 20代の転職成功方法|転職理由3つ・新卒入社3年以内の転職割合・20代の強み

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