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「とりとめもない」の意味とは?「とりとめのない」との使い分けも解説

更新日:2024年09月27日

言葉の意味・例文

「とりとめのない」と「とりとめもない」の意味の違いについてご存知でしょうか。本記事では、それぞれの持つ意味と使い方について、対義語や類語の紹介を交えて解説します。「とりとめもない」の使い方が気になる方、表現の幅を広げたい方は、ぜひチェックしてみてください。

女体の一節では、まとまりのない妄想、目的もなくぼんやりと浮かべた妄想を「とりとめのない妄想」と表現しています。

偸盗

偸盗の一節では、まとまりのない考え、心ここにあらずで耽っていた考えを「とりとめのない考え」と表現しています。

「とりとめもない」の類語

終わらない、ずっと続くという意味を持つ「とりとめもない」と類似した意味を持つ言葉には、「とめどない」、「終わりがない」、「際限がない」といった表現が挙げられます。 とめどないは漢字で「止め処ない」と表し、終わりどころがない、終わりがないという意味を持ちます。

「とりとめのない」の類語

終わらない、ずっと続くという意味の「とりとめもない」の類語について解説しました。 ここからは、「とりとめのない」という言葉の類語を5つご紹介します。結論やまとまりがないさまを表している「とりとめのない」の類語について学び、合わせて覚えておくことで、表現の幅を広げていきましょう。

たわいない

「たわいない」は、思慮がないという意味の形容詞です。本来の姿や正気でない、張り合いや手ごたえがないさまを指す場合もあります。 「たわいない会話」など、考えなしに思いつくままを話している、まとまりのない会話を指す場合は「とりとめのない会話」とも言い換えられるでしょう。

取るに足らない

「取るに足らない」とは「取るに足りない」ともいい、取り上げるほどの価値がないこと、話題や問題にならないことを意味します。 「取るに足らないこと」は特筆すべきものでない、目的やまとまりがないことを表しているため、「とりとめのないこと」とも言い換えられるでしょう。

よしなしごと

「よしなしごと」は漢字で「由無し事」と表し、中身が空っぽな事柄、意味のないものを指します。吉田兼好さんの著作「徒然草」の冒頭でも、心に浮かんだ思いつくがままの内容を「よしなしごと」と表現しています。 「よしなしごと」は考えずに発せられたまとまりがないものを指すため、「とりとめのないこと」とも言い換えられるでしょう。

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初回公開日:2022年06月30日

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