IT人材のためのキャリアライフスタイルマガジン
PR

【20代必読】CandleのCTOポストへの、挑戦者を求む

インタビュー

東京大学在学時に創業してからわずか2年半でクルーズ株式会社に事業を売却した株式会社Candle。飛躍的拡大を目指す同社は、今回「CTOのバトンタッチ」という大きな決断をした。なぜ、いまCTOを交代するのか。Candle代表の金氏と、CTO山口氏に話を伺った。

更新日時:

【20代必読】CandleのCTOポストへの、挑戦者を求む

2014年、東京大学在学時に創業し、メディア事業を運営する株式会社Candleは、 約2年半でクルーズ株式会社に事業を売却。 創業メンバーは22歳、売却額は12.5億円だった。現在は、クルーズ社傘下で新規事業を生む子会社として、飛躍的拡大を目指す同社だが、売却から2年がたった今、再び大きな決断をした。それは、「CTOのバトンタッチ」だ。 これから子会社化戦略を進め、社会に大きなインパクトを与えるような価値を提供しようと意気込むCandleは、なぜCTOを交代しようとしているのか。Candle代表の金靖征氏と、CTO山口貴史氏に話を伺った。

低リスクで大きな挑戦ができるCandleの強み

――まずは、創業から約4年、エンジニア組織を牽引してきた山口さんがCTOをバトンタッチする理由について教えてください。

【20代必読】CandleのCTOポストへの、挑戦者を求む

山口 理由は2つあり、1つは、ブロックチェーン領域で立ち上げる新規事業にコミットしたいこと。もう1つは、もし20代でCTOをやりたい人がいたら、その経験を積めるポストを渡したいと思ったことです。 もちろん、新規事業をやりながら、今まで通りCTOとして経営にコミットすることもできますが、ブロックチェーン事業は、できるだけ早くリリースして、業界でのポジションを取りに行きたい。そのためには、前線で事業と成果にコミットする必要があります。 また、20代でCTOを経験できる会社はそう多くありません。だから、CandleのCTOというチャレンジングなポジションを新しい人にバトンタッチして、ゼロから1を生み出す人を増やしたい。既存メンバーだけでなく、外からの新しい風を吹き込むことで、より社会に大きなインパクトを与える会社に成長したいと考えました。

――新しいCTO候補となる方が、自らの起業や他のスタートアップではなく、Candleを選ぶべき理由はどこにあると思いますか?

【20代必読】CandleのCTOポストへの、挑戦者を求む

山口 Candleは、2014年に創業後、約2年半でクルーズ株式会社に事業を売却し、上場企業の子会社になりました。当時、順調に業績を伸ばしていたので、売却しなくてもうまくいく自信はありました。 でも、僕らが見ている未来は3年、5年後ではない。数年後に小さく上場するよりも、クルーズ傘下で大きな挑戦をしたほうが、社会的インパクトは大きいと考えたのです。 だから今、Candleはクルーズの豊富なリソースを活用して、低リスクで大きな挑戦ができる環境にいます。さらにCandleはこれから子会社化戦略を取っていくので、立ち上げた新規事業を子会社化し、経営に挑戦する仲間を増やしたり、多様な子会社を横断するCTOとして関わったりすることも可能。 やりたいことを実現しやすいため、特に20代の若いうちにCTOを経験したいと考えている人にとっては、ものすごく良い機会だと思います。

【20代必読】CandleのCTOポストへの、挑戦者を求む

 山口の言う通り、20代前半など若いときから意思決定権を持ち、経営など裁量ある仕事を経験した人と、30代40代で同じ経験をした人とでは、生涯価値に大きな差が生まれると思うんです。きっと、後者は前者に近づけない。 ほかのスタートアップでエンジニアや開発マネージャーとして働くよりも、今回のCTOポジションは、任される責任が大きく異なるため、成長のふり幅も大きいはず。20代でも、子会社戦略やグループ事業を、技術面からドライブできる環境はなかなかないと思うので、この機会を提供したいと考えています。

運命の出会いは、東京大学2年の冬

――お二人は東京大学在学中にCandleを創業されました。そもそもどのような出会いだったのでしょうか。

【20代必読】CandleのCTOポストへの、挑戦者を求む

山口 僕が金に誘われたのは2013年、大学2年の冬でした。Twitterで「冬休みにプログラミングを初めてみようかな」と投稿をしたら、すぐに反応したのが金。「一緒に起業しないか」と提案されました。実は僕もいつか起業したいと考えていたので、いい機会かもしれないと思いましたね。

 ちょうど僕は起業するにあたってCTOを探していたんです。短期的には経験者が適役だと思いますが、中長期的に見たら、そうとも限りません。未経験でも理系で地頭が良い人はいないだろうか、そう思っていたときに、Twitterで山口の投稿を見ました。 山口は成績がトップで、殆ど勉強せずに挑んだ数学オリンピックで優秀賞を取ってしまうなど「東京大学の天才」と呼ばれる有名人。すぐに声をかけたところ、CTOを快諾してくれました。 ちなみに、僕は最低限の単位だけ取って、まったく学校に行かないようなタイプ。大学内のヒエラルキーでは最下位と最上位にいる二人が組んだので、周りの友人たちは「山口は金に騙されているぞ」と言っていました(笑)。

――そこから本格的に技術を習得されたのですね。

【20代必読】CandleのCTOポストへの、挑戦者を求む

山口 そうですね。学校で習う程度のプログラミングしか知らなかったので、ほとんどゼロからのスタートでした。 ただ、僕らがすごくラッキーなのは、このタイミングで素晴らしい技術顧問と出会えたこと。金がSNSで「週2でプログラミングを教えてくれる人を探している」と投稿したら、日本電子専門学校の講師・中川聡さんが反応してくださったのです。 中川先生は、30年以上IT教育に従事しているプロフェッショナルです。汎用コンピュータからスマホアプリまで、IT・Webの技術はもちろん、CTOへのメンタリングもされています。早速、週2日で時間をもらい、集中的に技術を習得しながら開発を進めた結果、2カ月後には最初のプロダクト(アプリ)をリリースできました。

お互いを信頼し、干渉しない組織作り

――金さんと山口さんは、どのように関わりながらCandleを成長させてきましたか?

【20代必読】CandleのCTOポストへの、挑戦者を求む

 お互い完全に自走して組織をつくりました。山口は心から信頼できるCTOなので、技術面もエンジニアの組織作りも、完全に任せていました。だから、僕はエンジニアの給与も決めたことがありません。 最初から、お互いに干渉し合わなくても、スピード感をもってそれぞれの役割にコミットできたから今がある。あのとき山口を誘って良かったと思っています。 山口 僕が自分で意思決定して組織をつくって来られたのは、中川先生の影響が大きいと思います。技術面はもちろんですが、誰に対しても変わらない接し方や、立ち居振る舞い、マネジメント方法、CTOとしてのマインドなどがすごく勉強になりました。  中川先生は、CTOの心得を教えてくれる方だよね。 山口 そうだね。僕は、もともと起業したいと思っていたので、ゴリゴリのエンジニアというよりはビジネス思考を兼ね備えた人になりたいと考えていました。そういった考えも影響しているのかもしれませんね。

メンバーの「Win」と人生を尊重

――組織を拡大するなかで、エンジニアの採用や育成、組織作りで工夫したことはありますか?

【20代必読】CandleのCTOポストへの、挑戦者を求む

※インターンを含めたエンジニアチームでのミーティング

山口 採用するタイミングにもよりますが、僕は経験やスキルが全てではないと考えています。好奇心や地頭の良さ、論理的思考など総合的に判断して、「いいエンジニアになりそうなポテンシャルがある」と思った人を採用してきました。 特に、インターン生の場合は、ポテンシャルがあれば未経験でも採用しています。今まで何十人もインターン生を受け入れてきたのですが、スキルセットとしての採用基準が下回っても採用することは多々ありますね。 そのなかで大切にしているのは、お互いがWin-Winの関係になること。ほかにたくさん魅力的な会社がある中でCandleを選んでくれたのは、僕らにとっての「Win」です。だから、メンバーも「Win」になるように、困っていることがあれば相談に乗りたいし、成長させてあげたいと思って行動してきました。

【20代必読】CandleのCTOポストへの、挑戦者を求む

 山口は、エンジニアチームのリモート作業を可能にするなど、仕事をしやすい環境を作ってくれています。だから、メンバーからとても信頼されているんですよね。「山口さんに喜んでもらうために頑張ります」という感じで。 日頃から、メンバーの「エンジニアとして成長したい」という気持ちに応えるために、どれだけ業務に余裕のないときでも、時間を確保して勉強会を開いているのは、本当に尊敬します。まさに、各メンバーの「Win」は何かを考えた行動ですよね。それだけ、一人ひとりの人生を尊重しているから、信頼されているんだと思います。 その結果、インターン生が卒業しても、次から次に優秀な学生を紹介してくれるようになり、エンジニアのリファラル採用はとてもうまくいっています。

山口 現在、正社員は2名、インターン生は8名いるのですが、たしかにインターン生のエコシステムができあがっているので、採用には苦労しないですね。昔は採用にかなりの時間と労力をかけていましたが、今は育成に時間をかけられるようになっています。

世の中に価値を生む、次期CTOを求む!

――エンジニアが働きやすい環境、採用しやすい環境を作ってきたCandleですが、より大きく成長するために、どんな方にCTOをバトンタッチしたいですか?

【20代必読】CandleのCTOポストへの、挑戦者を求む

山口 先端技術への造詣が深い、もしくはアンテナが高い人。たとえばブロックチェーンの技術に進歩があったときに、すぐさま何ができるかを最前線で考えられる人です。その観点を持って、経営にコミットしてほしいと思っています。実行力、機動力、マネジメント力のある方だと心強いですね。 もちろん、CTOの経験がなくても、エンジニアとしてのバックボーンがあれば十分活躍できると思います。開発のトップより、CTOはレバレッジの効く役割なので、チャレンジングなことができるし、経営に興味のある方は向いていると思いますよ。 僕はこれから、ブロックチェーンの新規事業を成功させることはもちろん、対外的な活動や発信、最新技術の研究などを通して、「Candleは技術の強い会社だ」というブランドを作っていきたい。この思いに共感する人と、強い会社を作っていきたいですね。

 技術変革は、人の生活に大きなインパクトを与えます。だから、新しいCTOには技術の最先端を常にキャッチアップし、その技術をどう使えば社会に役立つかを考えてほしい。Candleの頭脳として、一緒に挑戦してくれたらうれしいです。 それから、Candleはこれまで、12人の起業家やCOOを輩出してきました。ゼロから1を生み出す人を輩出したことで、世の中にプラスのインパクトを与えたと思います。今後はそれを促進するプラットフォームになりたいと思っています。

取材・文:田村朋美

関連する記事

アクセスランキング