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お礼文のメールの書き方・文例|メール/手紙/内祝い/お歳暮

更新日:2024年07月05日

メール・手紙

お礼文を書いたことがありますか。お礼文は、ビジネスメールや手紙などで送ることが多いですが、実際に書こうとすると何を書けば良いか迷う方も多いでしょう。ここでは、お礼文のメールや手紙の書き方や文例、またシーン別のお礼文例などをご紹介します。

お礼文を手紙で送る場合には、どのように書けば良いのでしょうか。手紙の書き方には縦書きと横書きがありますが、基本的に改まったものや目上の方に書く手紙は縦書きで、親しい相手に送る手紙は横書きで書きます。ここでは、お礼文の手紙の書き方を縦書きの場合と横書きの場合で分けてご説明します。

お礼文の手紙の書き方;縦書き

目上の人や改まった相手へ書く場合には、白無地の便箋に縦書きで書きます。文章は、前文、主文、末文、後付けという構成で書きます。

1.前文

縦書きのお礼文の手紙の前文には以下の内容を書きます。 ・頭語:手紙の一番先に書く挨拶、末文の結語とセットで使います。(拝啓と敬具など) ・時候の挨拶:時節、天候など季節感をあらわす言葉を頭語から一文字空けて書きます。 ・安否を尋ねる挨拶:相手の健康や安否を尋ね、気遣う文を入れます。 ・自分の安否と現況:自分の現況を報告します。 ・感謝やお礼:お世話になった方への感謝の言葉を書きます。

2.主文

お礼文ですので、何に関してのお礼なのか、また自分の感謝の気持ちをできるだけ簡潔に書きます。このとき、相手へのお礼の気持ちがきちんと伝わるように、お礼文ではない他の事柄の内容は入れないように気を付けましょう。

3.末文

・結びの挨拶:用件をまとめて、今後の健康や繁栄を祈ることばを書きます。 ・結語:頭語とセットで書きます。(「拝啓」の場合の「敬具」など)

4.後付け

・日付:漢数字で年号を含め日付を書きます。 ・署名:差出人の名前を書きます。 ・宛名:フルネームで、必ず敬称をつけ、若干大きめの字で書きます。

お礼文の手紙の書き方;横書き

横書きのお礼文は、親しい人宛の場合のみにしましょう。横書きで書くお礼文の書き方も、基本的には縦書きの構成と同じですが、縦書きのときよりもカジュアルな分、省略して良い項目もいくつかあります。横書きのお礼文の構成は以下のようになります。

1.前文

・頭語:親しい人宛のお礼文のため、頭語は省略することも可能です。 ・時候の挨拶:手紙を書く季節や天候に応じ、季節感をあらわす言葉を書きます。 ・安否を尋ねる挨拶:相手の健康、安否を気遣うような言葉を書きます。

2.主文

本文では、お礼の内容について明確かつ簡潔に書きます。いつどのできごとに対してのお礼なのか、または何かをいただいてのお礼なのか、きちんと相手に伝わるように書きましょう。また、それに対するあなたの感謝の気持ちも詳しく入れてみると、より相手に気持ちが伝わりやすくなります。

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初回公開日:2018年03月14日

記載されている内容は2018年03月14日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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