IT人材のためのキャリアライフスタイルマガジン

重曹の洗濯での使い方・使う量と効果|洗濯槽/洗濯機/臭い

更新日:2024年11月21日

社会人常識

重曹は自然由来のもののため、お肌の弱い方でも安心してご利用になります。また、これまで重曹をだけでは汚れを落とせず、不満を感じていた方も工夫次第で洗浄力をアップさせることができます。重曹のいろいろな使い方を覚え、節約しながらお部屋を清潔に保ちましょう。

重曹は、お洗濯のほかにも消臭剤として用いられます。重曹を消臭剤として用いる場合には、寝具や衣類、カーペットのほかにも、靴や足のにおい対策にも用いられます。この足のにおい対策として重曹を用いる場合には、ミョウバンと混ぜ合わせ使うことにより、その効き目を上げることができます。 ミョウバンはドラッグストアでも購入できますが、ドラッグストアで購入する場合には、「焼きミョウバン」と表示のあるものを購入して下さい。これをお湯に溶かして洗面器に入れ、水道水で薄めた後 10分から15分程度足をつけておくことにより、足のにおいを解消することができます。 重曹と同様にミョウバンにも足の裏についている雑菌を除去することができます。また制汗作用もありますので、汗をかきやすいという方にです。

せっけんと重曹

重曹は液体せっけんとお酢を混ぜ合わせることにより、泡状のクリームがつくられ、クレーンサーと同様の洗浄力をもつ洗剤が完成します。作り方は、重曹を1カップに対し液体せっけんが50mlお酢を大さじ一杯とします。 はじめにボール、または容器に重曹を入れた後、少しずつ液体せっけんを混ぜ合わせてください。少し硬さが出てくるまで良く混ぜ合わせ、そのあとにお酢を入れてクリーム状になるまで良く混ぜ合せます。クリームクレンザーが完成したら、ガスコンロや換気扇といったキッチンの油汚れのほか、となべやフライパン、電子レンジの汚れにも効果てきめんです。

セスキ水と重曹

最近テレビや雑誌で良く目にするセスキ水ですが、これはアルカリ性で重曹と似た性質をもつものです。水に溶けやすく、油といった酸性の汚れに効果が高いので、重曹を使って落としきれなかった汚れを、セスキ水を用いて落とすこともできます。 重曹の代用品として用いることができますので、洗濯槽の中のカビをとる際にも重曹を使った洗濯槽のカビとりと同じ方法でお掃除することが可能です。ただし、セスキ水は酸性であるお酢を加えることにより中和されてしまい、汚れを落とす効果が下がってしまうので、混ぜ合わせないよう注意して下さい。

誤嚥した場合

重曹やクエン酸を混ぜ合わせると、いろいろな場所に用いることが可能となります。また、天然素材のため、小さなお子さんやお家の中でペットを飼っていらっしゃる方も安心してご使用になれます。とはいえ、どの程度安全なものなのか不安に感じていらっしゃる方も多いでしょう。 例えば、お子さんはなんでも口入れたがるものですので、誤嚥の危険がありますが、重曹の場合はどうなのでしょうか。市販の洗剤は誤って飲み込んでしまうと、すぐに吐き出させ病院を受診する必要がありますが、重曹とクエン酸は飲み込んでしまっても問題はありません。 ただし、「食用」または「薬用」のものに限りますので、お掃除用やお洗濯ように重曹を用いる場合には、必ず食用または薬用のものを使ってください。ホームセンターや薬局で販売されているものは、食用でない場合がありますので購入の際は注意が必要です。

注意点について

まず重曹は洗濯洗剤ほどの洗浄効果がありません。また、殺菌効果も漂白剤ほど強力ではありません。洗濯洗剤には合成界面活性剤が入っており、これが洗浄力を上げる効果をもたらしているため、それが含まれていない重曹は、どうしても洗濯洗剤に比べ洗浄力が劣るということを覚えておきましょう。 また、洗浄力を上げたいのであれば、他の洗剤と混ぜ合わせ用いることをします。メインの洗剤として用いても構いませんが、期待通りに洗い上がるとは限りません。

色落ちに注意

重曹を色柄物に用いる場合には、色落ちや色移りの可能性があるため、お洗濯の前にはまず目立たない部分に重曹を少し塗布してみて、色落ちや色移りの心配がないかどうかを確認してからを選択してください。またシルク素材といった傷みやすくデリケートな素材をお洗濯する場合には、重曹を用いない方が無難です。

水では溶けにくいということ

重曹は低温の水ではとけきらない場合があります。とけきらない重曹は粒子が衣類の繊維の間に入り込み素材を傷めてしまったり、排水口に詰まってしまい洗濯機の故障にもつながります。 重曹を洗濯洗剤として用いる場合には、必ず30度以上のぬるま湯を用いてください。ただし、40度以上の熱湯をお洗濯に用いると、生地の傷みや縮みの原因になりますので、それ以上の温度にならないよう注意が必要です。

湿気に弱い

重曹は湿気に弱いため、保管する際には密閉できる容器に入れ、湿気の少ない場所に保管する必要があります。湿気を吸い取ってしまうと、固まってしまい洗濯洗剤や食器洗い用洗剤として用いることができません。 また、キメの粗い工業用のものは、洗濯槽の内部やシンク、食器を傷つけてしまう可能性がありますので、洗剤として用いるのであれば、食用のものか薬用の重曹を用いましょう。

重曹はお掃除やお洗濯の万能薬

重曹はお掃除屋お洗濯にも用いることができ、安価に購入できるうえ、ドラッグストアやスーパーでも購入でき、使い方も簡単です。歩き始めたばかりの小さなお子さんがいらっしゃる方の場合には、間違えて洗剤を口にしてしまわないかどうか、洗濯物に洗剤が残っていないかどうか気になるものですが、重曹は口に入れても安全な素材のため、赤ちゃんやペットのいるお宅でも安全に使用することができます。 また、他の洗剤と混ぜ合わせることにより洗浄力をアップさせることができますので、これまで重曹をだけでは汚れが落ちなかった、という方でも満足できるでしょう。

初回公開日:2018年02月23日

記載されている内容は2018年02月23日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

アクセスランキング