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マネジメントを学ぶおすすめ本10選・スポーツ/初心者向き

マネジメント

世の中にはマネジメントに関する本が無数にあります。新任管理職やこれから管理職を目指す人、企業する人などさまざまな理由でマネジメントを学ぼうとする人にとってはどの本を選べば良いか迷ってしまいます。そこで目的別おすすめのマネジメント本を一挙にご紹介します。

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マネジメントを学ぶおすすめ本10選

マネジメントを学ぶおすすめ本10選

マネジメントについての関心がかつてないほど高まっています。書店に行けばマネジメントに関する本が所狭しと積み上げられているのに気づくでしょう。内容も部下の管理に関すことから内面のことについてなどさまざまな種類の本があります。 なぜこれほどマネジメントについての関心が高まっているのでしょうか。バブルの崩壊やリーマンショックを経て日本式の雇用環境が見直されているのが原因の一つです。これまでは働き方についても会社が管理をして、社員はそれに従っていればよかったのですが、いまは自律的に自己管理するスキルが求められています。 また、起業や副業を行う人が増えたのもマネジメント本が人気の要因の一つです。能動的な働き方を求める人が多くなってきているということでしょう。

コーチングマネジメントの本

コーチングとは、人材開発の手法の一つです。対話によって相手の潜在的な欲求や関心を引き出し、自己実現や目標達成のための行動を促します。カウンセリングの一種ですが、理論体系が確立しているわけではなく多分に個人の経験則に依拠します。そのため、同じ事象に対してコーチングマネジメントの本によって対処や見方が異なることがあります。

図解コーチングマネジメント(伊藤守著:ディスカヴァー・トゥエンティワン)

図解コーチングマネジメント
図解コーチングマネジメント

コーチングは、人材開発を通じて組織のパフォーマンスを最大限に高めることを目的に開発されました。世界的にも多くの企業で取り入れられておりスタンダードな手法となっています。 本書では、コーチングについて基本的な理論から実践するための手法までの着眼点を図解にして、視覚的に解りやすくまとめられています。 「努力はしているが結果が出ない」「もっとやれるはずだ」「決められたことが実行されない」など組織直面する課題を解決するヒントが満載です。コーチングを学ぶにあたって最適な入門書として多くの企業で読まれている本書は、組織のパワーアップや変革を目指すリーダーにオススメです。

「コーチングのバイブル『コーチング・マネジメント―人と組織のハイパフォーマンスをつくる』の図解本。すべて図解なので、わかりやすい。薄くて安くて読むのに時間がかからない。 これからコーチングの勉強をする人におすすめ。」

モチベーションマネジメントの本

モチベーションとは、人が何か行動するときの動機あるいは動機付けそのものを指します。部下に働く意欲や、業務に主体的に取り組む動機を持たせることをモチベーションマネジメントと言います。 言われたからやるのではなく、主体的・能動的に取り組むからこそ仕事で成果を出せるという考えに基づき、いかにモチベーションを引き出すかということは管理職の課題です。

モチベーション革命(尾原和啓著:幻冬舎)

モチベーション革命 稼ぐために働きたくない世代の解体書 (NewsPicks Book)
モチベーション革命 稼ぐために働きたくない世代の解体書 (NewsPicks Book)

テクノロジーの進化は未来にどのような変化を起こすのか、それによって人間の生き方は変わるのかということを考察しています。 特に冷めていると言われることも多いいまの若い世代。子供の頃から一通りのものが揃っている反面、希望を見出しにくい社会という現状があります。 稼ぐために働くのではなく、自己実現など「自分らしさ」を求める若い世代のモチベーションをいかにマネジメントするかについて本書は問いかけています。 さまざまな職場でマネジメントを手がけてきた著者がたどりついたマネジメントの真髄がこの一冊の本にまとめられています。

「物であふれた現代において、生きがいとは何か、どうすればそれを見つけられるのか、を分かりやすく解説されています。 生きがいとは、自分が大好きなこと、世界が必要としていること、自分が稼げること、自分の得意なこと、この四つが全て重なった点である。 第1章では、昔と今では働くモチベーション(生きがい)の源泉が異なることを分かりやすく解説し第2章以降で、生きがいを見つけるための自分の強みの見つけ方や他者とのチームの組み方などを分かりやすく具体的に説明されてます。 著者の「ITビジネスの原理」「ザプラットフォーム」や 「突破するデザイン」ロベルト・ベルガンディ 「Whyから始めよ」サイモン・シネック と合わせて読むとより理解が深まるだろう。」

メンタルマネジメントの本

パフォーマンスの善し悪しはメンタル面が左右することが非常に多くあります。同じことをするにしても、メンタルが安定している時とそう出ないときでは成果の出方が全く異なります。 メンタルマネジメントの目的は設定した目標に対してどのようにアプローチするかという時に、安定したメンタルで本来の力を発揮できるように自分をコントロール、マネジメントすることです。

メンタル・マネージメント(ラニー・バッシャム著:星雲社)

メンタル・マネージメント―勝つことの秘訣
メンタル・マネージメント―勝つことの秘訣

ライフル射撃競技オリンピック金メダリストである著者が勝つための秘訣について語っている本書です。スポーツ面のみならず、ビジネスや教育などあらゆるシーンで力を発揮できる安定した精神をマネジメントするための手法を学ぶことができます。

「仕事でメンタルを鍛えなくてはいけない場面があり、上司にすすめられ購入しました。 何をするにもまずはマインド面を整え、メンタルを強くする。 そうする事で、成功を導き出せるということで、言われるまま実践しましたが、確かに効果があったような気がしています。 スポーツでもビジネスでも何でも、まずはマインドやメンタルを鍛える事が大切なんだなと、改めて感じさせられた一冊でした。」

ストレスマネジメントの本

現代はストレス負荷の強い時代です。仕事のプレッシャーや人間関係のストレスなどからメンタル面で不調をきたす人も多くいます。社会の中で生活していく以上、ストレスをゼロにすることは難しいでしょう。そこで必要になるのがストレスをうまくマネジメントする方法です。

心を強くするストレスマネジメント(榎本博明著:日経文庫)

心を強くするストレスマネジメント (日経文庫)
心を強くするストレスマネジメント (日経文庫)

本書では、ビジネスパーソンが知っておくべきストレス対処法やストレスで心が折れないためのメンタルタフネスの身につけ方がわかりやすく解説されています。著者は『「上から目線」の構造』など、心理学の知見をベースに、鋭く現代日本社会論を執筆してきたこの分野の第一人者です。 「空気を読む」など周囲との人間関係を気にしすぎるあまりストレスをためてしまうなど、日本人ならではの特徴をふまえて解説しています。メンタルヘルスの問題は多くの職場にとって克服すべき喫緊の課題です。セルフケアだけではなく、管理職などのマネジメント層向けに、本書は有効に活用することができます。

「解かりやすく自分に置き換えやすいい、自分仕事環境の改善に役立つと思う!我慢しすぎず自分環境を改善する指針に成る。」

チームマネジメントの本

経営者や部下を抱える管理職にとってチームのパフォーマンスを最大限に発揮させることが望みでもあり、難しくもあります。チームといっても構成員は本当にさまざまなタイプがいます。人によって接し方を変えたりなどの試行錯誤を繰り返しながらマネジメントをして行くことになります。 一流のチームではどのようなマネジメントが行われているかを知る機会はそう多くはありません。本などで事例を研究することも本当に強いチームを作るためには必要なことです。

最高のチームに変わる「仕組み」のつくり方(石田淳著:実業之日本社)

最高のチームに変わる「仕組み」のつくり方 行動科学的リーダーシップ
最高のチームに変わる「仕組み」のつくり方 行動科学的リーダーシップ

チームリーダーが陥りやすい間違いとして部下を管理し、コントロールしようと試みるというのがあります。しかし、それでは指示通りにしか動けない指示待ち人間を増やすだけで、問題の本質的な解決になり得ません。 できる人のマネジメントは、部下が自発的・主体的に仕事に取り組むような「仕組み」作りに力を注ぎます。目標設定の仕方、評価方法、コミュニケーションの取り方や無駄を廃したチーム運営など本書では、「行動科学的マネジメント」をベースに仕事を本質から変えていく現場の作り方を学ぶことができます。

組織マネジメントの本

組織も人員が増えてくれば、いろいろな問題が起きるようになってきます。会社を大きくするためには人員を増やす必要がありますが、人を増やすと問題が発生する。多くの企業経営者はこのジレンマに悩まされます。 組織をどのようにマネジメントするかは企業が拡大する中で避けては通れない問題です。行き当たりばったりではなく、きちんとした組織をベースにしたマネジメントをするためには何から手をつければ良いのか。組織の本質を理解する必要があります。

トヨタの現場力((株)OJTソリューションズ著:KADOKAWA)

トヨタの現場力 生産性を上げる組織マネジメント
トヨタの現場力 生産性を上げる組織マネジメント

日本を代表する企業のトヨタ。本書ではトヨタが80年の業歴の中で培ってきた人材育成と「カイゼン」スキルについて詳細に解説しつつ、「現場の組織=現場力」を根付かせ、高めていくための実践手法を紹介しています。 著者OJTソリューションズがトヨタ方式でコンサルティング指導し、生産性向上や利益向上に成功した350社以上の豊富な事例を紹介しています。「現場力」を高めるための具体的な目的の設定と手法が解説されています。対象も、製造業だけでなく銀行や病院、自治体など、どんな組織でも活用することができます。トヨタの組織マネジメント方法の本質を学び、導入から実践するための参考本として活用できます。

「製造業の現場管理の最高のバイブル本。モチベーションを上げ方や、現場のマネジメントがこれを見れば一目瞭然。製造業だけでなく、あらゆるプロジェクトのマネジメントにも使えるので、全ての業界の人が目を通したら良いと思った。」

サプライチェーンマネジメントの本

サプライチェーンマネジメントとは物流システムを1つの企業の内部に限定せずに、いくつかの企業間で物流システムを統合的に構築することで、経営の成果をより高めることを目的としたマネジメント手法のことを言います。 複数の企業間とは親会社・子会社のような企業グループ内での関係だけでなく、資本関係にない企業間で統合された物流システムもサプライチェーンマネジメントとされます。 原材料の供給から始まり、各業務プロセスの全工程を一つのビジネスプロセスとしてとらえます。その際に企業や組織の枠組みを廃しプロセスの全体最適化に注目して、製品やサービスの付加価値を高めることで企業に高度な成果をもたらす戦略的な経営管理手法とされています。

サプライチェーン・マネジメント概論(苫瀬博仁著:白桃書房)

サプライチェーン・マネジメント概論: 基礎から学ぶSCMと経営戦略
サプライチェーン・マネジメント概論: 基礎から学ぶSCMと経営戦略

サプライチェーンとは原材料の調達から生産、流通、消費までの一連の業務プロセスを複数の企業間で統合し共有する仕組みのことです。災害等で起きるサプライチェーンの寸断が、広く大きな影響を最終消費者にまで与えたことで、改めてその重要性が認識されています。 本書は、サプライチェーン・マネジメントの基礎知識が分かりやすく平易にまとめられています。 近年サプライチェーン・マネジメントは経営の効率化において関心が高まっています。本書では導入に際して最初に知るべき必要な情報が記載されています。本書第1章ではサプライチェーンの具体例が多数紹介されていて、基礎的なことから学べるように工夫されています。経営学や工学を専攻する人だけでなく、一般の方のサプライチェーン・マネジメント入門書としても適しています。

管理職マネジメントの本

管理職として部下を持つようになると、自分の仕事だけに集中するわけにはいかなくなります。本来の管理職の意味からいえば、プレイヤーからマネジャーに役割が変わります。 もっとも近年ではプレイヤーでありながらマネジメントも行うことを求められるなど管理職の職制が変容している部分も見受けられます。 いかに部下の仕事をマネジメントするか、は管理職にとって永遠の課題です。単に管理するだけではなく育成や評価をすることで組織を生産性の高いものへと成長させていくことが、自身の評価につながります。また法律や働き方も時代によって変わりますので幅広い知見と新しい知識に対応する柔軟性が求められます。

管理職の基本と原則(本田和盛著:労務行政)

厳選100項目で押さえる 管理職の基本と原則
厳選100項目で押さえる 管理職の基本と原則

管理職となるとプレイヤーとは違いさまざまな課題・問題に直面することになります。特にいかにして部下を動かすか、どうすれば部下を育成できるのか、など人材マネジメントは必須のスキルです。 本書では、組織をまとめる上で必要なスキルやノウハウ、 部下を指導・育成していく上で必須のマネジメント知識など、 管理職が直面するさまざまな課題から100種類の豊富な事例を紹介しています。 「部下観察チェックシート」や「職場風土チェックシート」など実務的な資料も豊富に用意されています。 新米管理職向けの課題図書として、また研修用のテキストとしても利用できる本です。マネジメントの本質を理解し、実践することができるようになるでしょう。

プロジェクトマネジメントの本

プロジェクトマネジメントとはあるプロジェクトを成功に導くことを目指して活動を管理することです。プロジェクトを構成する各活動の計画立案、日程表の作成、および進捗管理が含まれます。 マネジメントの内容としては、予算の獲得や配分、人的資源の配置にスケジュール調整など多岐に及びます。期限や予算に制約がなければ、誰がやっても一定の成果が出るものと考えられています。しかし通常はそれらに関して制約があります。 適切なマネジメントをすることで、期限内に、与えられた予算や資源を用いて顧客が満足する成果物を完成させることを目標とします。全体を統括して指揮したり、関係各所と交渉する調整能力が求められます。

プロジェクトマネジメント実践講座(伊藤大輔著:日本実業出版社)

「プロジェクトマネジメント」実践講座
「プロジェクトマネジメント」実践講座

プロジェクトマネジメントに対する関心は高まってきています。プロジェクトマネジメントでは「目標設定」「計画立案」「実行」「完成」するために予算や資源、期限を自らコントロールして自分も周囲も動かすことが必要です。 本書では、プロジェクトマネジメントの具体的知識と手法を「目標設定」「計画」「実行」という3つの視点を中心に解説しています。プロジェクトの進捗に沿って、いろいろな図を使って視覚的にわかりやすく説明しています。 著者の会社はプロジェクトマネジメント研修事業でこれまで約2000名のプロジェクトマネージャーを育てた実績があり、現場の声も本書では再現されています。

営業マネジメントの本

営業活動はすべての企業において基本となるものです。後述するドラッカーもその著作本の中で常に企業の本来の目的は顧客を想像することにある、と語っています。どれだけ優れた技術やサービスを持っていても顧客を獲得できなければ企業は存続することができません。 顧客を創造し、維持するために必要なのが営業マネジメントです。「目標を定め管理する」「行動方針を定め管理する」「顧客管理」「業務へのモチベーションを喚起し管理する」ことを基本としています。 企業としての営業の方向性を決め、管理職が部下をマネジメントすることで成長や発展に必要な業務上の成果を創出するための営業戦略を具体的に落とし込んだものです。

リクルート式「最強の営業マネジメント」のすべて(大塚寿著:PHP研究所)

リクルート式―「最強の営業マネジメント」のすべて
リクルート式―「最強の営業マネジメント」のすべて

本書は日本を代表する人材輩出企業であるリクルートで学んだ営業マネジメントを理論化・体系化してまとめたものです。 「提案力」や「コミュニケーション力」を磨くことで、商品力が劣っていても売れる仕組みを作り出すことができると本書は説きます。著者は部下の「営業力」をいかに高め、引き出すかが管理職に求められる営業マネジメントであると喝破しています。 「気合と根性でなんとかしろ」ではなく人を動かすにあたっての目標設定や行動のためのモチベーションなど現場で実践できるマネジメント理論を学ぶことができます

初心者向きのマネジメントのおすすめ本

初心者向きのマネジメントのおすすめ本

初めて管理職になった人や、自己啓発のためにこれからマネジメントを学ぶ人にとっては何から学べば良いのか戸惑うことも多いはずです。すぐにでも始められる学習法として本を読むことをお勧めします。本からはさまざまな事例を知識として習得することが可能です。 あとは蓄えた知識を以下に組織に落とし込むか、実行力していくサイクルを作ってしまえば悩むことはありません。そんなマネジメント初心者に頼りになるのが以下にご紹介するマネジメント本です。

新任管理職にもわかりやすい本

いま中間管理職が大変苦しい状況に置かれています。十分な管理職研修を受けられないまま高いスキルを求められています。 またセクハラやパワハラ、部下がうつ病などで休職するなどかつてはあまりなかった問題も起きるようになっています。仕事の成果のみならずメンタルにまで気を配るなどマネジメントの範囲は広がっています。

はじめての課長の教科書(酒井穣著:ディスカヴァー・トゥエンティワン)

新版 はじめての課長の教科書
新版 はじめての課長の教科書

管理職として本格的に組織内でマネジメントが求められ始める職制が課長です。これまでのプレイヤーから全体を統括する職務への昇進にあたって必要なスキルや心構えを、豊富な事例をもとに解説しています。 課長になったばかりの人や、これから課長を目指す人などが「課長の仕事」を基礎から学ぶには最適な本です。

マネジメント初心者に読みやすい本

とにかくマネジメントという言葉にすら、これまで縁がなかったという人にとっては取っつきやすい本であることが重要です。わかりやすさに力点を置いた構成で飽きないように読ませる文章力や仕掛けのある本をご紹介します。

図解・やるべきことがよくわかるドラッカー式マネジメント入門(武石健著:イースト・プレス)

図解・やるべきことがよくわかるドラッカー式マネジメント入門
図解・やるべきことがよくわかるドラッカー式マネジメント入門

仕事の進め方から、時間管理法やモチベーションの上げ方から部下のマネジメントまで幅広いマネジメントが本書では学べます。ドラッカーのエッセンスを図解でわかりやすく解説しています。結果を出せる仕事の進め方を学ぶには最適な本です。

スポーツのマネジメントのおすすめ本

スポーツのマネジメントのおすすめ本

スポーツ指導にも企業のようなマネジメント理論を取り入れるケースが増えています。いままでは指導者の個人的な経験則で行われていた指導がスポーツ科学や医学の発展に伴い理論的・体系的にまとめられるようになりました。

野球に関する本

日本では野球は最もポピュラーなスポーツの一つです。適材適所な配置や人事の育成について企業内のマネジメントと通じる部分も多くあります。野球の名将と呼ばれる人の本をマネジメント研修に取り入れている企業もあります。

一流のリーダーになる野村の言葉(野村克也著:新星出版社)

一流のリーダーになる 野村の言葉
一流のリーダーになる 野村の言葉

選手としても一流だった野村克也氏。しかし氏の本髄は監督としてのマネジメント術。野村再生工場と呼ばれた他チームを戦力外になった選手の再生術。弱小球団の楽天を優勝に導いたチーム掌握術など管理職や経営者が学ぶべき点を野村氏の発してきた数々の言葉と事例で解説しています。部下が思い通りに動いてくれないと悩むマネジメント層におすすめの一冊です。

サッカー関係の本

サッカーの母国イングランドでは日本でいう、いわゆる監督という言葉はありません。彼らはマネジャーと呼ばれます。誰を獲得すべきか、どの選手を試合で使うのかや練習方法、戦略や戦術までマネジャーが行う仕事は多岐に渡ります。 個性が強く時には「大きな子供」とも言われる選手たちをいかに束ねるかはマネジャーの指導力にかかっています。

ザ・マネージャー(マイク・カーソン著:SBクリエイティブ)

ザ・マネージャー
ザ・マネージャー

世界でも有数の名将たちへのインタビューを中心に構成されている本書。「才能はあるが問題児」「危機に陥ったチームをどう方向転換させるか」など常に厳しいプレッシャーにさらされる中で名将たちがどのようにチームマネジメントを行ってきたかが学べます。 スポーツチームという枠を超えて、一般企業のマネジャーにも参考になる人心掌握や組織の固め方をこの一冊から知ることができます。

マネジメントとリーダーシップの違い

マネジメントとリーダーシップの違い

マネジメントにリーダーシップは必要か、というのはよく問われる命題です。かつてはリーダーシップやカリスマ性がマネジメントには必要だという考えもありました。しかし現在ではマネジメントにおいて必要なのは「仕組み」です。 「仕組み」を作ってしまえば、誰が管理職についても一定の成果を出せる。企業にとってはそのような方策の方が継続性を獲得できるからです。マネジメントはPDCAのサイクルを検証したり人材開発のための政策など組織のあり方を問うものです。

ピータードラッカーとは

マネジメントを学ぶ上で避けて通れないのがピーター・ドラッカーです。ドラッカーはオーストリア出身のドイツ系ユダヤ人でナチスドイツの迫害を逃れるために、アメリカに移住します。アメリカの大学で経営学を長年にわたり教えてきました。その思想は多くの経営者に影響を与えてきました。

マネジメントの発明者

ドラッカーはマネジメントの発明者と言われています。ナチスの勃興による社会的混乱で古いヨーロッパ的社会が崩れていく状況に直面します。そして20世紀の新しい社会原理として企業の持つ社会的使命を研究するようになります。 自律した組織を作ることが企業の目標であり、そうすることで企業は生き抜くことができると考えています。こうしたことからいかに人を管理するか、そのために組織構築としてマネジメントの手法を考案しています。

マネジメントの父

ドラッカーはマネジメントの父と呼ばれています。その思想の根底にあるのは「いかにして人を幸福にするか」です。ナチスが勃興する中ユダヤ人として迫害の対象になる危険を身を持って感じたドラッカーは全体主義の危険性をよく理解していました。 そこで個々人のパフォーマンスを発揮するために組織が用意することをマネジメントと位置付け自律的な組織の構築を企業がなすべき使命と論じています。

もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら

日本における近年のドラッカーブームを作り出したのが岩崎夏海の小説『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら』です。アニメ化や映画化もされ若い層にもドラッカーのマネジメントのさわりの部分が知られるようになりました。

マネジメントは人を幸福にする

マネジメントは人を幸福にする

マネジメントに必要なのはドラッカーの言うように「人を幸福にする」という前提です。管理して縛り付けるのではなく、うまくマネジメントすることで各人の能力を最大限に発揮させ、自己実現を達成することが目的です。 管理のための単なる仕組みではなく、成果を出すための、誰でもできる仕組みを作ることこそマネジメント層がしなければならないことです。

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