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休職の理由と書き方|会社/看護師/教師・転職時・治療/留学

退職ノウハウ

社会人であれば誰もが抱える仕事の悩み「人間関係がうまくいかない。」「親の介護で休みたいけれど人手不足で言い出せない。」こんな理由から退職を考えている方はいませんか?退職前の選択肢に『休職』を!今回は休職理由や申請方法など、気になる『休職』についてご紹介します。

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あなたの休職理由は??

あなたの休職理由は??

不妊治療や妊活が休職理由のケース

2012年から発足した安倍政権の一押し『アベノミクス』の方針で、女性の社会進出が推奨されてきました。また少子高齢化社会において、女性を含めた働き手確保は必須です。いざ就職してみると時間外労働や人手不足、有給消化率の低迷など、働き手にとって悪条件にあることが現状です。  そんな中結婚し「子供が欲しい」と考えても ・「有給を使って休める環境にない。」 ・「同僚に迷惑がかかってしまう。」 など多くの理由で不妊治療や妊活のための退職を余儀なくされるケースがあります。 しかし会社によっては現代の傾向を考慮し、不妊治療や妊活のためと申請をすると休職を認めるケースもあります。

育児や子供が休職理由のケース

最近よく耳にする待機児童問題や保育料ですが、お母さんになった女性の中には、働きたいと感じても、 ・「預けられる保育所がない。」 ・「保育料が高い。」 などの理由で、就職または復帰できないという方が多くいます。 また、いざ就職しても幼児期や小児期には風邪を引いたり、熱を出すことが多く、その都度早退することが難しいという環境で「子供が大きくなるまでは」と退職したり就職を断念する場合があります。 しかし現在は育児休業給付金の制度もあり、場合によっては2歳まで利用可能で、こういった制度を利用し休業することがあります。ただし、休業と休職は別物ですのでご注意ください。

留学が休職理由のケース

大手会社では社内の公用語が英語という企業もあり、 ・「就職はしたけれど、専門的なスキルアップのため海外留学をしてみたい。」 ・「もともと海外留学に興味があり、お金も溜まったから行ってみよう。」 と考える方も増えてきています。企業によっては会社規定や上司への相談により、留学による休職が認められているケースがあります。

勉強や進学が休職理由のケース

・「新しい資格が欲しい。」 ・「スキルアップのため進学したい。」 という理由で休職を希望する方がいます。 一例として「看護師として就職したけれど助産師になりたい」と申請した場合、職場復帰を条件として休職が認められるケースがあります。このように勉強や進学により新しく身につけた知識やスキルを会社に還元できる場合、休職を認められるケースがあります。

介護が休職理由のケース

少子高齢化社会が進んでいる現代において ・「介護が必要だけど入れる施設がない。」 ・「施設に入れるのは抵抗があるから自分で看てあげたい。」 と考える方も多いです。 厚生労働省により『育児、介護休業法』というのが制定されており、条件によって介護による休職が認められるケースがあります。

うつによる休職理由のケース

うつは現代病と言われており、今では病気による休職願いの多くがこの病です。しかし現状では ・「恥ずかしくて会社には言えない。」 ・「人が足りないのに、うつで休みたいとは言えない。」 とうつに対して悲観的に考える方が多く、申請をする前に退職してしまうケースが大半です。 しかし退職を決意する前に治療目的であることを会社側に伝えると、病休もしくは有給扱いで休むことができ、これがうつによる休職理由のケースとなります。

休職理由が特にないケース

誰もが一度は経験したことがある ・「なんとなく仕事に行きたくない。」 ・「どこにも悪いところはないけれど体調がなんとなく良くない。」 という漠然とした休暇理由ですが、一度仕事を休んでしまうと翌日復帰するのが億劫になるこがあります。 こういったケースの場合「医者から診断書をもらうことが難しいだろう。」と自己判断し、中にはそのまま退職してしまう方がいます。しかし医者に相談すると診断書を発行してもらえる場合もあります。また会社によっては上司に素直に現状を相談してみると、一時休職するという選択が可能なケースがあります。

職業別に見る休職理由と申請方法の書き方とは??

職業別に見る休職理由と申請方法の書き方とは??

職業別に関わらず、前述にある理由で休職をするケースは共通です。休職は企業によってまたは法律によって決められているケースがありますが、現状として申請できずに悩んでいる方も多いです。申請方法など正しい知識を得ることで、自分の権利を主張することが可能です。 基本的に休職届けの書式は会社によって異なるため、就業規則にのっとり書式に記入します。休職届に最低限記載する項目は以下のとおりです。 1.表題(休職届) 2.申請年・月・日 3.提出相手の所属名・役職・氏名 4.自分の所属部署名 5.自分の氏名・印鑑 6.休職希望期間 7.休職理由の証明書(医師の診断書・進学する場合など) 8.休職中の連絡先 では職業別にみると、どのような休職理由が多いのでしょうか。

会社員編

会社員の中には「ノルマがあって辛い。」「残業が多く、プライベートが犠牲になる。」と経験年数が浅いほど悩みを抱える場合が多です。特にノルマに対するプレッシャーからうつ病を発症し、休職するケースが増えています。

看護師編

看護師編

看護師は専門職ということもあり、個人のスキルアップが常に求められる職業です。また近年では認定看護師の需要が高まっています。認定看護師になるためには半年間の研修が必要で、資格取得のために休職するケースがあります。 また看護師は命の現場でプレッシャーがかかる、女性が多い職場で人間関係に悩むという事例が多く、休職理由で大半を占めるのがメンタルヘルス不調によるものと言われています。

教師編

教師の休職理由で約6割を占めるのがメンタルヘルス不調によるものと言われています。昨今よく耳にする『モンスター・ペアレントですが、教師に対する訴えも多様化し、保護者との間にトラブルを抱えることで精神疾患を発症するケースが増えています。

公務員編

近年公務員の人件費削減のため人員削減をしている傾向にあります。そのため人員を増やすことができず、仕事の量の多さに悩む人が増えています。また公務員の場合制度が完備されていることから、休職後の給料面に対する不安が軽減されるため休職に踏み切るケースが多いです。

転職したい時、あなたなら休職理由をどんなふうに説明する?

転職したい時、あなたなら休職理由をどんなふうに説明する?

 基本的に休職中の転職活動は問題ありませんが、休職の理由が転職だった場合、会社側に申請がとおる可能性は低いと考えられます。あくまで休職した結果復帰することが条件ですし、さらなる貢献が求められます。 また、仮に休職中に転職活動を行った場合、応募先の会社にもマイナスイメージを持たれてしまうため、退職後に転職活動を行うことをお勧めします。 それでも転職を理由に休職したいことを伝える場合は、 ・親の介護が理由で仕事とプライベートとのパワーバランスが保てない ・精神的ストレスが大きく、このままでは働けない と現状を伝え、休職しても状況が変わらない場合は人生設計を考えて転職の可能性がある旨をあらかじめ説明しましょう。

休職期間別にみる休職理由とは??

休職期間別にみる休職理由とは??

業務外の主な理由はまず1ヶ月!

休職期間は休職の理由が「業務上の理由」なのか「業務外の理由」なのかにより変わる傾向にあります。 ここでは業務外の理由について一部ご紹介します。 ・持病の悪化 ・プライベートで負った怪我 ・切迫流産や切迫早産など妊娠経過中に伴う要安静 ・一時的な介護 などが挙げられます。総務省の統計データによると、休職期間を1ヶ月とする人は全体の約12%です。 休職理由の6割を占めるメンタルヘルスの不調は「業務上の理由」に該当することが多く、また1ヶ月で回復する見込みが低いと医師から判断されることが多いです。

最も多い休職期間は??

全体の30%を占めるのが60~90日です。ここには「業務上の理由」も含まれます。しかし最も多いメンタルヘルスの不調による休職は見込みが難しく、復職ができないケースも多いのが現状です。

診断書がない場合どうしたら良いの??

診断書がない場合どうしたら良いの??

「医師に診断書をお願いしたけど出してもらえなかった!」と悩んではいませんか。基本的に診断書がない場合、休職することは難しいです。ではそんな時どうしたら良いのでしょうか。 ・診断書を出してくれる他の医師を探す ・上司に相談する ・有休を利用する などが挙げられます。まずは有休を利用して、それでも回復の見込みがない場合、再度医師へ診断書を依頼するというのも休職するきっかけとなるケースがあります。

無理はしないで! 退職の前に休職を

無理はしないで! 退職の前に休職を

いかがだったでしょうか。休職理由はさまざまで職種によっても違うケースがあることがわかりました。しかし人手不足や会社の体制により、なかなか言い出せない人がいることも事実です。 メンタルヘルスの不調を訴える人が多い中『我慢』が悪化の引き金になることもあるでしょう。「休職するなら退職」を選択するのではなく、まず上司や医師に相談し、「休職からの復帰」を目指すことをお勧めします。

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